写真豊富な、のぶなが山行記
■ コース=バス停ロープウェイ前 → 寺谷登山口 → 水場 → 文珠尾根 →
→ 遊歩道 → 葛木家廟 → 葛木神社-縦走路 → 展望台 →
→ 湧出岳 → 葛木神社 → 転法輪寺 → 国見城跡 →
→ 千早本道 → バス停金剛山登山口
2003年 3月21日 天候=快晴、温暖
■ 所要時間=寺谷登山口発 12:50 → 文珠東尾根1:03 → 文珠尾根合流1:37 → 葛木家廟2:09 →
→ 展望台2:30着、3:10出 → 湧出岳3:24 → 葛木神社3:45 → 転法輪寺3:50、4:02出 →
→ 楠木首塚4:50 → 駐車場(林道)5:00 → 登山口バス停5:05
登り計 1時間20分、 縦走計 1時間、 下り計 1時間、 総合計 3時間20分
≪標高差 605m≫ 標高差は意外と少ない。 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高≪葛木神社1125m≫≪湧出岳1112.2m≫≪登山口520m≫≪ロープウェイ前640m≫
■ 近鉄阿倍野11:34発、富田林着12:05。 金剛バスで千早ロープウェイ前12:45着
帰路は、南海バスで河内長野へ。
■ 河内の国のオラが山 ’金剛山’へ、よそ者が 初見参
朝起きてから、 あまりのポカポカ天気と晴天に、「山へ行くぞ!」 と、4ヶ月ぶりの山行急遽決定。
今年初めてなのでザックの準備も出来ていない、、、10時半頃にやっと自宅を出発。
金剛山展望台からの<大峰山系の全貌 快感眺望> |
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今まで気が付かなかったのだ、 金剛山から、東に、南に、このような大展望が得られるとは、、! 手前に低く大地が開け、幾重にも山並みの重なりを経て、 その向うに雄大に近畿の屋根、大峰山系の山々、、、 金剛山といえば、小中学校の遠足で行くもの、というイメージのまま、、、日本のアルプス登山を始め、夏のシーズン到来までは、大峰山系で準備運動と、、概ね こんなパターンで山に接していた。 写真の多い山のガイドブックも眺めてはきたが、この展望台からの快感眺望にはお目にかからなかったから、金剛山への固定観念は不動のままであった。 役行者のカラミで吉祥草寺に行きたくて、ついでに葛城山に登った時は、山頂から金剛山は見えたが、それ以遠は霞んで見えなかったから、こんな快感大展望は想像だにしなかったのだ。 昨年暮れに、ネット仲間の[近畿の山]のKENさんが、初めて望遠どUP画像を掲載、、、アッと驚く、驚愕の衝撃であった。 「そうなんだ、こう見えて当然なんだ。」 KENさんも何度も金剛山の山行記UPされているが、樹氷目当てなので、この展望画像は初めての掲載。 知っている人にとっては、当たり前すぎて、衝撃ではなく笑劇なのかも知れない。 こんな事に衝撃(笑劇)を受けるのも、世間が狭いと反省しながら、次の山行は金剛山と決まってしまった。 初めての山を冬に登る勇気は無く、暖かな初春の山行とあいなった。 少し霞んではいたが、これだけの写真が撮れた天候に感謝、感謝である。 |
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これらの山も、全て登っているから、快感なのかも知れない。 遠くに見える山頂の光景、尾根の光景、、汗をかく快感を思い出す。 イヤ〜、実に気持ちが良い |
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↑霞んだ画像を、ソフトで自動補正するとこんな結果に |
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↑ 手前に光景を配して距離感を、34.5km |
写真に切り取るには、、 どれだけ光景に入れるか? 快感度は大いに変わってくる |
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← 真東に、三峰山 と 高見山(手前) 高見山がこんなにも抜きんでているとは思わなかった。 この距離38kmである。 望遠で拡大している。 ↓ 西南西の展望、こちらはやや平凡 南葛城山、岩湧山、和泉葛城山、関空、、、、 私には全くの未知の山域なのだ。 |
![]() 展望台北方面、湧出岳山頂 この向うに金剛山(葛木神社)山頂 |
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ロープウェイ前バス停 ![]() |
山頂にあった看板の地図![]() |
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↓バス停前の寺谷登山口![]() |
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← 樹林の中を、ゆっくりと 4ヶ月ぶりの山行なんだから、、 最初の水場 → この上から左に急登、文珠尾根へ バス停からここまで10分間に、両極端な人の出会いがあったのだが、、、 |
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↓ 文珠尾根へ折れようと思ったら 最初から、立ち入り禁止! ![]() |
↓ 立入り禁止を無視して 45度の急坂を登る。 ![]() |
↓尾根出会いまでほとんど急登。 数組の下山者グループと出会う。 ![]() |
↓ ほとんど展望は開けないが、 ロープウェイが見えた ![]() |
↓ 東尾根を登りつめ 文珠尾根出会い ![]() |
↓ なだらかな登りの途中、 残雪の弥山が見え、気がはやる。 ![]() |
↓ 遊歩道との出会い![]() |
↓ 葛木家の廟![]() |
樹林の中の登りは、危険も無く、展望もなく、面白いとも言えず、不快でもなく、、、 山上の展望台からの展望を思いながら、ただただ登るのみ。 急登で、足を踏みしめていると、身体自体は次第に”山モード”に切り替わって行く。 |
山上はUp and Down で、南の展望台まで20分。 道幅は広く、セメントあり、ぬかるみありと、自動車も通る。 転法輪寺周辺の賑わいと、葛木神社を含む山道の静寂と、展望台南側の山モードとは全くの別の世界のよう。 展望台、ロープウェイは大阪府だが、転法輪寺、葛木神社は奈良県である。 |
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展望台の高さに驚いた。 ここで、東、南、西の快感・大展望を40分間、満喫した。 南東方向に見える、小さいながら特異に目立つ山、、方向からして多分、白鬚岳1378m、、次はあそこだ! と目標が決まる。 来週は晴れるだろうか? |
転法輪寺に戻る途中に湧出岳にそれる道。 暇に任せて登って見る。 後から見知らぬ普段着の若人が黙々と着いて来る。 | ||
↓湧出岳の電波塔![]() |
↓修行場跡![]() |
↓1112m三角点![]() |
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← 葛木神社裏参道から (大和) 葛城山 (拡大) 山頂右端から水越峠への下りが 何故かルンルンと楽しかった事を 思い出した。 |
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←葛木神社=一言主大神 ここが山頂、1125mらしい。 転法輪寺周辺の賑わいと比べ 無人の寂しさ。 → 参拝の作法なんだが、何故そうするかの大事な事が説明されていない。 精神・心の無い形式だけが伝えられる。 |
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![]() ↑転法輪寺本堂から |
![]() ↑転法輪寺本堂を見上げる。 |
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← お札売場 売店 → 共に、愛想良く接客 (何故か意外に思えた) |
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![]() ↑登山1000回以上の名簿 |
![]() ↑登山500回以上の名簿 |
![]() ↑登拝回数を記する窓口? |
↓国見城跡からPLの塔![]() |
↓千早本道の下り口![]() |
↓ここを過ぎるとほとんど階段![]() |
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← → 千早本道はほとんど階段 走って下る人、登る人 犬を連れている人 夕4時過ぎなので 地元に密着している人ばかり 登山者はこの道を選ばない? 山登りの楽しみは無さそうな道。 |
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↓千早神社、千早城跡への分岐![]() |
↓登山口バス停![]() |
直ぐに南海バスが来た。 ★河内長野からの南海バスは 概ね 3〜4本/時、 スルット関西カード可。 ★近鉄富田林からの金剛バスは 2本/時、 スルット関西カード不可。 |
近鉄富田林駅からの金剛バス、「千早ロープウェイ前 」 と表示。のぶながTOPへ
「金剛山ロープウェイ」 を目指す初めての者にとっては、別のロープウェイと思い、人に聞く、、、、
「あれに乗れ」 と乗っても、両方回るコースと思っていたのだが、路線図を確認して、同じと理解。
南海バスは、明快に 「金剛山ロープウェイ」 と表示。 本数も多い。
■ ≪私の山登り観≫
『高い山に登れば地球が見えてくる』 ≪何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?≫ 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。