≪九重山、久住山・中岳・坊ガツル≫登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
感動の共有、のぶながTOPページへ ■ コース=牧ノ戸峠 → 沓掛山 → 扇ケ鼻分岐 → 中岳分岐 → 久住山 →
     → 御池 → 中岳 → 法華院温泉 → 坊ガツル → 雨ケ池 → 長者原

01年 5月 4日  天候=曇り、ガス、視界10km

■ 所要時間=牧ノ戸峠発 8:33 → 沓掛山8:55 → 扇ケ鼻分岐9:52 → 中岳分岐10:45 →
      → 久住山11:00 → 御池 → 中岳12:15 → 法華院温泉13:25 → 坊ガツル →
      → 雨ケ池 → 長者原3:22

    久住まで登り 2時間27分、 久住〜中岳 55分、 中岳〜長者原下り 3時間  合計 6時間22分

≪標高差 牧ノ戸から461m、長者原から752m≫ 標高差は少ない。

主な標高≪中岳1791m≫≪久住山1786.9m≫


■ 前日、大阪南港18:50発の関西汽船で、別府着翌6:20。 GWなので、この日しか予約が取れなかったのだ。
7:08のバスで牧ノ戸の予定だったが、タクシー4人相乗りで1人3000円。 1時間の節約。
もう、素早い相乗り客集めは特技となった。

大阪への帰りの便は、船、飛行機と全く予約できず、6日の早朝福岡からのJALしか取れなかったので
久留米、博多と2泊し、有田陶器市、福岡市内見学と、付録の方が大きな山行であった。

何処であろうと、前日の天気予報を見て出発決行するのだから、予約なんて縁が無くなって来た。

■ 牧ノ戸峠まで、タクシー利用で、バスより1時間も節約できたので、下山計画が、坊ガツル経由長者原のコースが可能になった。 湯布院行きのバス便に間に合う計算だ。   、、、、が、しかし、、とんでもない状態が、、、

ミヤマキリシマの時期より1ヶ月早い登山である。

←フェリーから別府の街を見る
温泉の湯煙は、美しい光景である。

タクシーの運転手が湯布院の観光名所を一通り案内というサービスで大満足。
  狭霧台からの湯布院。 →
雲海の下なので街は見えない。
女性連れなら、ムード満点なのだが、、

美しい姿の由布岳1584m豊後富士

温泉の入り込む池、水鳥多数

牧ノ戸峠の休憩所、8:20着

沓掛山までの登りが舗装された道
これにはマイッタ。 脚腰に悪い

途中の展望台から、牧ノ戸峠を見下ろす。駐車場は大賑わい

沓掛山山頂。子供連れが多く、登山と言うより家族ハイキングのコース

扇ケ鼻分岐手前から、沓掛山の方角を見返る。
最初岩場が少しあるが軽い登り。 でも泥んこの滑り易い道

扇ケ鼻と星生山の中間点から、登ってきた道を振り返る。 遥かに霞む沓掛山
ここまで1時間20分

前方が星生山への登りだが、
現在登山禁止の模様
進行方向はすべてガスで少し不安
ここまで来ると何故か子供がいない

西千里浜を歩き、星生崎から久住山がやっと見えてきた
ガスの中一瞬見えた久住山。 山頂へ左から登る登山者の影 (望遠で)
これから一旦、避難小屋まで下って、また登る ↓
中岳との分岐から見た久住への最後の登り

山頂真近から、登山道を振り返る。 手前に犬も。 右向うが稲星山
真中遥か向うが白口岳か。 白口岳手前のコルが坊ガツルへの下り

久住山頂は大賑わい

山頂からの硫黄山の噴煙

久住山頂から、九州本土最高峰、中岳(右)1791m、天狗ケ城(左)、

御池の向うに中岳の山頂が覗く
こちらは人がグッと減る

御池奥から星生山の頭を見る
太陽光があれば、綺麗な写真に

中岳山頂から振り返る
a)池の小屋、b)久住山、c)扇ケ鼻

中岳山頂から、平治岳1642.8m
下が坊ガツル

中岳山頂から、大船山1786.2m
ガスで少し霞む
白口谷上部より坊ガツル全景。 左端が法華院温泉、右が平治岳
↓中岳山頂から、稲星山1774m

山頂には花は少ない。時期が悪い

白口谷、1時間の下りだが少し足場が悪い。

登山者は極端に少ない。 すれ違ったのは2グループのみ

法華院温泉は、登山客多数
長者原からの登った客だろう
自動販売機があるが、空缶入無し
5分休憩、
急ごうバスに遅れる

長者原への下りは、超泥んこ、滑り易い道。道を外して歩く。 ここは雨ケ池の板橋の道。
これから樹林帯の下りがダラダラ続く。また子供が目立つ

長者原からの三俣山、手前が指山
空は相変わらず雲

長者原からの見た硫黄山の噴煙
右が星生山。 長者原標高1039m

長者原のバス停前。 奥の温泉の洗場で靴の手入れ
無事下山したのだが、時刻になっても湯布院行きのバスが来ない。 熊本方面に行く登山客が話し掛けてくる、「 2時間待って未だバス来ない 」。 別の客が亀ノ井バスに電話、「由布院で大渋滞、全くわからない」 「3時間遅れははあたり前」!!!!!

JR湯布院から特急予約済みなのだ、間に合わない!!! タクシーが1台現れる、「湯布院まで行けるか?」 「先約が牧ノ戸峠まである、帰ったら行く」 「頼みます、待ってます!」 この間に相乗り客探しだ!

2人連れが別府まで行くとの事で、相乗りシブシブOK。 見込みのないバスに未練があるらしい。

タクシーが戻ってきて、「湯布院へ!」  しかしだ、渋滞の湯布院へ間に合うとは思えないのだが、相乗り客が別府にこだわるので、≪豊後森≫へと言えなかった。 湯布院手前まで来て、渋滞で動かない、相乗りの2人が携帯で、フェリー会社に電話、<なんと予約していないのだ>、無理とわかって福岡周りで帰る事に、ここでやっと、別府を諦めて、豊後中村へ方向転換に同意。
 、、、、、、、、 色々あって、私の久留米着が7時過ぎの予定が、9時前と2時間遅れ(-.-、)

まッ! こんな事もあるさ!  教訓≪緊急時には、情勢判断力、決断力の不足している人とは組むな!≫
状況に応じて、タクシー割り勘にこだわらずに、独りで自由に決断すべし!

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■ ≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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