今週の気になる<見出し>2005年10〜12月
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全ての既成概念を見直し、反常識で、新たな前例を作る意欲で頑張ろう。
- <見出し>と<目次>だけで大いに刺激になる。
- 発想のきっかけになる気になるフレーズを切り抜きました。 ノウハウは何処にでも落ちている、
- 気が付き、育てる人が大化けする可能性を持つ。
人の意見を<鵜呑みにする>か<きっかけに反対の真実を悟る>かは、自由だ。
- 05-12-14 <幸運の女神に後ろ髪はない > 安部晋太郎氏へのアドバイス
- 『 幸運の女神に後ろ髪はない。 あっという間に通り過ぎてしまう
』
次期首相が確実視されていた元外相の安部晋太郎氏にアドバイスした人がいたそうだ。
- <商売の徳は、売る者も買う者も共に利益を得て悦ぶ所にある
> 渋沢栄一、経営論語
- みずほ証券の誤発注事件に関して、 与謝野経済・財政・金融担当大臣:
「誤発注と認識しながら、他の証券会社がその間隙をぬって自己売買部門で株を取得するというのは美しい話ではない。」
「行動の美学を持つべきだ。」
自民党議員:「 火事場泥棒だ! 」
*** 議員が行動美学の観点で他を非難するのは、滑稽だが、、、他の証券会社は、、実質的に返却の処理をすべきだろう。
*** 実務的には、、<誤発注だと無効にする>とする前例を作れば、安心して取引など出来ないだろうが。
- 05-11-26 <まあ、いいや。> 横綱朝青龍
- 琴欧州に真直ぐに寄り切られて、、
**** 相撲を見ていて、「八百長臭い」と思っていたら、、今までは負けたら異常な程の悔しさを見せていた朝青龍なのに、、
**** 「まあ、いいや。」 と言ったらしい。 負けてやっても優勝には影響しないんだから、、、マスマス白ける相撲興行。
- 05-11-20 <日本書紀は天皇家から見た歴史観に貫かれている。
> 朝日新聞社説
- そのため蘇我氏を実際以上に悪く描いているという指摘がある。
蘇我氏側から見た史書の一端が明らかになれば、多面的な視点で当時の歴史に光を当てることが出来る。
聖徳太子と、入鹿の祖父の蘇我馬子が編纂したという「天皇記」と「国記」は、燃やされたとあるが、国記は救い出された、、
*** 後世の施政者に都合が悪ければ焚書坑儒、、、古い時代ほど、善悪に関わらず勝者の歴史観が歴史となっている。
*** 何事においても、そういう裏事情を考慮するのは大人の条件なのだが、、、、
- 05-11-14 <「静まれ」の指令に従う者は「暴れろ」の指令にも従う
> シャルル・ペレグリニ
- パリ郊外から広まった暴動に関連して、、
- 05-11-06 <論理と遊びが結びついた世界 > 飯沢耕太郎(写真評論家)
- 「 日常 」 が 「 日常らしさ 」に変質した非現実感のグロテスク
気持ちが悪い「ズレ」が生じている、、
論理と遊びが結びついた世界
*** 深遠な真理を遊びに、、、遊びでさえ深遠な真理に沿っているという無駄の無い境地。
- 05-10-30 <プロ棋士とコンピューターの実戦が原則禁止、日本将棋連盟が今月通達
> 天声人語
- 将棋ソフトは、今ではアマ六段相当の腕を持つ。
詰めの局面ではもう人知を超えた。 高段の数千人しか太刀打ちできないだろう。
羽生善治4冠でさえ、対局後の詰みの確認にはソフトを使う。
弱点もはっきりしている。 中盤で攻め急がず、わざと定跡を外して差し続けると、ソフトが焦り出す。
チェスではわずか50年で IBM製の人工知能が破ってしまった。
将棋でも20年以内に名人が負けるとういう予測。
囲碁やポーカーではなお人間が優位と聞くと、少しほっとする。
*** ソフトといっても、人間が設計したもの。 設計者の読みと根気の問題、、、
- 05-10-28 <天皇制は生まれながらの貴賎や階級秩序を生み出す根源である
> 朝日新聞三者三論
- 加納実紀代(敬和学園大学特任教授): 天皇制は「世襲」であり、血統に権威の根拠を置く。
世襲家族を国の「象徴」としてあおぎ続けることには、そもそも無理がある。
天皇制存続の是非を議論すべきではないだろうか。
天皇制は生まれながらの貴賎や階級秩序を生み出す根源であり、人間平等の理念に反する。
**** こういう意見が掲載されるのは珍しい。 このような選択肢がある事を大ッピラに議論をすべきなのだ。
**** 民主主義とはそういうもの。 階級制度を認めてはならない。 自覚の無い国民性。
- 05-10-21 <「バカな女」と思われない為の知的実用会話術
> PHP研究所
- いくら隠してもあなたのホントが出る!
*** 同じレベルの人達と付き合えば、「バカ」とは思われない。
*** 独りだけ抜け出した粋な会話をすると、、間違いなく、悪口を言われてバカにされる。 ホントを向上させねば!!
- 05-10-16 < 自分で考えて答えを出すvs他人から聞いた答えを確かめる
> 東野圭吾:「容疑者]の献身」
- 自分で考えて答えを出すのと、他人から聞いた答えが正しいかどうかを確かめるのとでは、どちらが簡単か。
恋にすらならなかった彼の愛情、、
*** 答えを用意して、その中から選ばされる事しか知らない。 それ以外の意見を言えば、阻害する社会。 未熟な民主主義。
- < 内輪向けの論考ばかり。 読むに値しないものが殆んどである
>
- *** 問題点が同じである事自体が、単一の同質性を意味する。 発想・着点の次元が違えば、問題点そのものが一致しない。
*** 「 何を問題にするか 」 それが重要である。
- 05-10-09 < 知る者は好む者に及ばず、好む者は楽しむ者に及ばない
> 孔子 「論語」
- 『 子曰、知之者、不如好之者、好之者、不如楽之者
』
- 知る者 < 好む者 < 楽しむ者
*** 知識があっても、実践して楽しまないと、知る価値が減じる。
*** 知らないのに楽しいと感じているのは、皮相的で軽薄の場合もある。
*** 知らないから楽しめる場合もある。 楽しければ良いと言うモノでもない。
*** 適切に知っていて、それを楽しむ。 発展的、向上的に楽しむには、知識は必要である。
*** 格言、名言の類は、、引用する情況の判断が肝要で、、適切な引用には、豊富な体験と知識が不可欠である。
*** 格言、名言を知っているだけでは、会話を楽しむには良いが、、ホトンド役には立たない。
- 05-10-07 < 3日前の食べ物が頭の働きや体調に影響を与える
> ドクター中松
- 42歳から35年間、毎日自分の食事を写真に収め、
3日前の食べ物が頭の働きや体調に影響を与える事を突き止めた。
という理由で、イグ・ノーベル賞の栄養賞を贈られた。
*** フロッピィディスクの発明だとかで実績は偉大な人なのだが、、眉唾的イメージが優先してしまうDr.中松、77歳。