≪剣尾山、横尾山≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記摂津と丹波の国境の山

感動の共有、のぶながTOPページへ ■ コース=行者山登山口 → 行者山 → 剣尾山 → 横尾山 → 岩塔 →
       → 頂上広場 → 能勢の郷 → 行者山登山口

02年 9月 8日  天候=小雨、曇天

■ 所要時間=行者山登山口発 6:50 → 行者山7:20 → 六地蔵8:15 → 剣尾山山頂着8:30
       剣尾山山頂10:05発 → 横尾山山頂10:45 → 能勢の郷12:27 → 行者山登山口12:47
                                                     合計 4時間22分

≪標高差 485m≫ 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高≪剣尾山784m≫≪横尾山784.9m≫ ≪登山口300m≫


■ 車で、早朝5:37西宮発、所要時間1時間、片道40kmで登山口着。
   下山後、三岳〜小金ケ岳も登る予定だったのだが、小雨登山となったので、時間なく諦める。

週末の天気不順が続き、北岳以来、1ヶ月程、登山をしていないので、とにかく足を使わねばならぬ!!と決めた登山である。
玉泉寺境内
173号線からは、行者口バス停の南、玉泉寺の看板を東へ入る。
能勢の郷横の道は、両横の笹が車のボディをこする程に狭くなる。

 ↑4台程停められそうな駐車場は「関係者のみ」の看板が、、

 ↑登山口
トイレもあるが、水は出なかった。

 ↓丸太で作った階段が続く
出かける時は晴れだったのだが、登山口では小雨が降り出し、傘をさしながらの登山。
しかし、他の登山者は誰も雨具は使用せずにいる。
その程度の雨なんだけれど、、眺望はダメ〜!

  → 行者山は、役行者が行場を開いたとあり、登山道とは別に行場巡りもある。
直ぐに、大日岩が現れる↓
大日岩に刻まれた観音像?↓
←爪で彫ったという爪彫行者像とは別物。

 ↓大日岩を上から見る
↓能勢の郷(大日岩 上から)
↓本堂と弥勒岩
↓右手の岩にはクライミングの跡が
能勢の郷裏手の山、横尾山からの下りは、このピークを越える。 行者山ピークまでは僅か30分。
ピークと言っても、看板が無ければ全く判らないピークである。

↓行者山山頂
↓行者山から684m峰
剣尾山は見えない
↓道は急に平坦になり広く暗い

↓炭焼き跡
少しだけ急登の後
←六地蔵
子供の大きさくらいでどっしりと鎮座。
この後、月峯寺跡の石垣が直ぐに現れるが、樹林が茂り暗く陰気な雰囲気 月峯寺跡からは、少し急坂になるが、直ぐに剣尾山山頂である。
標高差485mなんだから、、あっけない。
 ↓ 剣尾山山頂、、残念ながら眺望は全く無い。(南側から)      ↓北側から。 20mくらいの縦長
 
↓巨大な蛙岩
ここに立つと360゚の眺望だったのに
蛙岩の上から
ガスが切れるのを、ここで1時間半も待つ。
久しぶりにコンロを出しカップラーメン。

今年の山行は、食事と言えば全て
果物の缶詰、スポンジケーキ、クラッカーでやって来た。  胃が弱ってきたのか、おにぎりも食べる気がしない。
↓↓ 1時間半も待って、その間に
一瞬ガスが切れた瞬間を繋ぎ合わせた画像

これでさえ、撮れなかったら、、、
全く思い出にならない山行になっていただろう、、、、

↑ 東の青少年野外活動センター。  池は山村池
↓西、北   横尾山、右の方が山頂
横尾山への道は、山道らしくなる。
少し細く雰囲気良く、気持ち良く
コルへ下る
  ←           →
ここからは一般道ではないようで、
指標は全く無いので、方向を確り確認しよう!
↓最初の国境の石標
三叉路を左に折れる
案内板はないが、マジックでメモ書きが、これで迷う事はないだろう
笹が深く道が見えない
白い縦長は、杉の苗木が中に
最初の分岐からは、笹が深く道を被う。
くもの巣払い、笹を押しのけ鞍部に下る。
いかにも寂れた登山道だ。
↓鞍部から登り初めて2番目の国境の石標。 真っ直ぐに進む。
右に行くと大きな反射板が見える
↓札が無ければ判らない横尾山頂
90゚に南に道が折れているように、
真っ直ぐ西へ進むのだ!
横尾山頂では、真っ直ぐ西への道と
南に下る道がある。 ガイドブックには南西方向に道が書いてあったので躊躇してしまった。
ところが、南に急降下する道に赤テープが順じ付いているので、こちらを信じたのだが、、、、直ぐに深い笹薮を抜けると、、道不明、、植林の作業道か?? →
戻るのも面倒なので、
登山道のあるべき方向、西へ西へ
程なく登山道の鹿除け柵が見え、
土手をよじ登り、無事登山道へ
↓心地良い登山道を快調に下る
 ↓≪岩塔≫  この上に登り、馬乗りになって快適眺望
横尾山の登山道は、樹林の中、
適度な眺望、適度な岩、、と
下りの足にリズムが出てくる。

岩塔の頭部、その少し下で快適眺望が得られる。
 横尾山全景が、、、、
 剣尾山全景が、、、、
快晴ならば言う事なしなんだが、

岩塔頭部に乗って
北の横尾山を見る
....................↓鞍部.................................↓剣尾山山頂.........................↓684m峰...↓行者山.............↓登山口
 ↓上の剣尾山を撮った場所
 ↓高圧線鉄塔から能勢の郷方向を見下ろす
下るに従い、
頂上広場、サワガニ広場、つづれおり坂、**峠、学習の森と、案内板があるのだが、郷全体の地図がどこにも掲示されていないので、どちらの道が最短なのか検討がつかない。

教育用の散策路なんだから、現在地を示した地図ぐらいは主な分岐点に立てるべきだと思うのだが、、、
後日、NETで 「能勢の郷」 を検索したけれど、やはりガイド地図は見つからなかった。
↓頂上広場、散策者はこれ以上登るな、という意味の頂上のようだ。
↓たくさんのテニスコートが
これから急降下が続く
↓つづれおり坂から出ると古民家が
この先に自動販売機が、、、、
能勢の郷でも案内地図は見つからなかった。 広大な有料駐車場があるが、簡保の宿など施設はどこだ〜
一旦、郷の外に出て左に折れて、行者山登山口まで20分の歩行
登山口では、狭い道路に駐車が数台、、、、遅く来ると駐車には苦労するかも知れない。
帰路、汐の湯温泉にて入浴\1000。 (料理旅館のようなのだが、入浴だけも可)
貴重品は受付けで預かり、ロッカーなし、脱衣籠のみ。 その脱衣籠に貴重品預かり証を入れるしかない。
お湯がぬるかったせいか、泉質のせいか、湯上りスッキリ感が無い初めての経験。
「サロンでおくつろぎを」の貼り紙を見てドアを開けると、大女将の如き人が1人、タバコの煙と匂いが充満、、、
半歩入って、即退散、、、、

173号線山下、川西で渋滞。
(cf. 簡保の宿内の能勢の郷温泉も\600で入浴可のようです)

■ ≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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