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≪ プラオサン寺院 Candi Plaosan ≫

南北に2つの仏堂を持つ広大な仏教寺院
ロロ・ジョグラン寺院と同じ9世紀中頃の建立


2度目のジャワ島 2012-11-26 〜 2012-12-04  (7)





プランバナンのバスターミナルから オート・ベチャで
カラサン寺院 → サンビ・サリ寺院 → サリ寺院  と周り
サリ寺院 から  同種の プラオサン寺院 へと移動。







プランバナン寺院群の北側を周り東へ向かう。
↓   セウ寺院の塔が遠望    ↓

緑豊かな田園風景、、、田植えは、昔の日本のように並んで行っている。



程なく プラオサン寺院 が見えてくる。



入り口では、、記帳をさせられ、、、他の寺院のように固定料金は明示されていないのに
強制的に 10,000ルピー を要求される。






プラオサン寺院は、ヒンドゥー教のサンジャヤ王家と 仏教のシャイレンドラ王家の姫との結婚を記念して建立。

サンジャヤ王の建てた ロロ・ジョグラン寺院がヒンドゥー教寺院なので、
シャイレンドラ王は、娘の為に 仏教のプラオサン寺院を建立した。


プラオサン寺院とサリ寺院との形態はとても似ている。







広い境内の中央に、、南北二つの仏堂が復元されている。

復元されていないストゥーパと小祠(ペルワラ)の残骸は、、数百もありそうである。



境内の中程の西側から見る  ↓  北仏堂 と 南仏堂  ↓
そろえぞれは、塔門と塀により仕切られている。





北仏堂 と 南仏堂 それぞれの前方 (西側) のは2体ずつの クベラ神像 が対峙している。  セウ寺院と同じ。









北仏堂 と 南仏堂





南仏堂から見学する。
サリ寺院と同じ3階建てである。




境内では、、、ダンサーt達の映像撮影が行われていた。







撮影中なので、、お堂の内部から見学



内部には、、中央、、北、南 と3室に分かれている。

サリ寺院は現存していなかったが、、それぞれに2体の仏像が現存していた。

    北室 (左室)
南室 (右室)    

    北室 (左室) の壁

    北室 (左室) の壁

    中央室 の壁

    南室 (右室) の壁       




南室 (右室) の壁       


レリーフの保存状態は良い。   特にカーラの彫りは魅力的である。




南堂の周囲を巡る。     南から見る北仏堂 と西を向く塔門。




 南から見る北仏堂 と東側背後の小祠群 (ペルワラ)





壁のレリーフは、、とてもしなやか、、、トリバンガ・三屈法のポーズがとても魅力的である。














美しいレリーフの数々なのだが、、、直前に見た サリ寺院の彫像に圧倒された印象に比べ、、
何故か印象が平凡なのだ、、、寺院の大きさ故に、印象が希薄になるのだろうか?


プラオサン寺院とサリ寺院とを比べてみた。

プラオサン寺院   ↓   VS  ↓  サリ寺院


一体分の石材の段数は、、、プラオサン寺院が5段と大きいのに対し、、サリ寺院の方は、7段構成になっている。

↑  肉体の表現の繊細さが、、サリ寺院の方が勝っているような気がする。  ↑








南仏堂  正面(西面)  ↑

南面  ↓






北面  ↓









北仏堂に移動する。






北仏堂正面入り口の上部のカーラが、、南仏堂に比べ残存状況は良い。  階段も修復状況が良い。





北面










東面





レリーフの美しさは、、南仏堂と北仏堂とは変わらない。  高さは4段構成だ。










内部には、、仏像が残っている。















復元されている小祠(ペルワラ)の一つ、、、





ペルワラ内部には、仏像は安置されていない。。




北仏堂の西面・正門から帰路に着く。





撮影の終わった躍り手達は、、私服に着替えて化粧落とし、、、、

硬い石造りの遺跡にも、、、華やかな女性の姿は良く似合う。



プランバナン遺跡の入場口に向かい、、セウ寺院の見学に移る。




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