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≪ クレムリン大会宮殿・バレエ団、ノ-ヴァヤ・オペラ劇場 ≫


モスクワ : ボリショイ劇場、スタニスラススキー・ダンチェンコ劇場
サンクトペテルブルグ : マリインスキー劇場、ミハイロスキー劇場
は 当たり前だが、、それだけではなく、他にも魅力的なバレエ団があるのだ。


2017/08/10




ロシア旅行ならば、、バレエ三昧なのであるが、、見飽きる程に観たものだけでなく、
未知の世界を体験して、、自己の感性や基準を、幅広く深いものにしたいものである。
幸いにも、、現状では、、、インターネットの世界で、、玉石混交だが、、膨大な映像が体験できる。

私のDVDレコーダーに蓄積された映像の中で、、 魅力的なバレエ団を整理・検分して、
玉と石を見極めて今後のロシア旅行の計画・準備に備えておく事にした。

モスクワでは、、、
★ クレムリン・バレエ団 (クレムリン大会宮殿・バレエ団)
★ モスクワ・クラシック・バレエ劇場 (ノーヴァヤオペラ劇場等で公演)

サンクトペテルブルグでは、、、
★ レオニード・ヤコブソンバレエ (マリインスキー劇場、アレクサンドリンスキー劇場等で公演)
★ チャイコフスキー記念サンクトペテルブルグ・バレエ団(アレクサンドリンスキー劇場)
★ サンクトペテルブルグ・ロシアバレエ団(エルミタージュ宮殿劇場)
★ エルミタージュ宮殿劇場



ロシアのバレエ団は、すべて国立で、
バレエダンサーは、、国家資格で、、ソリストとコールド(群舞)の区別があるそうである。







★  クレムリン・バレエ団 (クレムリン大会宮殿・バレエ団)  ★


客席数6000という クレムリン大会宮殿を拠点とする。


全曲映像は、、正式なものが、、

Sleeping Beauty
Swan Lake
Nut Crucker
Bayadere
Don Qhote
Corsaire
Giselle
Esmerarda
1001 Nights
Figro
Rusrun-Rudmira
Snow Girel
と多彩に在る。

2018年訪問記、ジゼル観劇へ


↓  Sleeping Beauty  ↓

舞台は広く高い、、、大道具は比較的平面的で最低限の情景描写だ。


なんと言っても、、バレリーナ達のスタイルが素晴らしい。


主役は、、Alexandre Timofeeva が多いのだが、、マリインスキー等からのゲスト出演も多い。


特に印象に残ったのが、 ↓  Christina Burtseva、 Aliya Khasenova の御両人 だが  ↓











残念だが、、2017/08 のメンバー表には載っていない。






↓   海賊   ↓

海賊は、コミック的な演出だ。











↓  Swan Lake  ↓



踊りのレベルなのだが、、、、
ボリショイ や マリインスキー では、意識してこだわっている ”決めポーズ” が
全て 甘い のだ。  NHKの放映する某国のバレエ団のように 下手ではなくて、
ピシッと決まらなく、甘いのだ。
ボリショイとは違って、、筋肉の鍛え度が違うのだろう。

しかしながら、、長い手脚に、細く長い首、、と 観ていて居心地がとても良いのである。

オーケストラは全くダメである。  ソロパートは不安定この上ない、



↓  Rusrun-Rudmira  ↓








↓  1001 Nights  ↓








↓ Esmerarda ↓



ボリショイの良い席は、、3万円もするが、、、クレムリンバレエは、、その 1/5 なのである。
ボリショイ劇場でバレエ三昧して散在する程の気概はないが、、
クレムリンバレエでは 主な演目は、一度は体験したいものである。
しかし、、今年の10月のクレムリン大会宮殿の公演は、、
ポピュラー(チケットは高額)ばかりで バレエ公演は無しだ。
9月のバレエ公演は、、2ヶ月前には、、良い席はすでに売り切れていた。
次回以降のロシア旅行は、、早めのスケジュール確認とチケット手配は必要だ。







★   ノヴァーヤ・オペラ劇場   ★


オペラ公演が主なのだが、、モスクワ・クラシック・バレエ団の公演映像が多くある。

Don Q、Spartacus、等、主なものはほとんどあり、、
小規模なので、、それに合わせて、、演出が個性的に濃厚なのが魅力的だ。


↓   スパルタカスでは、、アマゾネス軍団が登場する。   ↓








↓  Sleeping Beauty   ↓




ここでも、、素晴らしき肢体にお目にかかれるのだ。
切れの良さを期待するのではなく、、美しさを楽しもう、、






サンクトペテルブルク



★   レオニード・ヤコブソン・バレエ  ★


アレクサンドリンスキー劇場が主な公演劇場のようだが、、
マリインスキー劇場、等でも公演記録が見つかる。
日本での地方公演の広告が新聞で見られた。




主役級のダンサーは、、そこそこだが、、まともに十分楽しめる。


アレクサンドリンスキー劇場では、、他に
チャイコフスキー記念サンクトペテルブルグ・バレエ団も公演を行う。
チケットは、1300〜5200ルーブルと、真っ当な価格だ。


よく似た名前の サンクトペテルブルグ・ロシアバレエ団は、
エルミタージュ劇場での公演のようだ。





★   エルミタージュ劇場   ★

10月の公演は、15公演あり、、全て 白鳥の湖 だ。

エルミタージュ宮殿内の小さな劇場で、
座席番号は無くて、、全て速い者勝ち!
明らかに  団体観光客向けの公演。
まッ、、一度は宮廷劇場を見るのも一興だ。
( 時間をもてあますのならば、、、)

と、、価格を調べてみたら、、なッなッんと、、
9000 を 8000ルーブルに Discount とある。
全館一律自由席で 16,000円とは驚きだ。
旅行業者には割引価格の 三重価格なのだろう。
気楽に行けるものではない

サンクトペテルブルグ・ロシアバレエ団は、、結構まともな公演であるが、、




以上、、、、ボリショイ と マリインスキーしか知らないと言うのでは、潤いのある感性は育たないだろうから、、
ロシア旅行の独り歩きを、、実りあるものにする準備である。




日本のバレエは、、TV放映がある時には録画しているのだが、、
見ながら 「 もっと伸ばせ!、、もっと上げろ! 」 と 憤ってしまうので、、じっくりと見る事はほとんど無い。
たまに、、牧阿佐美バレエ団や、、昔のザハロワ+国立劇場バレエを見る事がある程度だ。
最近は、孫娘がバレエを習い出して、、稽古しているドンキホーテやバヤデールの名前で会話が成立するようになった。
トゥーシューズが履けるのは、まだまだ先の事のようだ。




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