写真豊富な、のぶなが山行記
■ コース=観音峰登山口バス停 → 観音峰 → 三ツ塚 → 法力峠 → 母公堂 →
→ 洞川温泉
04年04月03日 天候=晴れ
■ 所要時間=登山口発10:35 → 第一展望台10:55 → 観音平(休憩小屋)11:26 →
→ 観音の岩屋 → 観音峰展望台 11:58 → 観音峰山頂12:43 → 三ツ塚1:13 →
→ 展望岩1:45 → 法力峠2:13 → 母公堂2:51 → 洞川温泉バス停3:20
登り計 2時間15分、 縦走 1時間28分、 下り 1時間7分 合計4時間45分
≪標高差 547m≫ 標高差は少ないが Updown 多し。 奥穂高の標高差=2073mである。
主な標高≪観音峰1347m≫≪三ツ塚1380m≫
■ 早朝、阪急甲陽園発6:31、近鉄阿倍野発急行7:20、下市口着8:32着
下市口バス始発9:15発、観音峰登山口着10:28
予定より1台早い吉野行き急行に乗る。 阪急はもう一台遅い電車で良かった。
帰路、洞川温泉バス最終15:55発、下市口着17:13
■ 1週間前から身体が山に登りたくて、それにつられて気力も充実、、、、、
稲村ケ岳に登りたかったのだが、洞川温泉の始発バス〜最終バスの間が5時間半しかない。
始発、最終といっても、1日に朝昼夕と3本しかないバス路線なんだ。
5時間半では稲村ケ岳は無理なので、稲村ケ岳の大展望が得られる観音峰に無理なく決定。
↑ 近鉄壺阪山駅、桜が素晴らしい ↑ |
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← 下市口駅前 予定より早い急行に間に合ったので、バス待ち45分。 駅前にタクシーが12台も待っている。 次の列車まで30分もある。 効率の悪い仕事だ。 → ノンビリと旧街道を寄り寄り走るバスで観音峰登山口に着く。 バス停はトンネル出口の駐車場より数百m上にある。 |
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↓バス停前の登山口から、駐車場登山口からの登山道に合流するまでは深い樹林帯 |
↓合流点には親切な標識が、、 観音峰展望台までには同種の標識が多く安心して登れる。 |
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↑合流点からの登山道 |
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↓数分で 観音の水 |
↓ 樹林は深い |
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← 登山口から20分で 第一展望台の分岐に、 20m脇が展望台 |
快晴なのだが、空気の透明感は無い。 でも、肉眼ではリアルな細部が想像で補えるから気持ちが良い。 この展望台からは南方向しか見えない。 視角は狭い。 |
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↓ 左奥が<弥山>、<頂仙岳><ナメリ坂>と続く |
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↓ <弥山>と<迷いケ岳>が重なって見える。 頭だけ見える<頂仙岳>が誘いをかけてくる。 ↓ |
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樹林だがこぼれ陽が心地良い |
30分で休憩小屋 |
観音平の休憩小屋 |
下調べの段階で、<観音平>の位置が混乱していた。 この休憩小屋か? 、観音峰展望台か? 後日、本で確かめようとしたら、奈良県の山の2冊の本でも混乱していた。 どちらの本も混乱を指摘していないから元々曖昧なのかも知れないが、、 「奈良80山」の方が、原稿を書く為に登ったのではないかと思われる程、記述が具体的で親切であったので、観音平の指摘もこの本に従って、この休憩所を観音平としておく。 この著者の責任感の強さを重々に感じる記述内容であった。 |
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↓ 観音の岩屋分岐 |
↓ 分岐から真上に数分で |
↓ 岩屋の中 |
大岩の下の小さな穴なのだが、、この窮屈さと暗さは苦手だ。 太陽のあたる大岩に乗るのは快感ではあるが、、大岩の下、日陰の岩、洞窟というのは不気味だ。 背中に怨念が付いてきそうなので、大急ぎで分岐に戻る。 ↓ 30分程で、、期待の膨らむ観音峰展望台だ。 ↓ |
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この光景で期待が膨らむ |
脚が速まる |
先客が2人 |
「 うわー! 」 と想像どおりの360度の展望である。 大気に透明感がないのは残念ではあるが、、 |
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大日山のアクセントがあるから、一段と魅力的に見える ↑ 山上ケ岳は隠れて見えない、、 |
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↓ 行者還岳もバリゴヤ谷の頭に隠れて見えない、、 |
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↓ 鉄山、弥山、迷ケ岳、、、頂仙岳、、、↓ |
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↓ 南西方向、、、天の川温泉方面 ↓ |
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↓ 北正面、、観音峰山頂はこの向こう |
大日・稲村を背に記念写真 |
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↓ 1208mピークへの登りから観音峰展望台を振返る |
↓ 太陽が心地良い ↓ |
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↓ 明るい樹林帯 |
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↓ 観音峰山頂 |
↓ 観音峰山頂 |
観音峰山頂は展望は無いが 広くて明るい。 ここまでは落葉樹樹林なので 明るくて気持ちよく、、 風は冷たいけれど、心爽快に 「 山は良い 」 「 大峰は良い 」 と楽しくなるばかり、、、、、、 |
↓ コバイケイソウの類 ?? |
観音峰山頂を越すと 杉植林帯で様子が一変する。 |
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観音峰から1285mピークを越え もう一つ軽くピークを越えて、 三ツ塚山頂に着く。 この間は、杉の落葉が深くて 踏み跡は不鮮明にアチコチに、、 テープを見失わないように要注意、、 天候が悪い時は要要注意 距離表示はないが標識が所々に、、 |
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← 三ツ塚山頂 → 樹林に邪魔されて展望は良くない。 杉植林なので、、、→ 伐採の時期が来れば、 山頂周辺だけは伐採後の再植林をしないで展望台にしてくれるように要請してみてはと、、思える場所である。 山頂を越えると、変化に富んだ尾根道 何故かルンルン気分 |
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← 山頂の展望が残念だと思いながら、30分下った所で、この岩が目に入る。 思わず 「ヤッター」 と、、 「 登らずばなるまい! 」 |
↓ 岩の上からこの展望 ↓ 東の展望 素晴らしい 重なって見えなかった 山上ケ岳が見えてくる |
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白倉山の向こうに <山上ケ岳> ↓ |
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↓ <山上ケ岳>山頂 ↓ |
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↓ 南の展望はここまで、、 |
↑ 北西の展望 |
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↓ 尾根なので明快な道 |
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↓ ルンルン気分の尾根道から北の展望 |
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↓ 急降下、峠は近いと感じる |
↓ 法力峠、本日4人目の登山者 |
↓ 法力峠からはいつか来た道 |
法力峠からは超楽チンモード 生ビールを頭に描きながら快調快調 いつもは下りで使わなければならないWストックも、全く快調な脚なので、、、使わずじまい。 |
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↓ → 母公堂 |
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↓ごろごろ水 |
↓高い駐車料 |
↓ 客のいない洞川温泉街 |
■ ≪私の山登り観≫
『高い山に登れば地球が見えてくる』
≪何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?≫
単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。