大台ケ原散策、大蛇嵓・日出ヶ岳

■　コース＝大台ヶ原駐車場　→　日出ヶ岳山頂　→　正木ヶ原　→　牛石ヶ原　→　
　　　　　　　　大蛇嵓　→　シオカラ谷　→　大台山の家　→　大台ヶ原駐車場

2005年　8月14日　　天候＝曇天、晴れ（展望なし）

■　所要時間＝駐車場11:25　→　日出ヶ岳山頂12:00 - 12:40　→　牛石ヶ原1:30　→　大蛇嵓1:50 - 2:03　→
　　　　　　　　　　→　シオカラ谷2:50　→　駐車場3:30　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合計　約２時間５５分

　≪標高差　２５０ｍ≫
　主な標高≪日出ヶ岳１６９４.９ｍ≫ ≪大蛇嵓１５７８.６ｍ≫ ≪シオカラ谷１４５０ｍ≫

■　蓮さん、かぎろひさん、高やんさん、みるくさん、mayumi、
　　あきさん御一家、ひげＱさん、こごせさん、旗振マンさん、のぶなが　計１４名

■　大和上市駅発９：３０のバス組とこごせ号便乗の自動車組が大台ケ原駐車場で合流。
　　　（私は、地下鉄車内でひげQさんと偶然出会い、急遽こごせ号に乗せてもらう事になり、ＪＲでこごせ号まで、、）

天気予報は、曇り。車で向かう途中は、曇りから晴れと変ったりしたが、大台ケ原駐車場に着いて、バス組みを待っている間に、空は暗くなる一方。 ↓　　駐車場から日出ヶ岳を見る。　　↓ 雨中行軍を覚悟せざるを得ない情況である。
満車には程遠く、駐車場所は確保出来た。	バス組がさっそうと登場
バス組みが登場した途端に、、何と！不思議！青空が拡がり始めたではないか！偶然だとは判っていても、「晴れ娘は誰だ～」と特定したくなる。 ↓　日出ヶ岳への登り途中の展望台から、＜東＞尾鷲湾方向を見る　↓ 上空は青空でも、遠景の展望は得られない。快晴ならば、尾鷲湾が真近にハッキリと見え快感なのだが、、
山頂への道は、整備されている、と言うよりも整備され過ぎていて、山歩き、ハイキング以前	立派過ぎる木製階段が山頂まで続く。昔はこんなのではなかった、という気がすれども微塵も思い出させない堂々たる階段である。
駐車場から約３０分で、日出ヶ岳山頂 ↓　　山頂展望台より、＜南＞正木ヶ原、正木嶺を見返る。　　↓ やはり、遠景は霞む。 ↓　　＜西＞　の展望　↓ 今回の目標は、ここから大峰の山々を展望する事だったのだが、、特に、、行者還岳の得意な姿を真横から、もう一度見てみたかった。最初に展望できた時は、フィルムカメラの時代だったので拡大して鮮明に見る事が出来ない、、、デジカメ高倍率で撮っておきたかったのだが、、残念。 ↓　　＜北＞　の展望　↓ 池木屋山の姿は霞の中、、、 ↓　　＜東＞　の展望　↓ 大杉谷への下り、シャクナゲ坂の入口 ↓　　展望台の山名図　　↓ 展望した気分になろう、、、、一度は見たことがあるのだから、、 ↓　　東の展望図　　↓ ホントかいな！　と疑いたくなるが、、　可能とする展望図、、、何％の人が見たのやら、、、

↑　　立ち枯れの中、、強烈なる対比　＜エネルギー溢れる笑顔＞　　↑ ↓　　青い空、、白い雲、、天を差す立ち枯れ、、地面を一面に覆う緑の笹　　↓ 枯れ木なのに、健康に爽快に見える光景だ。 ↑　　　明るい太陽の下、、爽快な印象　　　↑ 様々な情況を想像してみた。満月の月明かりで見れば、、神秘的、、幻想的、、ロマンチック、、、いいなぁ～月明かりはあるが、雲に見え隠れ、、そして風がピュー　となれば不気味、怨霊の世界林立する立ち枯れは一本一本が動き出す、、、、同じ自然なんだけれど、、イメージは千変万化する。人それぞれ印象も感銘も違うだろう自然の造形である。 ----　　簡単に来る事が出来る大自然　　---- 安全対策も万全の立派な木製階段道、、自然を侵食しているようにも思えるし、自然を保護しているとも言える。『　黒部源流の魚の昇れない上流に、下流の岩魚を放流して、釣りを楽しむ、、』カゲロウやトンボ、生態系のバランスを崩す大罪だと思うのだが、これを素晴しい事のように放映する公共放送にも憤りを感じた事がある。どこから挑んでも２日はかかる黒部源流なんだから、、 ≪ 自然は自然のままに、 ≫ は大切な事。これに比して、大駐車場のある大台ヶ原これが自然なのか、、もう既に造られた自然なのか、、長い長い木道を歩きながら、、思ってしまう。
↓　牛石ヶ原の神武天皇像　↓	山頂から神武天皇像まで５０分。　こんなに長かったかな？と思うほどに長い人工道。　途中、道から離れた所に、鹿の群れ。　人に馴れてはいないが、慣れた様子だ。　秘境と言われた此処も、限定的に公園になりつつある。
神武天皇像前で、小休憩。　全員が揃うのを待つ。　此処からは、大蛇嵓への分岐は直ぐのはず。
大蛇嵓への分岐は直ぐだったが、、　そこから　大蛇嵓へは少々下る。　我々以外の来訪者（登山者とは言えない）ともすれ違う。　バス組の最終バス時刻も余裕がありそう。	↓　大蛇嵓は木橋で登る　↓

シオカラ谷への下り本日初めての登山らしい道	シオカラ谷の吊橋
シオカラ谷から駐車場への急登は石組の不規則な階段無事に登りきって、、３時間弱の本日の散策完了！ ↓　　健脚組の余裕のポーズ　↓ 善いお顔としぐさの面々バス組を残して、車便乗組５人は、小処温泉へ長い大台ヶ原ドライブウェイの途中から小処温泉へ下る。これがまた長い下り坂。独り運転のこごせさんに感謝感謝であります。
↓　狭い谷間の駐車場はほぼ満車　↓ 気持ち良く汗を流し着替えてサッパリと、、、	手持ちの資料には、、ひなびた山峡の湯　とあるがなんのなんの、、イメージを覆す立派な温泉

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