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≪ バガン遺跡・パガン遺跡 (ミャンマー仏教遺跡) 大展望 ≫

BAGAN (1)
バガン遺跡 (旧名パガン遺跡)

ミャンマー仏教遺跡探訪(1)
2010-06-03 〜 2010-06-07


  


シュエサンドー・パヤーの最上段からの展望

東〜南東〜南方向、   左遠方がスラマニ寺院、中央の大きな寺院が ダマヤンジー寺院

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バガンは、ビルマ族による初めての統一王朝が、1044年に成立し、
250年間栄えて、1287年蒙古のフビライ・ハーンの侵攻で衰退した地域である。

アンコール遺跡の王朝は、約800年〜1350年であり、アンコールワットの時代は、12世紀前半。
タイのスコータイ王朝は、13世紀からなので、

バガン王朝は、アンコール王朝の後半と同時代、スコータイ王朝の初期と一部重なるという時代である。




西〜北西〜北方向、   遠くにイラワジ川、  中央に小さく Bagan Thande Hotel ゴドーパリィン寺院

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南東〜南方向、   左手にダマヤンジー寺院

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北〜東〜南方向、   遠方左にアーナンダ寺院、 中央からやや右手にダマヤンジー寺院




南東方向、  左遠方がスラマニ寺院、中央の大きな寺院が ダマヤンジー寺院




南〜西〜北方向、   遠くにイラワジ川、  遠く右手にタビィニュ寺院



40Kuの平野に 3000を越える大小の寺院・仏塔が展開する光景は、他に類を見ない特異な存在である。

メコン川流域の文明を紹介したテレビ映像で、、チラッとこの光景に接した途端、、「行かねばならない!」 と。

期待以上のこの展望は、、数多くの繊細な人間文明の遺産を見てきた私にとっても、、新鮮な刺激である。









シュエサンドー・パヤー Shwesandaw Paya

統一を成し遂げたアノーヤター王が、1057年に建立

シュエ = 金
サンドー = 聖髪


急な階段を登る。


土産物の売り込みに熱心な現地の子供達



暑さを避けて、夕焼けを期待して、 夕刻5時頃に訪れたので比較的楽に上り下りが出来た。




↓ 望遠で撮った アーナンダ寺院 1091年建立 ↓
63m四方、高さ50m





↓ ダマヤンヂー寺院 (未完成) 1167年 5代王ナラトゥが建立 ↓






↓ タビィニュ寺院  アラウンスィードゥー王が12世紀半ばに建立 ↓
高さ65m (バガンで最高)

タビィニュ = 全能者、仏陀















↓ スラマニ寺院   1183年 ナラパティスィードゥー王が建立 ↓




どの方向でも、どんなアングルでも、、寺院、仏塔、礼拝施設の密度ある存在に圧倒され、
過去の人間の存在とその執念に、刺激される。  日々無為に過ごす軽薄さを嫌悪する。




オールド・バガンの博物館


地震で崩壊した遺跡を、元の姿を無視して再現したり
遺跡領域に、遺跡風ではあるが、現代の構築物を建てている為
世界遺産には指定されていない。
空港近くにある展望塔










サンライズを期待して、、翌日朝5時に、Old Bagan 城壁横の Myin-Pya-Gu 寺院に登る。




↓ 堂内は真っ暗、、内部から狭い階段を登る。 ↓











天候は曇りで残念ながら、日出は見られず。


↓ 北東方向 タビィニュ寺院 ↓





タビィニュ寺院の手前に 城壁跡




南方向




西〜北 方向   Bagan Thande Hotel ゴドーパリィン寺院








タビィニュ寺院  ↓




南東方向    ダマヤンジー寺院、 シュエサンドー・パヤー




バガンの魅力は、個別寺院探訪にもあるが、、、
やはり、この広大な平原に林立する展望が、、強烈な魅力であろう。






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