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≪  モリアオガエル : 庭で産卵・生息  ≫

我が家の庭の 2箇所で 卵塊が4個


2015/07/14







ゲロゲロ、ガタガタ、、と 騒音に近い大声で鳴くので、存在に気がついた。
去年までは、、偶に蛙を見るが、アマガエルだと思っていた。

今までと今年の違いは、、、

並べて植えたイイギリの木が2本大きく屋根の上まで成長した事。
蓮を植え替えて、、大きなプランターに水を満杯にした事。
これが、、誘引の原因かもしれない。

鳴き声で、姿を確認したのが、、6月2日



大きい方のイイギリの高い位置に、、別々に 2匹見つけた。


翌日は、、別々のイイギリに、、
大きい方が (多分雌) が高いイイギリに、
小さい方は (多分雄) が低いイイギリ、ハゼの木と移動。
モリアオガエルは樹上に卵塊
シュレーゲルアオガエルは地上に卵塊
だ そうなので、、
モリアオガエルと思っているが責任は持てない。


毎晩 うるさく鳴くが、、お昼の 2匹の居場所に変化はなく、、居続けている。




居始めてから、3日目の昼過ぎに変化が出始めた。


↓   いよいよ  恋愛成就か !   ↓




06/05   14:20

窓から2匹が見える。
いよいよ始まるのか、、と 暫く観察していたが、、
上手く重ならない。
横にずり落ちる、、
2匹共にプランターの縁からずり落ちる。
水に落ちる。  這い上がる。
正上位から69、、と、

雌にその気がないのか、
雄が童貞で、下手糞なのか、、
重なって静止した瞬間はなかった。



合体は成功に至らず、、


↓  1時間後に、、別れ別れに水の中  ↓


産卵前に水中に居るのは、、産卵に相当な水分が必要となるので、、水分補給の為の手順の様である。



居場所に変化なく、、夜の鳴き声がうるさい状況が数日続く。

6月8日

奥の池の方で、鳴声が聞こえたので、、もしや!!と、、
普段は覗かない奥の池に行って見ると、、
おーっ!  既に 標準的な位置に 卵塊が二つぶら下がっていた。





正に教科書どおりである。




下の窓辺の 2匹は相変わらず、、居続けている。





↓   6/5に 初めて2匹が接触しているのを見てから、8日後の 6/13に、、卵塊発見。  ↓




蓮のプランターの上には、、蓮の葉しかなく
格好の木の枝はないので、、
すぐ横の  百合の根元に産み付けてあった。


下には水気は無いので、
鉢に水を入れて、真下に置く。





↑  この状態だと、、オタマジャクシの大半は、、土の上に落ちてしまいそうなので、、 ↑

↓   卵塊を外して、、枝を工夫して、水の上に卵塊が位置するようにする。  ↓




最初の卵塊を見つけてから、5日後の 6/18 朝 6:8

2匹が確りと重なっている。




下の雌のお腹は、、パンパンに膨れている。



1時間経過、、重なったまま、、場所を移動、、、最適な場所を見つけられないのだろう。
プランターからずり落ちても、、確りと重なっている。




2時間ほど経過して、、プランタンーの横で  産卵開始。  2匹ともに後ろ足で泡をかき混ぜて大きくする。

産卵開始から 2時間がんばって産卵終了。  ご苦労さん!



産卵終了後、、1時間経過しても、、2匹は重なったままだ。   大きな責務を果たした充実感に浸っているようだ。




産卵後、、雌は居なくなった。

13日、 18日 と卵塊を 2個 確認している。
目で確認できたのは、、雄1匹、雌1匹である。

同じ雌が、、2度も産卵するのであろうか ?
でなければ、、、雌が 2匹いたのだろうか?





産卵後の雄は、、以前の様に イイギリの定位置ではなく、、

昼間は、、我が家の近くの別の場所で時々鳴くが、
姿は確認できない。

夜になると、、戻って来て、、蓮の近くで鳴く。

朝の 4時、5時まで鳴くが、、弱弱しい。



二つの卵塊は、、水の上で オタマジャクシの落下を楽しみにしていたが、、

5日目になって、、、支えの枝を伝って、蟻が 卵塊に集まり出した。

このままだと、、蟻の餌食になってなってしまう。、

卵塊を割って中を確かめてみると、

もう既に、、オタマジャクシに孵っているものがある。
これなら大丈夫と、、そのまま卵塊を水に浮かべる。


何日も、卵塊は浮いていたが、、、それをつついて餌にしているオタマジャクシを確認する。
無事に 成長しているようである。




ほぼ 1ヶ月たった 7月14日、、大きく太ったオタマジャクシに、可愛い後足が生えている。
水が濁っているので、、見えないのだが、、
偶に水面に瞬時浮かび上がる場所と間隔で
10匹〜20匹は居るだろう、、と大満足。

尻尾が取れて、ぴょんぴょん飛び回る姿が撮れれる日を楽しみにしている。

成長しても、、我が家の周辺で生息していて欲しいモノである。





↓  2年前に 同じ場所で産み付けられた卵塊 と モリアオガエル 一匹  ↓

この時は、、卵塊を見つけるまでは、全く生息には気がつかなかったので、、
自宅の庭に産卵なので、、モリアオガエルの卵塊だとは確信が持てなかった。

孫と一緒に甲山散策の序でに、
甲山の自然学習館に写真を持参したのだが、
あいまいな回答しか得られなかった。
翌 2014年には、、何もなかった。

8月14日と、、時期が遅いのが、、今年とは大きく違う。



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