≪ 笹ヶ峰、寒風山、瓶ヶ森 ≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
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■ コース=旧寒風山トンネル南口 → 桑瀬峠 → 寒風山 → 笹ヶ峰 → 寒風山 →
       → 旧寒風山トンネル南口
       瓶ヶ森駐車場→ 男山 → 瓶ヶ森(女山) → 瓶ヶ森ヒュッテ → 瓶ヶ森駐車場

2006年 4月22日〜23日  天候=22日曇り後雨、23日小雨

■ 所要時間=初日、トンネル南口発8:40 → 桑瀬峠9:32 → 寒風山10:40 → 笹ヶ峰12:35 → トンネル南口3:35
                                  計 6時間55分

       2日目、瓶ヶ森駐車場8:35 → 男山9:17 → 瓶ヶ森9:40 → 瓶ヶ森ヒュッテ → 瓶ヶ森駐車場
                                   計 1時間50分
                                                   2日分合計 8時間45分

≪標高差 720m≫
主な標高≪笹ヶ峰1859.5m≫≪寒風山1763m≫≪瓶ヶ森1896.2m≫≪旧寒風山トンネル南1136m≫


■ 参加者(敬称略):SUMIE、ハラッチ、ぐー、ぐりーん、寅さん、こごせ、kissyan、どんかっちょ、旗振マン、のぶなが

■ 1月の六甲オフで初めてご一緒した寅さんが、、『 四国に別邸があるので仮眠に使っても良い 』 とのご好意。
  早速企画したら、、10人の参加、車が2台と大好評。
  車が2台ならば、瓶ヶ森〜伊予富士〜桑瀬峠の縦走が出来るチャンスと、欲張りプラン。
  しかし、当日の雨天で瓶ヶ森〜西黒森〜神鳴池にて終了となってしまった。
  (私は、初日の下りで、左足に違和感が出てしまったので、瓶ヶ森だけ登頂)

■ 大阪駅を21日夜9時、こごせ号とKISSYAN号で出発。 淡路島、鳴門経由で、吉野川の寅さん邸に12時過着。
  軽い宴会の後就寝。 翌朝5時起床、5時半出発。 徳島・松山自動車道経由で、登山口まで。







↑ 西条市内から山を見る ↑
石鎚か瓶ヶ森か、、雪が確認できる。

いよ西条ICからトンネル南口の登山口まで約50分

寒風山旧トンネルの南口には、
登山者用の駐車場と展望用の駐車場がある。
↓ は、展望用の駐車場、、トイレもある



古いが屋根のある休憩所があり、ここで雨がしのげる。

登山口は、瓶ヶ森林道ゲートの横


 3月に いの町役場に確認したところ、4月1日に林道の除雪をし、通行可となる。 との事。
 1週間前に念の為、電話を入れると、、、「開通してますよ〜」
 ここまでの車道は、、全く残雪なしであった。  完全舗装であった。

 新トンネル出口からこの旧トンネルまでは、、ミツバツツジが魅力的、、


登山口からは、、いきなりの急登であった。
桑瀬峠まで50分。
スミレ咲き、ショウジョウバカマと
残雪の中、、少し春



桑瀬峠が近くなると展望が開けてくる。
↓ 東に見える冠山から平家平 ↓
谷が通って来た194号線




桑瀬峠、、遠方に西黒森
(瓶ヶ森は隠れて見えない)



左に行くと伊予富士、、右に行くと寒風山
見えているピークを越えて寒風山に向かう。




桑瀬峠から少し登った所、、西の展望






登山者は、、我々以外に2組が登っていた。


寒風山への最初のピーク




梯子は確りしたステンレス











桑瀬峠から30分で西方向の展望所

「 どうぞご覧あれ! 」 最初の爽快展望





足下はスパッと切れ落ちている。

スリリングに、、明日縦走予定の西の山並みが気持ち良い。








爽快な展望の後直ぐに、北面に回る。
途端に、、残雪が多くなる。




ロープあり、梯子あり、、と要注意
北側は急斜面だ。




ツララ



目指す寒風山の頂は見えない。
立ちはだかるピークが巨大

石鎚山は、重なって見えない。



桑瀬峠から1時間、、西の展望



ここから左へ回り込むと寒風山が見えてくる。
(東の展望) 正面の尖ったのが冠山




やっと見えた寒風山の頂





桑瀬峠から1時間10分で寒風山頂上







≪  寒風山頂上からの展望  ≫

<東>







<西>








休憩もせずに笹ヶ峰に向かう、、
道は、山頂から北方向に向い、右に折れる。






登山道の笹は、歩く邪魔にはならない。
刈り込まれている。




目指す笹ヶ峰 (手前)
遠方はちち山



暫くは、、快適な道
前方の展望良し、、
北の展望良し (瀬戸内海までは見えなかった)
南の展望良し (太平洋もみえなかったが、、、)

ロープ、、
今回最も要注意の場所











まだまだ、、笹ヶ峰は向こうにある。






途中で、、いよいよ、、雨が!!
予想よりチョット早い

雨具を装備する。


↓  西を振り返る、、、、  ↓
寒風山が見える




西黒森と瓶ヶ森、、雨は未だ小降りだ、展望はある。



前方 (東) 笹ヶ峰の山頂が真近



再び、西を振り返る。  寒風山




寒風山から2時間弱で、笹ヶ峰頂上。
雨が相当大粒になっている。

頂上直下の分岐



笹ヶ峰頂上へは2〜3分の直登




もはや、、展望はない。 寒い、、



西のちち山方向








僅かな休憩で、、帰路につく



↓ 笹ヶ峰頂上からは、、 ↓
瓶ヶ森と石鎚山が並んで見える筈であった。



今回は、、笹ヶ峰までに良き眺望を得られたので
それだけでも満足すべきだろう。



↓ 笹ヶ峰からの下り。 ↓

雨は、、ひどくなる。
展望もなくなる。



寒風山手前で、、私の左足がチョット違和感が、、
昔、下の廊下で傷め、数年再発を繰返した古傷ではなく
膝の裏側が、、はってくる。

かばいながら、、ズルズルと滑る泥んこ雪を下る。
相当に遅れてしまった。


桑瀬峠からの急な下りは、半ばビッコで、、、
しかし、、平地では普通に歩ける。


下ってみると、、、
瓶ヶ森でテン泊の予定を変更して
この屋根の下で、、テン泊する事に。

瓶ヶ森に屋根のある適当な場所があるとは限らない。
( 翌朝行ってみれば、、無かったのだ。 )







↑  4時には宴会たけなわ  ↑

コンロが5台
鍋、、焼き物、、焼酎お湯割り用
ホットワイン用、、そして炊飯用、、


1時間を過ぎ、、
鍋にラーメンを入れて満腹に

次第に寒くなり、、

片付けて、、テントの中で、2次会、、、




それでも、、寝たのは8時過ぎだったか??





翌朝は、、5時起床

予報では、、今日は晴れるはず、、、、
だが、、小雨も、、


朝食は、、昨夜の鍋の御汁に追加して
うどんを順次投入、、

なんとこれが好評で、、10食分完食。
やはり、、寒い朝は、温かい物が良い。





スッキリしない天候だが、、
とりあえず瓶ヶ森駐車場まで行ってみよう。

そこで判断だ。

予定貫徹か、、瓶ヶ森までか、、



↓ 伊予富士の登山口 ↓



道路は全て舗装、、所々に小さな落石が、、


落石と視界の無い情況で、、
行くべきか VS 引き返すべきか





瓶ヶ森駐車場は、上下2段あり広い。
テント場は遠い。
トイレあり、、屋根のある場所なし。




結局、西黒森まで登る事になり出発


左足が回復しない私は、、瓶ヶ森までとする。







↓ 男山までの登り ↓

小雨、、笹が登山道にはみ出している。

足をかばいながら40分で男山
避難小屋?




男山山頂





男山〜女山(瓶ヶ森)は
標高差はホトンドない





20分で女山、、、ガス
何も見えない、、誰も居ない






女山山頂





瓶ヶ森ヒュッテ方面へ下る。
こちらのの道が、男山経由より遙かに楽だ。


瓶ヶ森ヒュッテ
驚くほどにお粗末

駐車場までは平坦な道


ここで数グループと出会う


携帯電話は、、アンテナ3本、、と快適に通じる。

別働隊からの連絡を刻々得る。


駐車場で待っていると、、
2人が西黒森手前から林道経由駐車場に帰る。 との連絡。
暫くして、7人が西黒森を越え、神鳴池まで下る。 との事。

私は、車で、神鳴池にて待つ。


神鳴池の登山道



神鳴池




やはり、、最初に下ってきたのはハラッチさん





無事、、四国山行終了して満面の笑み




こちらの縦走路は、、笹が登山道を覆い、、悪路であったらしい。




快晴であれば、、太平洋が見えるであろうUFOライン

なのだが、、晴れ間が見えたりガスッたり





11時40分頃、、身支度を整えて、帰路につく。


194号線を高知側に少し下り
道の駅併設の木の香温泉で入浴。

キチンとした設備の気持ちの良い温泉。


温泉の紹介で、、美味しい御蕎麦 「 時屋 」 に寄り昼食





渓流沿いの優雅な御蕎麦屋


194号線出会橋から10分程
中野川を上がる辺鄙な場所

よくぞこんな所で商売が出来るものだと
思ったが、、有名店らしい。

温泉の指示通り
10名分予約して
山菜てんぷらとザルそば。









帰路は、、来た道を辿る。


梅田解散なので、、反省会をしたいのだが
運転手はアルコールを飲まないと妥協、、
だが、、駐車場に困るので、、、

反省会は、、無し。


この辺の手配まで考えておかねばならない。
次回への反省点だ。



全員無事に帰路につく。

満足の四国山行でした。



寅さんから、、Mail

毎月自宅を提供して良い!
次の企画を!!

ガンバリマス〜!


来週は、、大峰だ。。。足を直さねば!

■ ≪私の山登り観≫ ■
高い山に登れば地球が見えてくる
  何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?

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