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≪  メキシコ・シティ、ソカロ、テンプロ・マヨール、国立宮殿  ≫

レフォルマ通り、国立自治大学

アステカ遺跡=テノチティトラン

メキシコ・テオティワカン・アステカ・マヤ遺跡&民芸探訪 (5)
11/04/18〜11/04/25






現在のメキシコ・シティは、アステカ帝国の首都 テノチティトラン の上に存在する。
1325年頃、テスココ湖上の島に建設された都市テノチティトランが、
1521年以降、スペイン人コステスに侵略され、周囲を埋め立て続けて
現在のメキシコ・シティに発展していった。



↓ 画家ディエゴ・リベラの国立宮殿回廊の壁画に描かれた1325年頃のテノチティトラン ↓




テスココ湖に造られ、周囲を高い山に囲まれている。




遠くに、イスラクシワトル山とポポカテペトル山が見える。  東方向だから、ピラミッド上の神殿は西を向いている事になる。




メトロポリタン・カテドラルの東に造られた テスココ湖上の首都テノチティトランのレプリカ

↑   神殿群は、中央部と 右手(北部)にもある。   ↑
右手は現在の三文化広場にあたり、
アステカ時代は、商業都市であったトラテロルコ。



首都テノチティトラン中央区画の神殿群




テスココ湖上の首都テノチティトランイメージ


アステカ時代のメキシコ・シティ一帯イメージ


一帯がメキシコ・シティ中心部  →

現在は、、全て埋め尽くされている。

元々は、、湖であったメキシコ・シティである。
現在のメキシコ・シティ周辺の衛星写真



テンプロ・マヨール = 中央神殿の発掘現場 (カテドラルの裏)








↓ 中央神殿のピラミッド階段跡 ↓



鉄筋コンクリートの破壊跡が見えるので
現在もなお、近代の建物を破壊しながら
古代遺跡の発掘が続行されている。





↓ メトロポリタン・カテドラル ↓





カテドラル横の入口




先住民アステカ文明を破壊して建てられたキリスト教文明




↓  ソカロ  ↓
現在のソカロは、、テントが建ち並び、、陳情・抗議等が行われ
予想していた観光客の溢れかえった広場のイメージはなかった。
訪れた時は、復活祭の休暇時期で、市民は殆んど郊外のレジャーらしく
街の中は閑散としていた。



ソカロの国立宮殿の中庭

アステカ時代の宮殿をコルテスが破壊し
宮殿を建て、植民地支配の拠点とし
その後も、皇帝の宮殿、、大統領邸と
権力の中枢であった。



ディエゴ・リベラの壁画  階段室

メキシコの歴史・事件が、、描かれている。

左から
階級闘争 (各時代の闘争)
フランスの侵略 1862-1867
植民地時代
メキシコ革命 1910
メキシコの独立 1810
サボテンにとまる鷲
テノチティトランの征服 1521
改革令 1856-1857
植民地時代
米国の侵略 1847
ケツアルコアトルの伝説  とテーマが一体となって埋め込まれている。 



サボテンにとまる鷲、改革令、植民地時代の部分




ディエゴ・リベラの壁画  2階回廊




テノチティトランの都




右下部分の拡大、、、市場の様子だが、、切断された人の手は如何に解釈?
両脚に刺青の女性は??




以下は、、各文化の特色を描いている。


↑  トトナカ文化  ↑



↓  タラスコ文化(綿摘み、染色、炭焼き、etc)    サポテカ文化(砂金採り、金銀細工、etc)  ↓



↓ ワステカ文化(とうもろこし栽培、オロサバ山)、カカオの栽培、竜舌蘭・テキーラ ↓




↓ エルナン・コルテスのベラクルス上陸 ↓
1519年、左上がミサでのコルテス、、奴隷、黒人奴隷の刻印、混血の赤子、上陸した家畜群 etc



以上は、ディエゴ・リベラの壁画である。
1900年代前半の革命時代に、愛国心・自由を中心にした壁画運動が盛り上がり、
文字の読めない庶民層に、自国の歴史認識や隷属しない自由の啓蒙に役立った。
壁画の3大巨匠と呼ばれるのが、ディエゴ・リベラ、 アルファロ・シケイロス、 ホセ・クレメンテ・オロスコ。





ソカロ周辺は、歴史的であるが、
レフォルマ通りは、、最先端の近代的文明地区である。

↓  レフォルマ通り 独立記念塔  ↓




夕刻の レフォルマ通りと独立記念塔




独立記念塔の先端








1810年、独立戦争勃発

地方の司祭ミゲル・イダルゴが
独立を唱え、1821年独立達成。




レフォルマ通りを 独立記念塔から東へ移動 (ソカロ方向)


素晴しいデザインの高層ビルが建ち並んでいる。


大きな交差点には、、モニュメントが建っている。
クアウテモック記念像 (アステカ帝国最後の皇帝)




コロンブス記念像




アラメダ公園方面へ右折する。




アラメダ公園のベニート・ファレス記念碑








ベジャス・アルテス宮殿 総大理石の大劇場 ( オペラ 〜 民族舞踊 )








↓ タイルの家 ↓






メキシコ・シティの南地区にあるメキシコ国立自治大学には、、巨大な壁画がある。


↑ オリンピック競技場、 ディエゴ・リベラの壁画 ↑



↓ メキシコ国立自治大学 ↓

本館のアルファロ・シケイロスの立体画

中央図書館



中央図書館  世界最大の壁画、、 ファン・オゴルマンの壁画(色岩によるモザイク画)




大壁画が、各建物、各壁面にあるが、

社会的、歴史的、民族的なテーマなので

私個人にとっては、、殆んどテンションが上がらない。

以上、、、
メキシコ・シティの観光的な部分の 個人的なメモリーとしての記録に過ぎない。 ( まとめようがない、、、)





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