ヴィーゲランの彫刻、オスロのフログナー公園     

グスタフ・ヴィーゲラン(Gustav Vigeland、
1869〜1943)はノルウェーの彫刻家である。
オスロ市は<市が彼の全ての作品のパトロンになる>という契約を彼と交わし、世界で唯一の人の心を打つ素晴らしい公園フログナーが誕生したのである。
この頁は古木俊雄氏の著書
 「わが心のヴィーゲラン」
   1992 グラフィック社
 「フログナー公園の秘密」
   1995 三樹書房
からのご紹介である。 写真が多数掲載され、感動的な名文で構成された両本を直接購読される事をお薦めする。
古木俊雄氏は、Vigeland彫刻の真髄である深い人間性に感銘され、多くの人にそれを伝えるのが使命と、25回以上も北欧オスロをご訪問。
「私は、ヴィーゲンランに心酔出来たことをこの上なく幸福な人生を過しえたと感謝しています」と述べておられます。
この頁作成にあたり、再度、著作を読んでいるうちに、古木氏の心酔が伝わり何度も涙が溢れてまいりました。 涙がらみの作成であります。
私は、幸いにも1995年に大阪南港にて開催されたヴィーゲラン展にて、彼の作品のごく一部ではあるが見ることができた。


子供達にとって、温かい石像群

背景には広い青空が一番似合う
胎児から塵になるまで、人間ならきっと一度は通る人生の一場面が、公園の何処かに表されている。
さあ!貴方の人生はあるだろうか?

もう直ぐ生まれるんだ!
ヴィーゲラン自身は
作品に名前を付けていない。

彫刻個々ではなく、
公園全体を見て欲しいからだろう。

一度は盗難にあった
アングリーボーイ


こうして育った子供たちが大人になる国
日本の子供はどうなのだろう?
             子供は素晴らしい宝物 →

皆 仲間なんだ!
石だなんて思っていないんだ。
















喧嘩だって楽しいんだよう

           群れ遊ぶ子供達 →


乙女の集まりは楽しい楽しい














愛する相手が見つかればいつまでも
「私の作品はここから持ち出してはいけない」

「ノルウェーの空の下で、大自然とここに住む
人々の生活をよく理解して味わってほしい」


家族って

温かいんだ
良いもんだ

おじいちゃん
の子供は
お父さん

お父さんの
子供が
孫の私
なんだね!

石像や
ブロンズ像
だけではない。

鉄線で
美しい人間が
描かれた
8つの門
がある


モノリッテン
高さ17m121体の人間像

この公園の
彼の思想の
集大成に
違いない

<下の方は>
弱肉強食の人間集団


<中ほどは>
強者はじぶんを犠牲にして
弱者を抱え
頭上に持ち上げようとしている


<頂上付近は>
優しい、嬉しそうな
子供達、赤ん坊
 ↓↓


少しでも、ヴィーゲランの彫刻、オスロのフログナー公園 をご理解いただけたでしょうか?
人間を ただただ素直に見つめて、生きることの基本を、これまた素直に表現した、
類稀なる場所を、知らなかったでは あまりにももったいない。

古木俊雄氏の著書を、ぜひお読みいただき、純粋な感動を見出した仲間が増えんことを!

ヴィーゲラン自身の父は、厳格なキリスト信者であったが、この公園の作品群には、
全く宗教色はない

これからも 楽しき人生を!


Gstav Vigeland 公式サイト (英語)写真が沢山あります。

<札幌芸術の森>にヴィーゲランの彫刻が野外展示されているそうです。
  http://www.artpark.or.jp/5_a_010.html

素晴らしい環境にあります。夏の音楽祭のときはすぐ近くで野外演奏会もありますし。」 と
札幌のYuyuさんからのご紹介です。   ありがとうございます。

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