写真豊富な、のぶなが山行記
98年 7月 4日〜5日 天候=晴れ、下界は霞む
コース=富士宮口新5合 → 山頂 → 吉田口山頂(山口屋 泊)
→ 白山岳 → 御鉢 → 剣ガ峰 → 御殿場口 → 赤石八合 →
→ 富士宮八合 → 富士宮口新5合
所要時間=1日目、富士宮新五合発 12:25 → 八合目 4:05 → 山頂 6:46 計 6時間21分
2日目、ご来光 4:35 → 剣ガ峰山頂 5:49 → 御殿場口 6:20 計 1時間45分
御殿場口 6:20 → 赤石八合 7:03 → 富士宮新五合 9:35 計 3時間15分
2日分合計 11時間21分
≪標高差 1376m≫ 標高差は意外と少ない。 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高≪剣ガ峰3776m≫≪白山岳3756m≫
4日が山開き、4,5日だけ新幹線新富士から富士宮新五合まで登山バスが運行される。 これがなかったら予定は立たない。 でも山開きなのに、山頂の山小屋は富士宮口、御殿場口とも休業で須走口のみ営業。
阪急甲陽園を朝5:55の電車に乗り、新大阪7:00発の新幹線ひかり、名古屋でこだまに乗換え新富士着 9:57
10:15発の登山バスに乗る。 乗客はなんと4人だけ、山開きだというのに?? 帰りは15名。
富士登山は2度目である。 1991−8−10に名鉄観光バスのツアーに妻と共に参加したのが最初。
この時は、夜間に途中まで登り、山頂ではご来光だけで、御鉢を見ずじまいで、何の為に登ったのかが解らない不可解さであったので、今回の計画と相成った。
『 富士山に登らぬ馬鹿に、2度登る馬鹿 』 と言われるように、登山としては面白みのない登り下りなのだが、1度目の団体登山は、登山と言えなかったので、今回がマトモな1回目の登山と位置付けている。 ←馬鹿の言い訳
富士宮市の浅間神社 バスはここで下車観光Time |
最初から山頂までほとんど同じ光景、 植物はオンタデばかり |
登山口が近そうで遠いのだ! 晴れだが下界の見とおし悪し |
9合5勺、ここから浅間神社私有地 |
夕方6時半の影富士 |
山頂浅間神社奥宮、山開でも休業 |
≪ご来光≫ 湖は山中湖 地球上の自分の立つ場所が、太陽が見え初める位置に回転してきたと言う事だ。 地球が自転している事実を実感できる瞬間だ。 晴れで良かった。 |
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朝の影富士。 下は富士宮市 |
剣ガ峰 日本で一番高い所 |
火口の中、休火山である |
白山岳3756m、 右が火口 |
左下方に見えるのが宝永山 御殿場口から赤石八合まで下る、同じ道を通りたくない。 |
小さくて見えないが、パラグライダーが沢山飛んでいるのだ。 飛んでみたいものだ! |
山頂での素泊まり¥5000円。 食事時間が終了していた為だが、外で自炊しろと言う。 外は身体が飛ばされそうなスゴイ風。 コンロに火が着く訳がない。 前回も感じた事だが、山小屋関係者は、富士山の美しい遠景とは対極に居る人格の人達ばかり。 近景の富士山以上に問題を抱えている。のぶながTOPへ 掲示板に参加して、感動の共有と増幅を! ≪我が登山歴へ≫
富士山だけはやはり違う、7合目3000mを超えた辺りで、<頭痛と眠気>。 他の山では経験がない。 一眠り休憩を取った。
晴れてはいたのだが、南アルプス、八ヶ岳が霞んで見えなかった。 北岳の間ノ岳、荒川岳、赤岳からは綺麗な富士山が見えていたのに、残念!
<私の山登り観>
『高い山に登れば地球が見えてくる』 ≪何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?≫ 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。