感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ
写真豊富な のぶながワールド

≪ オシオス・ルカス修道院 (ギリシア) ≫

HOSIOS LOUKAS 福者ルカス(953年没)
Katholikon & Panagia
ギリシア正教の修道院で、代表的ビザンティン建築


ギリシア・エーゲ海クルーズ、夫婦で旅行(4)
2010/01/14〜2010/01/20





デルフィからアテネに向って車で40分程の山麓にある。

ビザンティン時代の、石材の使い方が魅力な建築、豪華なモザイク画がとても魅力である。




ルカスが、ギリシャ各地で予言・治療で信仰を集め、
この地で、修道生活をおくるが、死後に巡礼地となり
奇跡を求める巡礼者達により、中央聖堂が建てられる。


アギオス=聖人
オシオス=福者





周りは広大な山麓である。  オリーブ畑、、アーモンドの林、、






オシオス・ルカス修道院は、、山麓にポツンとある。











駐車場は修道院より標高が高い位置にある。
↓  長い階段を歩いて下りる。  ↓

この段階で、、石畳の美しさに ただものではないと気が付く。
画一的な形ではない石が乱雑に並べられている様で、
とても まとまりが良いのである。








整然とした石畳が正面入口に導く、、、、左手に MUSEUM SHOP、蜂蜜・手作り菓子の店




中央聖堂、、素材はありふれた石、レンガであるが、、華麗で荘厳さを感じられる。




こじんまりとした入口   雑石とレンガで構成されているが、、存在感のある壁面となっている。




↓  白いやや大きな石、、紅いレンガでアーチのアクセント、、色と素材の配置のバランスは見事である。  ↓
豪華な素材は使わず、、繊細な技術を要する彫刻等は無い、、、デザインのセンスだけが飛びぬけて光っている。




門をくぐり、、聖堂の前庭に、、
左手は僧坊、、、





中央聖堂 ( Katholikon カトリコン )正面


多種の素材の使い方は、、概ね左右対称である。


ギリシア正教の教会である。
ローマ・カトリック教会とは、、お互いに破門しあった教会である。


聖堂正面入口の上部の装飾



↓ 聖堂の前室の天井に多彩に装飾されたモザイク画群  ↓






ビザンティンの華麗なモザイク、、キリスト、聖人、、その物語、、、





↓ 前室から中央聖堂に入る。 ↓

最奥の聖堂のドームには聖母子像、、主要弟子達













中央聖堂の左手の通路へ移動

↓ 中央聖堂より先に建てられた 生神女聖堂(テオトコス聖堂) ↓
装飾は少なく、、実に簡素である。



↓ 壁は、、見れば見る程、、雑石で乱雑に見えるのであるが、、全体像としては存在感があるのである。 ↓

広い範囲での規則性を確保しておけば、、細部の乱雑さは許される。






一旦外に出て、正面の右側面から入る



天井が低く、小さな区画に区切られているが

壁画も充実している。
瞑想室?




オシオス・ルカス修道院、、、

事前の情報は全く無く、、期待も殆んどしていなかったので
この魅力のある世界遺産には、、大いに満足させられた。





ギリシア・エーゲ海クルーズ、夫婦で旅行目次へ       感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ