≪ エジプト、食事、交通、宗教 etc≫

2003年11月エジプト旅行報告(13)
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■ 旅行前に 「一番に気をつけねばならない」 と思っていたのが、下痢である。
水はミネラルウォータ以外は飲むな、
カット野菜、カットした果物は食べるな、、、とのクドイ程の諸忠告を忠実に守った。
そして、その結果は、、、、、、、、、、、、
           

食事は全て旅行代金に含まれていたので、自分で選択する機会は全くなかった。
ミネラルウォータは、観光するバスで、中ボトル=2エジプトポンド、大ボトル3ポンドで売っていたので、飲み水は全てミネラルウォータである。  歯磨き用のすすぎ水もミネラルウォータを使用した。
ファンタのような炭酸飲料は、街中の売店で5〜8ポンドで購入。
レストランでの食事中の飲み物も、ミネラルウォータ、コーヒーetcと全く生水とは縁切りを徹底していた。
朝食は、ホテルでバイキング、、昼と夜は、レストランで、2度だけお昼がお弁当であった。

レストランでのメニューは、↓のような1ディッシュの盛り付けメニューばかりである。
1度の中華レストランのみが、中央に大皿の円卓料理であった。

↑カバブ

↑チキン

↑デザート
今まで、海外旅行で体調を崩した経験は全くなく、何でも興味深く食べる事が出来る。
今回も調子良く数日を過ごしていたのだが、、ホテルでの朝食で生野菜を食べてはならない、、との忠告を守った為に、少しイライラ感が出てきた。
思い返せば、今までの海外旅行では、ホテルの朝食で、ヨーグルト、果物、新鮮な野菜を集中的に食べて体調を整えていたのだ。
今回は、昼夜も自由の無い窮屈な食事。 常に少しの不快感が、ストレスが溜まっていたようだ。

同じグループの中には、殆んどが持参のレトルト食品をお湯で戻して、、と言うべテラン旅行者もいた。
私も、不満が残りながらも無事10日目に、、、、
夜中に起きて、シナイ山登山である。 寒い山頂で1時間程、じっと日の出を待ち、快調に下り、、、
聖カタリーナ修道院が見え出した頃、突然に、腹痛が始まったのだ。 何故だ!!
山頂で冷えたのが原因か? 昨日の昼弁当か?
とにかく、ホテルまで我慢が出来て、、部屋に飛び込むなりトイレへ、、、、、、、
堰を切ると止まらない。 長々と座り込んでしまった。  持参の抗生物質を呑み、、、食後に3度、
ひとまず、落ち着いたので、午前の観光 聖カタリーナ修道院に出発。
ところが、ここでもトイレに駆け込んでしまった。 そしてホテル帰ってもう一度。
抗生物質のせいか、これ以後は、異常を感じずに、カイロでの夕食へ、、
カイロの<唐城>という中華飯店
久しぶりに美味しい食事であった。 中華菜のあんかけのなんと新鮮に感じたことか! 白い茎のハリハリ感の心地良い事!!
気分爽快、、夜のハーン・ハリーリへ、、夜も快眠。
抗生物質は好く効いたと飲むのを止めた。
ところがである、翌朝の考古学博物館の見学中に急にトイレに駆け込む羽目に! しかも、教えられたトイレが女性専用で、男性用は、なんと建物の反対の端にある。 しかし、これが最後であった。 モチロン、もう一度 抗生物質を飲んだのだ。
我が嫁はどうだったかと言うと、元々腸が弱く、日頃から頻繁に下痢をしている。
今回の旅行中も、中程から、スープ状のモノしか口にしていない。 本人も慣れたものなのだ。
帰国後、1週間程調子が悪かったようだ。 薬剤師のクセに抗生物質を飲まないのだ。

日頃から丈夫な私の下痢の原因は??
口を ゆすぐ のもミネラルウォータを使ったのに、、、、、、、、
デザートも火の通ったと思われるものしか食べなかったのに、、、
何処かでミスを犯したに違いない。

エジプトの食べ物で美味しかったのは、ナンに似た<アエーシ>というパンだ。
熱々を何も付けずに食べると、香ばしく味わいがある。
ただ、冷たく冷え切ったものは味気ない。

店の入口で焼いているのを見ると、、
上の写真は、マキで焼いているが、
下の写真は、ガスの炎である。
下の店は、、なんと冷え切ったアエーシばかり出してきたのだ。
心使いの無い店は、何をしても徹底している。

今回の旅行で特徴的なのは、
<ラマダン>期間に遭遇した事だろう。
直接に影響を受けたのは、スフィンクス神殿が3時に閉門するので、ピラミッド見学を急がされた事だ。  旅行9日目のスエズでは、ラマダン明け初日のお祭り気分に遭い。 カイロでは、超混雑の市内交通、カイロタワーの長蛇の列。
イスラム教という知らない宗教の国は、初めてだった。
失敗もあった。 カイロ到着初日の夜、街に出た時だ。 →
駐車中の車の間から路地を渡ろうとすると、古びた敷物が路上に置いてある。 道の仮舗装かと思い歩き出すと、、大きな怒鳴り声が、
ここでお祈りをするらしいのだ。 何処でも敷物で祈りの場に早代わり
想像もつかなかった。

 ↑ 路地に敷かれたジュータン

<これは便利>だと思ったのは、
 ←マイクロバス、、、バンを改造した個人営業だ。
手を上げれば何処でも停まる。 ドアを開けたまま走っている。 頻繁に乗り降りしていた。 台数も多く、利用者も多い。
日本もこのような相乗りタクシーを増やす必要がある。

だまされた香水屋 →
まだエジプトで買物をしていない状態でガイドに案内された。
様々な香水を試してみせて、、、よくある光景
香水なんて点ける習慣はないので、香水瓶なら置物としても土産に出来ると思い、値段も安いので、2瓶購入。 (添乗員も寄って来て薦めるので、、)
翌日、初めて自分で買物をして見ると、、、なんと、想像を絶する安さ、なんだ。
 

←現地人で賑わうショッピングビル
2.5LE均一価格 と表示されている。
いわゆる50円ショップなんだ。
商品は、日本の100円ショップと殆んど同じ。


■  帰国の日、午前中が自由行動だったので、タクシ−で街に出た。
ホテル前のタクシーは安心と聞いていたが、、帰りに街でひろったタクシーも同じ値段。
近場だと 100円なのだ。  (タクシーには4回乗っただけだが、、、)
乗った時に、価格の確認さえしておけば、比較的安心なのではないかと結論。
慣れてくれば、何も怖がる事はない異教の国、、、陽気な人柄の国
 (特殊な場所を選ばなければだが、)

最後には、エジプト人に好印象を持ったエジプトでありました。

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