写真豊富な、のぶなが山行記
98年 7月11日 天候=雨、下界は曇り
コース=見ノ越 → 西島 → 刀掛松 → 剣山山頂 → 大剣神社 →
→ 御神水 → 遊歩道 → 西島 → 見ノ越
所要時間=西島発 12:45 → 山頂 1:30、2:00 → 西島2:30
登り 計 45分、 下り計 30分 合計 1時間15分。 見ノ越〜西島間は、登り下りともリフト利用
≪標高差 245m≫
主な標高≪剣山1955m≫≪西島1750m≫≪見ノ越1420m≫
サンケイ旅行会のバスツアー利用、弁当代、リフト代込みで¥9800円。 参加者26名
神戸から日帰り登山である。 明石海峡大橋が出来たお蔭で日帰り登山が可能となった。
個人旅行ではこうはいかないだろう。 徳島に出、JR貞光から長く険しい剣山ドライブウェイ(1時間30分)を見ノ越まで登らねばならぬ。 定期バスがあるのだろうか? 計画すらする気になれぬのが、実現!
募集は、大阪発、神戸発と2台分あったが、大阪は催行中止で、神戸発のみ26名の参加。
客層は、本格的な登山を常とする人たちではなく、(スニーカー、ビニール製レインコート所持)半分は山麓温泉旅行のマナーに近い夫婦連れ、グループであった。
隣席の人とも、会わそうとするのだが、全く話題が噛み合わない。
この後、この手のバスツアー参加は、≪熊野古道の小雲取越え≫に参加したが、全く異質の世界のように思えた。 アルプス山行の時などは、ほとんどの人と話が弾むのだけれど、、、、 でもこの≪熊野古道の小雲取超え≫は、参加人員300人、バス6台。 これがゼッケンつけてびっしりと間隔を開けず歩行するのだから、ただただビックリ。 旅行会社のドル箱商品間違いなし。
僅か45分の登りであったが、雨の中とは言え、不平の多い人達である。 独りで先頭を、離れて歩いた。
全山行、雨の中 故、見透しのある写真がなくご期待に沿えない山行記である事をお詫びいたします。
見ノ越〜西島間は、登り下りともリフト利用 リフト往復で¥1800 標高差330mを1800円で買う |
クガイソウ、シコクフウロが目立つ 特にクガイソウの群生があちこちに |
45分で立った剣山山頂。 何も見えない |
↓こんな光景が見えるはずであった。次郎笈から見たら、このように見えるそうである。
これは他人さんの撮った観光写真。 |
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山上から見た大剣神社、お塔石 |
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少し下って、御神水口よりお塔石を見上げる。 日本名水100選だ |
しばらくこのようなムード満点の道が続く。 独り歩きも楽しくなる。 山上で解散し、それぞれ勝手に下山。 ずっと独りである。 |
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とにかくクガイソウの群生 |
前庭花、禅庭花、ゼンテイカ |
リフト駅から見下ろす。ガスで霞む |
見ノ越への下り 15分の所要時間 下にはゼンテイカが咲いていた |
見ノ越では雨は止んでいたが、 上空は雲。 山頂はは全く見えない。 |
雨で残念であったが、四国剣山は登った事になる。 一丁上がりである。 往復1時間15分。 神戸湊川神社前 7:52発 帰途は 夕 7:34着 12時間の長旅でした。 |
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日帰りが出来るのが参加理由であったが、もう一つ、≪熊野古道の小雲取越え≫これも日帰りである。
後日参加したこのツアー、ゼッケン付けた300人が、ただただ無言で、急いで歩く光景を、部外者が見れば滑稽を通り越して、不気味、異様、登山とは似合わない規格量産品、、、、、などなど、、
個人で行くとすれば、それこそ大変な計画になる。 休日に、家でゴロゴロしているよりは、遥かに良い事である。
≪私の山登り観≫
『高い山に登れば地球が見えてくる』 ≪何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?≫ 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。