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≪北イタリア、フランス、ベルギーの旅 (14)
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ブリュッセル : ベルギー王立美術館チョコレートだけの街? やはりブリューゲルの絵画 Pieter Bruegel 2006/05 |
ブリューゲルの美術館と言えば、ウィーン美術史博物館を思い出す。 ブリューゲルの絵に圧倒されたと言うよりも ウィーン美術史博物館の目玉作品である。 地元ベルギーには少ない、、との情報で、あまり期待はしていなかったが、 ブリュッセルのベルギー王立美術館には、大いに満足させられた。 予想外の充実した佳作群が、、その数の多さにも戸惑ってしまった。 ブリューゲルを中心に、少しでも記録しておかねば忘れてしまいそうだ。 ( 所蔵作品案内を2冊買ったが、、掲載作品は限定されている。 ) ■ ■ ■ ■ ☆ ■ ■ ■ ■ 関連する画家ブリューゲルは4人いる。
Pieter Bruegel T 『 イカロスの墜落 』 73.5 x 112 cm 1558 Pieter Bruegel T 『 反逆天使の失墜 』 113 x 163 cm 1562 Pieter Bruegel T 『 東方三博士の礼拝 』 124 x 169 cm(115.5x163) 1556? Pieter Bruegel T 『 スケーターと鳥の仕掛罠のある冬景色 』 37 x 55.5 cm 1565 ↑ Pieter Bruegel T 『 ホーベケン教区の祭り 』 1559-1560? ↑ ↓ 模写ではないが類似の主題だ。 ↓ Pieter Bruegel U 『 ホーベケン教区の祭り 』 『 ベツレヘムの幼児虐殺 』 Pieter Bruegel T 『 ベツレヘムの戸籍調査 (十分の一税) 』 115.5 x 163.5cm 1566 ↓ 息子の模写 ↓ Pieter Bruegel U 『 ベツレヘムの戸籍調査 』 Pieter Bruegel Uの模写 『 謝肉祭と四旬節の喧嘩 』 121.3 x 171.5cm 1566 Pieter Bruegel Tのオリジナル作品 ( 118x164.5cm 1559 ) は、ウィーン美術史博物館にある。 この模写は、ナカナカ違いが見つけられない程正確である。 色彩は違うが、、、
Pieter Bruegel U 『 農民の結婚祝いの踊り 』 38.5 x 51.5cm 1607 Pieter Bruegel Uの模写 『 ベツレヘムの幼児虐殺 』 120.5 x 167cm 1566 父のオリジナル ( 111x160 ) は、ウィーン美術史博物館所蔵 以上がブリューゲルの部屋に展示されていた作品。 |
相当離れて、、別のコレクションにブリューゲルがあった。 Pieter Bruegel T 『 聖マーチン 』 Pieter Bruegel U 『 De Terugkeer Van De Bedevaart 』 Jan Bruegel U 『 De Calvaireberg 』 Pieter Bruegel T 『 良き羊飼い 』 40 x 54.5cm 1565? 自分を犠牲にして羊を守る、、 ブリューゲルの絵に解説すると、、きりがない。 幾らでも発見できることわざと教訓、、そして、、、 それがブリューゲルの魅力でもあるが、、 以上で、大ブリューゲルの作品は見逃さなかったと思うのだが、 PIETERではない JAN 等は他にあったような気もする。 旅行前に何があるか確認できずに行ったもので、、 とりあえず見たものを撮って、、所蔵品目録で整理しよう、と思ったのだが 所蔵品目録が、、簡単すぎた、、、 |
ブリューゲル以外も充実していた。 クリヴェッリ、クラナック、マサイス(Jan Massys)、ルーベンス、Wappers Gustaf 等など Frans Francken U(1581-1642) 『 バベルの塔 』 Joos De Momper U(1564-1635) ↑ これはナカナカ良い。 天まで登る人間の塔 ↑ 「 バベルの塔 」 絵画集へ Jacob Isaacsz. Van Swanenburg (1571-1638) ヒエロニムス・ボッシュ 『 聖アントニウスの誘惑 』 レプリカ 131.5x53+133.5x119.5+131.5x53
ベルギー王立美術館、、、 さすがに一国を代表する美術館である。 ブリュッセル訪問は無駄ではなかった。 |
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観光客用のグラン・プラス 東洋系観光グループが目立つが 賑わい無く寂しい感じだ。 |
高級ショッピング街のルイーズ広場 観光客は見当たらず、、 地元の労働者、学生が電車を待つ。 朝なのだ。 |
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グラン・プラスのワンカット |
ルイーズ広場のワンカット |
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モネ劇場 |
オペラ公演でもあれば、、バレエでも良い。 その日に合わせて訪れたのに、、、、、 旅行中には全く公演がない、、一国の首都なのに寂しい。 劇場の外観も良くないが、、、 内部さえ良けれ良いのだが、、 バレエ以外はあまり期待できないだろう。 |
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ひと通りの観光名所は回ったが、、予想通り驚くべきものなし。 来たくはなかったが、、我が嫁が見たいというので、、小便小僧 ↓ たまたま、服の贈呈式があり、、TVカメラも設置され、簡単な儀式 序幕と共に、、凄い勢いのションベンが、、、 ↓ CORNE PORT ROYAL の陳列 ↓ チョコレートなのだが、、、 町中がチョコレートを売っている。 高そうな店から、スーパーマーケット、キオスクまで。 まるで、京都の八橋せんべいのようだ。 高級ブランドと思しきものも何処でも売っている。 手作りなんてもんじゃあないだろう。 工場で大量生産しないと、これだけの量は確保できない。 ご用達だとか、最古だとか、、能書き広告は多い。 MARY、COTE D’OR、GALLER WITTAMER、CORNE TOISON D’OR (CORNE PORT ROYAL) GODIVA、NEUHAUS、LEONIDAS、MARCOLINI、JAMART 、、、 ひと通り街を回り、、 種類が多く、、接客の気持の良い店で、 試し買いしホテルで試食。 問題がなかったので、、翌日その店で、贈答用に購入。 我が嫁は、、義理チョコ用にスーパーで購入。 私は、少し時間があったので、 比較用に、各ブランド店で板チョコを追加購入。 結局、、騒ぐほどのモノではない。 チョコはチョコの範囲を出ない。 ケーキのように、、提供する側の感性、品格が表れ 共に食すれば、小さな幸せが醸し出せる。 なんて可能性は、、小さい。 |
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