木曾≪御岳≫登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
95年 7月 9日  天候=雨
感動の共有、のぶながTOPページへ コース=田の原 → 石室 → 一口水 → 石室 → 王滝山頂 →
  → 石室 → 金剛童子 → 大江権現 → 田の原

所要時間=田の原 3:25 → 金剛童子4:20 → 9合目一口水5:23 →王滝山頂神社6:21
       → 金剛童子8:20 → 田の原9:00   登り2:56、下り1:45  合計 4時間41分

≪標高差 736m≫ 
主な標高≪王滝山頂2936m≫

スキューバ・ダイビングでは、ボルネオの地の果てまで潜り、行く所が無くなってしまった。
海が面白かったから、山も面白いだろうと、登山に切り替える事にしたが、全く経験がないので、本を読み、適当に道具を揃え、ツアーに参加する事にしたのだ。  全く初めての登山である。

早朝バスで大阪を出、夕刻に田の原着、御岳観光センターにてその日は宿泊。
翌朝3:25出発であるから、真っ暗で写真など撮れない、おまけに雨、も一つおまけに団体行動、写真を撮る暇はない。
こんなに早い出発、下山は、今日中に大阪まで帰らなければならないからだ。

これ以上にひどい登山は、これ以後全くない。 最初が最悪であった。 おまけに費用¥27500円
単独登山なら、雨なら中止が当たり前。  こんな団体で登るのは、馬鹿以外の何者でもない。

左の2枚は、前日に田の原を散策した時に撮ったもの。

4時43分、雨、やっと写真が撮れた

一口水、雪渓が残る

9合目の避難小屋
←山頂の大滝山頂神社。
休憩小屋で1時間程休む。

雨の為ここで中止となり、そのまま下山

8合目下で雷鳥1羽。 「 あッ鳥だ 」 と叫ぶ声。 いくら無知でも雷鳥ぐらいポスターで見ているだろう!

金剛童子
登りでは真っ暗なので写真はなかった

大江権現
登り時は、ただ列を乱さぬように黙々と通り過ぎただけ

帰りの昼食は、木曽福島で、温泉の後。
馬刺し、鯉の甘露煮等山らしいまあまあの料理。 私の好みでは全くない。
                →→
帰りは「 寝覚めの床 」でお土産休憩
最初の登山が、唯一の最悪の登山であった。
この後、標高差の少ない山から、迷う可能性の少ない山から、という理由で、 ≪乗鞍≫≪木曾駒ケ岳≫と単独登山が始まる。 登る度に現場で学習、他の登山者が最高の生きた教師である。 良い意味でも悪い意味でも!


≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

   のぶながTOPへ  掲示板に参加して、感動の共有と増幅を!     ≪我が登山歴へ≫
   前画面へはブラウザの<戻る>で戻って下さい。