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≪ アーグラ城、ファテプール・シクリ:赤砂岩の城 ≫

Agra Fort, Fatehpur Sikri
ムガル帝国3代皇帝アクバルの築城

インド旅行、彫刻を中心に(17)
2008/12/23〜2009/01/02







ムガル帝国3代皇帝アクバルが、1565年に築城し、
後の皇帝が増築して行った。

↓ 赤砂岩の色が印象的である。  南のアマル・スィン門が観光の入口である。 ↓





背後はヤムナー河だが、城壁の外の堀は深い。


場内の半分は、軍隊が使用中 →


城門から既に、繊細に装飾されている。

幾つもの門をくぐる。


タイルで繊細に飾られている。  防御の城ではなく、、威厳の為に華麗さが目立つ。




宮廷に至るには、長い坂を上る。


やっと宮殿の入口が見える。





↓ 宮殿部分の入口、、、 ↓
壁の装飾が過剰とも思える程だが、、、、色のせいか地味な印象だ、、、
水拭きすれば、シットリと美しさを魅せるだろう。





宮殿の中庭

砂岩の彫刻で文様が隙間なく、、、





室内も凝りに凝っている。

木や漆喰ではなく、石そのままなので
温かみがなく、、殺風景な感じ






室内を飾るだけでなく、、屋外までも、、此処までしなくともと思える装飾である。









シャー・ジャハーンが幽閉されて、、タージ・マハルを眺めていた塔




9時過ぎなのに、、未だ霧は晴れない。

天気が良ければ、、→の様な展望が得られたのに →








淡色の文様ばかりなのだが、、家具敷物で鮮やかな色彩を取り入れていたのだろうか?








貴石のモザイク、、辛うじていろの変化が出てきた。
















デザインのアイデアは多彩、、、
ムガル帝国宮殿内の華麗さを再現した映画でも見たいものである。
華麗な衣装や、敷物、カーテン、、が溢れていたと想像するのだが、、

モノトーンには、、、侘しさを感じ出してきた。






















霧の晴れないまま、、アーグラ城の見学を終え
郊外のファテプール・シクリへ向う。


アーグラ城 城門前の広場




アグラ市内を通過する。








高層集合住宅、、、日本と変わらないようだ。



今までの町とは、、違う住宅事情に見える。  都会に来たという感じであるが、、
たまたま通過しただけ? 早計に判断は出来ない。





古い集合住宅、、、
表通りではないようだが、、、



バザール、、、










アーグラ市内は30分程度の通過、、





1時間程のドライブで、、アーグラ市街から南西40kmのファテプール・シクリへ






☆ ファテプール・シクリ ☆

世継ぎがなかったアクバル帝が、、ここに住む預言者の予言により、息子を得た。
後の、4代皇帝ジャハーンギールである。

1571年に、、都をここに移したのである。
しかし、、水不足が原因で、14年後に元に戻った。



↓ ファテプール・シクリの城壁、、  入場門より遙か手前の駐車場 ↓



駐車場からはオートリクシャでジャマー・マスジットのブランド門まで向う。


ファテプール・シクリは、ジャマー・マスジット Jama Masjid (モスク) と
パンチ・マハルPanch Mahal (宮廷) に分かれるが
今回は、ジャマー・マスジットのみの見学。


↓ ジャマー・マスジット のブランド門 Buland Darwaza  ↓









階段を上がり、、門の前


階段にはインドらしい風景、、羊が寝そべる。



門から回廊の中に入る。



階段は非常に高いのである。



↓ 回廊の中、、白い建物が、、預言者の墓 ↓







文様だけの華麗な装飾











預言者の墓







↑ 同じ学校の学生達だと思うのだが、、、 ↓
エローラ、アジャンタで会った勢いのある笑顔の若人達とは、、
完全に雰囲気が違うのである。


片や 上品な私立学校、、vs 片や 公立の、、、
勝手な想像は止めよう!




アーグラ観光は、半日で済まし、、、ジャイプル Jaipur へ向う

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