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≪ エレファンタ島 ( ヒンドゥー寺院石窟寺院 ) ≫

Elephanta Island, Shiva Cave Temple
ムンバイのインド門から1時間の船旅
気品溢れる巨大なシヴァ神像

2度目のインド旅行12日間 (1)
2010-11-20 〜 2010-12-01


  


エラファンタ島には、7つのヒンドゥー教石窟寺院があり、
巨大な第一窟は、、破壊を免れ、多数のシヴァ神像が彫られている。

6世紀のカラチュリ朝、あるいは 600〜635年のグプタ朝時代の造営。
<創造の神>と<破壊の神>の両神格を持つ最高神シヴァ神を祀る寺院である。


気品あるシヴァ神の表情と、、優美な身体の造形は、特筆に価する。











2008/12のインド旅行では、、直前にムンバイで過激なテロが勃発し、、急遽ムンバイをスキップした。
エレファンタ島のシヴァ神像を見逃したままで納まる訳には行かない。  今回の挑戦となった。


インド門の河岸からの船旅、、航行距離12km、、1時間である。


朝8時8分の出航、、、エレファンタ島では1番乗りに近く、ユッタリと見学ができた。
帰路に着く頃に、、次の観光客が続々と到着、、、






タージ・マハル・ホテルとインド門




45分程で、長い桟橋が沖に突き出た何かの備蓄基地のような小さな島を通過し、
小高い丘の見えるエレファンタ島の北側に向う。

↓ 備蓄基地のような小さな島、   エレファンタ島  ↓




エレファンタ島の北側に突き出た防波堤の先端に観光船は着く。 (丘の上から撮影)




船着場からは、、700mで、丘への登り口



↑ 往路は、歩き、、疲れた帰路は、、エセ機関車で船まで、、、10ルピー ↓





土産物屋がひしめき合う参道を、、400m、高度さ50mを登る。
朝9:30、、オープンしている屋台は少なかった。
土産物レベルの商品で、、鑑賞に堪えるものは見当たらない。








第一窟




↓ 入場券売場を入り、第1窟前の広場から船着場を見下ろす。 ↓





窟内は巨大である。




↓ エローラ石窟寺院の29窟とよく似て、、窟内にリンガを祀る聖堂、、東西に開け別の石窟が配置されている。 ↓
( エローラ29窟とは聖堂の位置は違う )



この地図上のアルファベットで位置情報とする。



■  B  ■  正面入口右側面

踊るシヴァ神 (ナタラジャ)

↑ 左下は、太鼓を叩く人、その上にシヴァの息子クマラ(戦いの神) ↑
その上に、シヴァの息子ガネーシャ、、、
苦行僧、、白鳥達に運ばれるブラフマ神、、 もう判別はし辛い。


写真で見て想像していたより、遥かに巨大である。

その分、、、肌のブツブツとした粗さも目立つ。


他の像も、同じように、人間の等身大より遥かに大きい。




■  A  ■正面入口左側面

行者のシヴァ神 (シヴァ・ヨギズワラ)

↑ 蓮の花の上の坐像  ↑
左上には、白鳥と象に乗った、ブラフマ神とインドラ神、
右横に、ガルダに乗ったビシュヌ神
なのだが、、、破損が激しく確認が難しい。



■  F  ■  中央広間右位置

リンガを祀る聖堂、、四方に ドヴァラパラ・門番




聖堂内部にリンガが祀られている。








■  G  ■  中央広間右手前:西ベランダ(北西)

悪魔アンダカを退治するシヴァ神 (アンダカースラーヴァド)
シヴァ神は歯を剥き出し、頭髪はづ頭骸骨で飾られ
目をむき憤怒の形相である。

悪魔アンダカを突き刺す場面である。

アンダカの流された血が地面に落ちると、
それが新たな悪魔が生まれるのである。
右手には、、
その血を落とさぬよう皿で受け止めている。



■  H  ■  西ベランダ(南西)

シヴァとパルヴァティの結婚
優しさ溢れるシヴァ神の顔

パルヴァティが右手にいるので、結婚前。
妻となれば、夫の左手に立つ。




■  WEST  ■   西ベランダの西の石窟





■  I  ■  西の石窟の入口北面

蓮の花の上に座すシヴァ神、、、未完の様に雑である。




中央広間、、正面から北西の聖堂を見る。





■    C  (MAIN)  ■  中央広間南面の真ん中


三面のマヘシャルムティ

威厳のある静寂の最高神シヴァ
左の顔は、破壊の神の顔 ( バイラヴァ )、 右の顔は、創造の美神 ( ヴァマデヴァ)

↑ 左右の柱には、ドヴァラパラ、小人を伴っている。 ↑



■  E  ■    中央広間南面の西側

ガンガを導くシヴァ神 (ガンガダラ・シヴァ)

ガンガの流れを頭で受けるシヴァ神、、結婚しているのでに立つ左パルヴァティ
左下に感謝して膝まづくバギラタ
腰を片方に移動させ、片足を重心から解放する姿勢、、
悩ましく魅力あるポーズである。



■  D  ■    中央広間南面の東側


男女両性を持つ アルダナリスヴァラ

牛のナンディに寄りかかるシヴァ神、、一見 女性の姿で表されている。

左乳房は豊かで女性、、右乳房は男性、、
左手には鏡を持ち、女性の側、、

男女合体像は、、全てのもは、元は皆同じ。
という表現である。



■  L  ■    東ベランダの南面


カイラサ山の平和な家庭、、、ユッタリと座るシヴァ神 vs 横を向くパルヴァティ




■  K  ■    東ベランダの北面


怪力の魔王ラヴァナが、シヴァ神の座るカイラサ山を持ち上げようとする場面




■  EAST  ■   東ベランダの外の南の石窟





■  N M O  ■   東ベランダの外の南の石窟 の正面





■  Q P R  ■   東ベランダの外の南の石窟 の右側面




以上が第一窟の全貌である。





エレファンタ島には、、、、7窟まであるが、、殆んどが破壊されたか未完であるそうで、、
訪問をスキップした。





以下 ガイドブックより転載、、、何も無さそうなのが判れば良い。

■  第2窟  ■





■  第3窟  ■





■  第4窟  ■





■  第5窟  ■





■  第6窟  ■

■  第7窟  ■







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