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≪ トプカピ宮殿、ブルーモスク、グランバザール、エジプシャンバザール ≫

トプカピ宮殿、ブルーモスク、ルステム・パシャモスク
    グランバザール、エジプシャンバザール

08/01/17〜08/02/02
遺跡と自然奇景、イスタンブールの賑わい、17日間の旅 (4)




  観光コースである。

■ トプカピ宮殿 ■


沿道の土産物屋




アヤソフィアとブルーモスクの間を通り
トプカピ宮殿前の長い道を北上する。
左手には土産物屋がひしめいている。




トプカピ宮殿第一庭園入口の皇帝の門



広い第一庭園をトプカピ宮殿に向う




トプカピ宮殿の入口


外国の観光客だけではない、、、、
冬はオフシーズンで西洋人の観光客は少なく、日本、韓国の観光客が目立つので
現地のトルコの人達の姿もひときわ目立ってくる。






宮殿内の観光コースは、、、
中国の陶磁器、宝石、鎧兜、、、、とありふれた展示物ばかり。
見ても何の役にも立たないし、、感動も無い。









宮殿を金角湾の方に抜けると、、爽快な展望が開ける。


ボスポラス海峡、、、城壁が残りその内側を鉄道が走る。




左端がボスポラス大橋、、対岸がアジア大陸、カドゥキョイの町、、右端がマルマラ海である。
行きかう船を眺めていると、、イスタンブールの存在が実感できる。
と言っても、、、己のこの町に関する知識が限られているのに気がつかされる。


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ボスポラス大橋 (望遠で)


爽快な展望である。



金角湾の方角は、、樹木で視野が狭くなる。

ガラタ橋









 Islamic Calligraphy 

トプカピ宮殿の、イスラミック・カリグラフィも素晴しいものが多い。

今回の旅行の最大の収穫は、、、

このイスラム書道芸術とでも表現すべき 『 書 』 の素晴しさに気が付いたことである。
詳しくは、ブルサのウルモスクの項で詳細に紹介する。


↓  アラビア文字を装飾的に書いているのだが、、書道概念以上に絵画的芸術的である。  ↓


↑  左右のものは、スルタンのサイン。  ↑
「 アジアから来て、アナトリア、ヨーロッパ、アフリカを征服し、神に捧げる 」
「 慈悲深い支配者である神の名において、、、 」
と言う意味であるそうな、、、

































多くの壁は、繊細なタイルで覆われている。

一枚一枚は手間のかかったものではあるが、、、
個人的には、、お風呂場以外の全面的なタイルは、冷ややかで好きではない。













■ ブルーモスク ■

スルタンアメフィット・ジャーミィが正式名称




イスラム教徒のお祈りは、身を潔める事から始まる。





ステンドグラス、タイルが目立つ。  天井から吊るされた低い照明に違和感を感じる。








モスクの絨毯は、1人1人のお祈り位置を示す四角模様だと思っていたら
このようなものもあるのである。




ブルーモスクのイスラミック・カリグラフィ





ブルーモスクでは、カリグラフィ自体が目立たない。
装飾字体そのものも迫力が無く精彩を欠く。



中央の大ドーム
卵の殻を置くと、蜘蛛が寄らないそうである。
蜘蛛の巣の掃除をしなくて良いのそうだ。






明らかに、単なる装飾文字に過ぎない。
文字通りの calligraphy でそれ以上のものではない。














何故、、この象徴的な大寺院で、、個性的な 「 書 」 が無いのであろうか









建設したスルタンや設計者、時代の要請

建物には個性が出る。
京都のお寺と同じである。

その大小でも、、投じられた財力ではなく
造った者の見識が、観る者を魅了する。


■ アヤソフィア  ■
残念ながら入場せず。









■ リュステムパシャ・ジャーミィ ■

比較的小さなモスクである。


(アーチの模様が15年前の写真と違っていた)


正面、、メッカの方向
偶像崇拝ではないので、祭壇とは言わないのだろう、、中心的な祈りの場である。




リュステム・パシャ・ジャーミィのイスラミック・カリグラフィは魅力的である。















書いた作者の感性が伝わってくる。








タイルも豊富である。








■ グランド・バザール ■
店数が多くてヒヤカシにはもってこい。

それが反って真剣に買物する気にさせなかった。
言い値の1/3から交渉を始めるのだが
中々相手もしぶとい。
結局何も買わなかった。



土派手なランプ、、五連のモノが150$、、
50$ならと、、120$で値段は動かず。

中国製ではなくHand made だと強気である。

普段なら買わないが記念になら買おうか、
と言う気持ちなので、、値切れなければ買わない。







■ エジプシャン・バザール ■
グランドバザールよりは店数が少なく、落ち着きがある。(比較すればの話)













香辛料、キャビア、陶磁器、、と商品は豊富だ。




↓ ボロ儲けしたと快心の笑みのトルコ人と、中途半端に妥協してしまった観光客。


直径41cmの大皿を購入
繊細な絵付けなので値段を聞いたら
250$、、、
型紙を使わない個人作家のモノでサイン入り
2階に作家シリース多数あり、、

100$+¥2000で交渉成立。

梱包するのを自分の目で確かめる。

直径41cmもある割れ物である。
細心のトランク詰めで無事持ち帰った。











帰国の日、フライト前に、トラムヴァイ(路面電車)で、グランドバザールのあるチェンベルリタシュ駅まで行き
そこから歩いてギュルハーネ駅まで散策


↑ トラム、      グランドバザール横のヌルオスマニイェ・ジャーミィ ↑     アンティーク店 ↑


スルタン・アメフィット駅近辺からギュルハーネ駅までの間に陶器専門店などが並んでいる。


↓ イスラミック・カリグラフィ がたくさん展示されていたが、、
アンティーク店となっている。
うかつには入れない。 ↓



アンティーク店の並びに、、コーヒカップ、タイルなどの
イズニック焼き専門店があった。

バザールとは違った雰囲気で、商品は選別されたモノのよう。

ただ、、値札が付いていて、設定値段はやたらと高い。
値段の付いていないバザールの言い値は信用できないが、、

値札が付いているからといって信じるわけにいかない。
しかも、、ユーロ設定である。
高いと知りつつ時間切れで
タイルを1枚、、90ユーロを70ユーロで購入





ブルーモスク前のスルタン・アメフィット駅を過ぎ、ギュルハーネ駅に向う途中に
陶磁器が奇麗に展示されている店が続く。


一店一店ドアを開けて入るので、、気楽にヒヤカスと言うわけにはいかない。
バザールと同じ様なものも多くて、、どちらで買えば良いかは比較できない。

帰国便は決まっている。  今日の時間に余裕はない。







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