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≪ エフェス遺跡:ケルスス図書館、アルテミス神殿、考古学博物館 ≫Efes, Artemisヘレニズム、ローマ時代の大規模遺跡エフェソス クシャダスの街 08/01/17〜08/02/02 トルコ:遺跡と自然奇景、イスタンブールの賑わい、17日間の旅 (12) |
古代都市エフェス(エフェソス)の遺跡群のある セルチェク の町は小さい。 街中に、アルテミス神殿跡やエフェス考古学博物館があり、 土産物屋も並んでいるが、、シーズオフなので閑散としている。 ↓ セルチェクの町に入って先ず目に付くのは、、丘の上に建つ ビザンツ時代の城塞 ↓ 入場は出来ないらしい。 ■■ アルテミス神殿跡 ■■ 豊穣の女神アルテミス、、、 紀元前7世紀頃から120年かけて建てられた。 直径1.2m、高さ19mの円柱が127本もあった壮大な神殿だったが、 現在は、、たった1本のみ残されている。 エフェス考古学博物館にある復元模型 アルテミス神殿は、古代の世界七不思議の一つ。 背後の丘に立つのが、ビザンツ時代の城塞、、その手前が、イーサーベイ・ジャーミィ、、その右奥が聖ヨハネ教会 聖ヨハネ教会 : 12使徒の一人ヨハネが聖母マリアと共に此処を訪れ、晩年を過ごした。 ヨハネの墓所。 |
■ エフェス考古学博物館 ■ エフェス遺跡からの出土品が展示されている。 遺跡の巨大さに比べると、、鑑賞に堪える彫像は少ない。 |
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展示品の中では、数少ない繊細な彫、、 |
均整が取れていて魅力的な女性像 |
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アルテミス像、2世紀 胸に数多く付けられているのは、乳房とは限らないらしい。 牛の睾丸とも言われているそうだ。 |
アルテミス像、紀元前1世紀 乳房であれ睾丸であれ、、 美しいスタイルとは言い難い。 |
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残念ながら、アートショップは併設されていなかった。 彫像のレプリカの購入を期待していたのだが、、、 周辺には、ありふれた土産物屋が点在している。
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■■■ エフェス遺跡 ■■■ エフェス遺跡は、セルチェクの町中心より数Km離れている。 南の出入口から入り、北の出入口から出る。 現在の遺跡は、、7世紀頃のもの。 ヘレニズム〜ローマ時代、、何度も築かれているそうである。 ↓ 南入口から西方向を見る。 ↓ 道は左に向う。 左端の広場が、上のアゴラ跡(真直ぐ行くと下りになるので)、、中央の柱が市公会堂、、オデオン音楽堂、ヴァリウスの浴場(右端) アゴラ : 集会、商売、行事などが行われた広場。 オデオン (音楽堂) 収容人員 1400人 オデオンの観客席上部から見た 市公会堂、、、左遠方のアーチが ポリオの泉
↓ ヘラクレスの門から見たクレテス通り、 通り下にケルスス図書館が見える。 ↓ 通りの左が邸宅跡、、右がトラヤヌスの泉、浴場跡 オン・シーズンにはこの通りはラッシュアワー並みの人出だそうである。 ケルスス図書館、、右上の広場が 下のアゴラ ヘラクレスの門
邸宅跡と入口前のモザイク スコラスティカの浴場と、大地震後の再建に尽力した女性スコラスティカの像 ハドリアヌス神殿、2世紀 中央アーチの 女神ティケ
これらはレプリカで、実物はエフェス考古学博物館に、、 |
* 遺跡でトイレ * 公衆トイレ跡 |
ケルスス図書館 正面の彫像は、知恵、運命、学問、美徳の寓意像のレプリカ (本物はウィーン) ケルスス図書館の内部、、1万2000巻の書物があったそうな、、 派手なファサードに比較して内部は狭い。 ケルスス図書館から振り返ったクレテス通り 下のアゴラ マーブル通りにある娼館の広告 大劇場側から見たケルスス図書館と下のアゴラ 大劇場、、2万4000人収容、 直径154mの観客席 大劇場のスリップ防止の床石 大劇場から見たアルカディアン通り、 右が劇場・体育場、北の出口 北の出口から振り返った大劇場 エフェソス遺跡は大規模である。 盛時は、港湾都市として繁栄したのだが、現在の海岸線は遠い。 |
宿泊は、クシャダスの郊外のリゾートホテル。 クシャダスの中心 バス停留所にて クシャダスのケーキ |
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