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≪ 新進作家の登竜門 2009京展に 上絵大皿が入選 ≫京都市美術館にて 09-05-26 〜 09-06-11 開催1935年から始まる京都市美術展覧会の略 1998年で50回を迎える。 新進作家の登竜門としての位置づけが強まる全国公募展 九谷上絵の具を使った自作の大皿が入選!! |
京都市平安神宮前、岡崎公園の京都市美術館 かつては、ミロのヴィーナス展などが開催された 東京上野の美術館に次ぐ由緒ある美術館だ。 | ||||
京展=京都市主催で毎年開催される全国公募展 |
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地下鉄構内、町屋にもポスターが貼られている規模の大きな公募展。 |
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展示数が、絵画、書など含め 457点 と巨大 広大な京都市美術館に1階と2階に展示品 陶芸展示は、2階の工芸部門 |
入選が、事務的ミスではないかとの疑いは、、解消。 間違いなく展示されていた自作を確認。 |
のぶなが、、「 インドの思い出 」 なのだが、、、 実は 『 イタリア徘徊 』 というべき作品なのだ。 応募する時に、、事前に応募要綱を取り寄せずに いきなり作品をザックに無造作に入れて受付へ、、、 現場で、申込書に記入、、 「作品名」 なんて考えていなかったので 特に選んだ訳ではなく、適当に持参した作品なので 最新作の染付けの大皿 ↓ のつもりで インドと記入してしまった。 提出後の帰路に、、「あッ! しまった〜 」 と気が付いた。 しかし、、 バックルームで審査されて、、落選 なのだから 作品名なんか、、人の目に触れる事は無い。 と、そのまま 気楽に 忘れていたのだ。 入選して、、目録にも記載されてしまい、、、、、 しかし、、インドは何でもありの国である。 大して違和感を抱かせないであろう、、と気楽に考える事にした。 最新作の染付けの大皿、、直径35cm 『 インド曼荼羅 』 とでも名づけておこう。 |
入選作の<骨描き> ロクロ成型 → 削り → 素焼き → 施釉薬 → 本焼き → 骨描き 骨描き の後に、、九谷から取り寄せた上絵の具を乗せる様に描く ↓ 上絵付け後に、上絵焼成して完成である。 ↓ 上絵具は、、多く乗せると融けて流れて垂れる、、少ないと薄い色で締まりがなくなる、、と難しい。 ↑ いつまで経っても、、線描きが素人の域を出ない。 ↑ 筆が言う事を訊かないのである。 呉須が薄ければ、しなやかに筆は滑るのだが、、薄くて面白くない。 呉須の濃度を上げれば、筆が途切れて擦れてしまうのである。 京展は、、申し込み料が 5000円 だが、、京展賞は 各部門に 50万円と魅力なので プロまでが参加するので、、レベルは高い。 陶芸始めて4年目の、週一回 暇人が入選というのは 技術点は、、遙かに落第点 しかし、、こんな発想の絵付けをするのは、私ぐらいしか居ないであろう。 独創性だけで、目立ったと、、解釈している。
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近作、、、、↓ ↓ 最初の大皿絵付けなのだが、、、 直径38cm と大きい ↑ 本焼きまでは順調であったが ↑ 上絵付け後の、、上絵窯で、真っ二つに割れてしまったのである。 色の発色も悪くて、、惜しまれる失敗作である。 ↓ 上の失敗作の後に、ゴンドラに拘った作品 ↓ 直径36cm ↓ ロクロ成型が不満だったので ↓ 繊細なものは不向き、、と大胆な絵にした作品 直径37cm ↑ これは後日09-07、西宮市展に入選 ↑ 陶芸を始めて2年半後の作品へ 200人足らずの陶芸教室の作品展で最優秀賞、人気No1賞の祥瑞作品 |
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