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≪ ボパールへ 7時間半の鉄道の旅 ≫

Bhusaval から Bhopal へ
初めてのインド鉄道の旅
ボパール市内探索

インド旅行、彫刻を中心に(13)
2008/12/23〜2009/01/02







アウランガーバードのホテルを早朝2:25出発、
車で3時間、 ブサヴァル(ブーサバル) に向う。
ブサヴァル Bhusaval Junction から列車 Amritsar Express 1057で
7時間半かけて、 ボパール Bhopal Junction へ向う。


ブサヴァル駅に着いたのは、5:30
余裕を見て早めに出発したのだが、、列車は7:10発なので、早すぎた。


↓ 早朝のブサヴァル駅 ↓

↑ 5:50の切符売場。   6:20の駅内陸橋 ↑
早朝なのに混み合っている。


↓ 揚げ物の軽食を売る店、、チャイ売り、、クッション・ぬいぐるみetc、体重計と、、 ↓




↓ 電話屋である。  揚げて挟んで、、、チャイと共に ↓

携帯電話の普及は日本と同じように進んでいるが、、
この手の電話屋は頻繁に見かけた、、需要は多いようだ。



駅のホームで待つ事 1時間以上、、、
初めてのインドの日常の一コマの定点観測である。
デジカメ三昧の一時であった。



← 警察ではない、、自警団的な人だろう。
テロ警戒 !
靴を脱いでアグラ座り、、
銃をこんなに身近に見たのは初めて。


出稼ぎのように見える集団だ。




↓ この人達、、一斉に歯を磨き始めた。 ↓
  ペットボトルに水道から水を入れ、、指で歯を磨く。
別の場所で、、歯ブラシで磨く人も見た。



口を濯いだ後は、、線路に吐き出す。



後に、、線路に放尿する姿を見たが、、さすがに写真に収めるには はばかった。

カーストと言う言葉を意識した。


↓ 線路はゴミ捨て場でもある。 ↓
列車内で出たゴミも全て車外に捨てる。
列車内の隅に置いていたゴミを車掌が見て
車外に捨てろと指示されたのだ〜




列車が来た。  電化である。




ホームには、、列車番号、車両番号が表示
車体には、クラスと座席番号が記載
女性専用車があったのには驚きだ。
問題になる程に痴漢がいると言うことか?
女性とは同席しない、と言う意識する人がいるのか?






出発、、、駅の敷地内でテント生活する一団、、屋台が来て朝食風景




線路内を歩く羊の一団、、、これがありふれた光景だとは直ぐに気が付く。
また、、、ゴミを線路上に捨てる事が、彼らの為になる、、
単純なエコの連鎖で、、
野生の牛、豚etcと共存しているインドでは、、必要な事である。 と解釈。




↓ 車内のトイレ ↓
穴の下には、、線路が見える。
しゃがんだ前には、紙の代わりとなる蛇口とコップ。
扉は、、鍵が付いて閉められる。

外の洗面場には、、石鹸液が常備、、
見てくれは悪いが、意外と繊細。









☆☆ Burhanpur



← 反対側から乗降する人達
日本ではありえない事が
どんな場面でも許諾される。
融通が利くのは便利である。

↓ まともにホームでの乗降 ↓


どの駅も乗降客は多い。




↓ ホームでの一コマ ↓
列車待ちか、、家族を見送った後なのか、、

子供を温かく見守る親の表情というのは、何処で遭遇しても気分爽快である。




↓ クリケット ↓

空き地でクリケットする光景は頻繁に見る。
日本の野球やサッカーのように一般的。





☆☆ Nepanagar









サリーではなくても
首のスカーフ?でインド的
都会的なお洒落

☆☆ Khandwa



Khandwa は相当に大きな街のようだ。
乗降客の雰囲気からして、、都会的(ビジネス)と思える。


雑誌売りに、揚げ物売り




ビジネスライクに見える賑わい、、、、





☆☆ Talvadiya

いかにも田舎町のよう、、



駅構内でこの光景 →


左の胸をはだけた子は女の子?  右の男の子はタバコ? 指使いはタバコ用だが、、



駅近くの踏み切り




直ぐに田園風景が現れる。  奥のほうには大きな井戸が見える。




☆☆ Chhanera





↓ 大きな駅には見えなかったが、、駅を出ると直ぐに町が見えてきた。 ↓




今回のインド旅行では、、列車からの光景は、、殆んど田園風景である。
管理されている畑が圧倒的に多く、、それに近い原っぱ、、
未墾の土地や、、山林は少ない。



効率的な農業かどうかは判らないが、、広大な大地に人人人、、、
その可能性は、、巨大である事は実感される。

宗教や複雑な風習などが、、一律の有益な教育の恩恵を受ければ、、、
今以上に重要な国になるだろう事は実感できる。

タイ、カンボジア、ヴェトナムなどの田園風景を見て感じる可能性は
近い将来、この程度、、と予想の範囲内だけれど、、
インドで感じる将来の可能性は、、遙かに巨大である。
しかし、、時間的近さが、、予想の範囲を超えているのが
タイ、カンボジア、ヴェトナムとは違う。




川、、井戸、、と水の豊富さは感じるのだが、、
干ばつや水害の実体は、よく知らない。
インドについては、私は、詳細は全く知らない。
汎インド的な彫刻に興味があるのが現状だ。


農家は、、やはり貧しいままなのか、、、豪農なんて存在は、、、
都市近郊で、新鮮野菜で農業は有望産業なんて話は??




何処にでもある巨大な井戸、、、、洗い場に、、底をさらった土砂の山、、
自転車で家庭用の水汲み?  農業用の水路は見つからないが、、




☆☆ Khirkiya


明らかに共通の風習の強い町なのだろう、、


洗練されたサリーは見かけない。




駅構内で、、待つ家族? 暇潰しする家族?  独特の雰囲気の駅である。




駅側の民家の女性、、、 壁に書かれた文字は番地? 落書き?
舌を出す女性はアジャンタでも撮ったのだが、、、単なる偶然?
そんな風習がある??




駅側の踏み切り、、、人口は密集しているようだ。




↓ 広場で遊ぶ子供達、、親子連れ ↓





ただ列車から眺めただけで、、
イロイロ勝手に想像するのは、、誤解や錯誤が多いだろうけれど、、
間違いに気が付けば、訂正すれば良いだけなのである。

何も考えず、何も感じず、、与えられたガイドブックのデータだけで済ましてしまう人種にはなりたくない。
何でも見て、想像して、、自分の世界感を、、少しでも広くしたいものである。




☆☆ Harda






恥ずかしがり屋さんなのだが、、、列車が動き出すと、、手を振って バイバ〜イ
首飾りの大きさが印象的だ、、、大きく目立つその意味は、、









☆☆ Timarni






↓ 娘さん達がお母さんをお出迎え、、 ↓
 


↑ 携帯電話の男性も行動を共にしている。 ↓

お母さんは孫と手を繋ぎ、、娘2人で重い荷物を提げて、、





↓ 派手ではないが、、美系の遺伝子が、、、 ↓

穏やかに知的環境に棲んでいる。





☆☆ Banapura














次の Itarsi Junction は大きな町である。






↓ 川の取水口で遊ぶ子供達 ↓




川で洗濯する女性達。   左向うに取水口が見える。


Itarsi の町に近づくにつれて、人々の活気が沿線に見られる。
相当に活気のある町なのだろう。






球戯場?遊技場?密集した町、、、  工場も見える。





☆☆ Itarsi



大きい、、、
「 今、着いた 」 と携帯する人。




線路内のゴミ、、ゴミ、、、人の乗降の多さを意味している。
← 降りるのが待ちきれない人々




向って来る列車の前に、牛、、、  どうなったのだろうか?




ゴミ、ゴミ、ゴミの線路は、、羊にとっては餌場なのである。









インド人のイメージの髭とターバン頭は、シーク教徒、、、↓


cf.   シーク教とは、
イスラムの一神論と平等思想を統合したもので、カースト制を否定している。
ヒンドゥ教を改革して、16世紀に始まった。
教徒は、髭をのばし、ターバンで頭髪を隠す。


← 構内の売店も多彩である。 ↓


← 奥に見えるのは、、ロッカーである。
コインロッカーか、、単なるロッカーかは不明。

↓ 工事する女性もサリー姿である。 ↓
セメントを頭に載せて運ぶ。



駅の近くでも煙突が目立つ。





☆☆ Hoshangabad


やたらとサリーが目立つ。




☆☆ Budni 


明らかに田舎町、、村


駅近くの民家は、、雑木で増築している。



↑母屋は屋上に上がれる。  MAP/7 って地番?家屋番号?↓




駅近くで、鉄道は分岐している。  珍しく山が見える。




☆☆ Obaidulla Ganj




岩絵のビームベートカはこの駅に近い。







猪かと思ったが、、豚だそうである。
ウロウロと人間域で共存しているのを
頻繁に見る。


丸々と太っている。

↑の一部拡大画像 ↓



レンガの野焼き、、この光景も何度か見た。

よく見ると、、?である。  中はどうなっている? 火を燃やしている部分は?



☆☆ Mandi Dip




もうボパールは真近かである。


孫がおじいちゃんとおばあちゃんをお出迎え。


↑ 何度か見た光景である。 ↑
少なくとも3代円満に同居。

安定した幸せに恵まれた女性は、、魅力的である。
表情に落ち着きがある。



☆☆ Habi Ganj

ここはもうボパールの南端である。


HabibGanj で下車して、車で岩絵のビームベートカへ向う。



☆☆ Bhopal

翌日は、此処から Jansi へ向いカジュラホへ、、、








■■ ボパール Bhopal ■■

マディヤ・プラデシュ州 Madhya Pradesh の州都
人口100万以上。


一泊したのだが、、ゆっくり市内散策とはいかず、、僅かな時間を見つけてホテル近辺を探索。

朝6:20 朝食前
ホテル前のロータリー
お昼は賑やかな電気屋街だ。

ATMは何軒もあったが、、
其々中で人が1人寝ている。
深夜の警備を兼ねているのか、浮浪者か?


10人程が、、バイクに囲まれ、新聞の仕分けをしていた。





↑ 早朝 6:30 ↑
映画館の前に既に20人程が並んでいる。
映画好きのインド人、、
封切映画は、他人より早く見るのが自慢なのだそうだ。


↓ 7分後には、、待ち人は、7〜8人増えている、、、驚きだ。 ↓




ロータリの記念像




広場に金網で囲まれた一画が、赤々と、、、



6:45 ナンだけれど、、神様を、赤い塗料を手で塗っている。
中に入れと手招きされて、、「 ナマステ〜 」 と記念撮影。


サンチー観光後、再びホテルに帰り
列車時間に間に合うように、市内散策。

早朝は、、新聞配達と映画を待つ人と、、僅かな通行人だったのが
↓ 13:00 にはこの有様 ↓




店舗はひしめき合っている。


裏通りも都会的、、さすがに大都市




電気屋街の雑居ビル。 秋葉原そっくりだ。
(大阪の日本橋は寂れている)




↓ ケーキ屋、、花屋、アイスクリーム、額縁屋、、生豆売り、惣菜屋に生菓子屋、、、 ↓
繊細な高級品を欲しなければ、何でも手に入りそうである。



食器屋、、衣料、、、バッグ、、、賑やかである。
百貨店のようなものがあるのかどうかは確認できなかった。





昼間の映画館前、、驚きの賑わいである。




2時前に、、鉄道駅に向う。 ボパールは大きな湖の側




ボパールの駅で、、、とても恥ずかしがり屋、、
弟を出汁にして、、姉を撮る。




映画になりそうな 瞳 なんだけれど、、、
待ち人は、相当に遅れている様子である。



魅力的な女性の記憶を残して、、列車で、、、
今夜の泊まりは、深夜にカジュラホである。





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