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≪  チョルーラ遺跡、ホポカテペトル山、イスタクシワトル山  ≫

Cholula
Popocatepetl 5426m, メキシコ2位の標高
Izlacchuatl 5286m,メキシコ3位の標高

メキシコ・テオティワカン・アステカ・マヤ遺跡&民芸探訪 (3)
11/04/18〜11/04/25





メキシコシティから、プエブラへはバス移動
途中、、チョルーラ遺跡を見学する。

メキシコシティは巨大な盆地の中に位置し、、プエブラへは標高3000mを越える峠を越えなければならない。



8:30にメキシコシティ中心のホテルを出発し、、8:50頃に、、進行方向右手に、、富士山に似た独立峰が見えてくる。




↓ ポポカテペトル山 Popocatepetl 5426m, メ キシコ2位の標高 ↓





↓ イスタクシワトル山 Izlacchuatl 5286m, メキシコ3位の標高 ↓
女性が寝ている姿に例えられる。


メキシコの最高峰は、オリサバ山 5699m Orzaba で、、プエブラの東方に位置する。


標高を上げるにしたがって、、ポポカテペトル山、イスタクシワトル山は見えなくなってくる。





峠の最高地点は、、標高 3166mで
ドライブインがひしめき合っていた。

北岳 =3192m
奥穂 =3190m
槍ヶ岳=3180m であり
岩だけの山頂風景と比較すると
この地の森林風景が信じ難い。



峠を越えて、プエブラ側に入ると、、、ポポカテペトル山、イスタクシワトル山の位置が逆転する。
9:25  丁度良い位置にガソリンスタンドがあり、、絶好の撮影場所であった。




ポポカテペトル山は噴煙を上げる活火山 5426m




イスタクシワトル山  5286m
横たわる女性の頭は右手に来る。 別名 ムヘル・ドルミーダス




衛星写真で確認すると、、イスタクシワトル山、ポポカテペトル山は南北に並んでいるので、、東西からの眺めは逆転する。

メキシコ最高峰のオリサバ山 5636m は、 プエブラからベラクルス方向に位置するが、、今回は確認できなかった。 ↑
ラ・マリンチェ山 La Mlinche は、プエブラからの帰路にかっこ良く見えた。



↓ チョルーラのピラミッド上から見た ポポカテペトル山、イスタクシワトル山 ↓
相当に距離が離れているが、、チョルーラの街との対比が印象的に見える。




↓ ラ・マリンチェ山 La Mlinche ↓

『 マリンチェ 』 とは、、コルテス侵略の際に、、コルテスに捧げられた現地の女性の名前で、
その聡明さで、通訳を務め、、彼女無しでは、コルテスはメキシコ征服をなせなかったと言われ、
彼女は、メキシコの裏切者の象徴となっているそうである。






チョルーラの古代遺跡ピラミッドの頂上に建つ レメディオス聖母教会
↓ 駐車場から見る ↓




 トラチウアルテペトル神殿跡 (=ピラミッド) と レメディオス聖母教会




レメディオス聖母教会




■ チェルーラは、紀元前後から繁栄し、
テオティワカンと同時代に、トラチウアルテペトル神殿が相次ぎ増改築がされ、
1辺439m,高さ59m の大神殿となっていた。 Tlachihualtepetl
7世紀頃から、北のカカシュトラ、トルメカ、チチメカ、アステカと支配されていたが、
経済的にも宗教的にも繁栄していたらしい。
1519年10/14、、エルナン・コルテスが、チョルーラに進軍し、数時間の内に
3000人の大虐殺が行われたという 当時は10万人居たと言う歴史的な街、、、

この時のスペイン人の破壊により、、トラチウアルテペトル神殿は廃墟となり
ピラミッドも小山状態になったようである。
そして、侵略の象徴・治世の為、レメディオス聖母教会が丘の上に建てられた。



チョルーラの街




賑やかに土産物屋が並ぶ一角からピラミッド跡に上る。



最初は、ゆっくりとスロープを登る。







C=土産物屋が並ぶ上り口、、、A=ピラミッド上のレメディオス聖母教会
B=トラチウアルテペトル神殿跡




途中からは、、、爽快な展望が得られる。




頂上のレメディオス聖母教会



チョルーラの街並みと、、遥か遠方に ポポカテペトル山、イスタクシワトル山




↓  チョルーラの街並み  ↓


  結構、、充実した街である。



レメディオス聖母教会の内部







教会裏からピラミッドを下り、 トラチウアルテペトル神殿遺跡見学に、、、



神殿や祭壇跡なのであろうが、、、観光的にはあまりメリハリがない。








遺跡から周辺を眺める。




大階段が、、右にも左にも存在する。  基蹟だけで、、、巨大な柱等の復元がなければ、、やや迫力に欠ける。


巨石文化ではなく、、小石の積み重ねなので、、、好奇心は満たされない。

珍しく石のレリーフ







発掘なのか? 復元なのか?




台形と矩形の積み重ね、、、復元想像図でもあれば良いのだが、、
遺跡全体のあるべき姿のイメージが全く空虚なままである。




麓の土産物屋は賑わっているが、、種類が少なくワンパターン、、
フルーツの種類の多いアイスクルーム屋 ↓




↑ タラベラ焼きの大皿も一見華やかに見えるのだが ↑
デザインも大味で、線描きや色塗りも精気が感じられない。


↓  プエブラで購入した大皿  ↓
上の皿の出来栄えと比較すると、、職人の熟練度は、少々年季が入っている。


11:30 チョルーラ観光を終え、、プエブラ市内へ向う。




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