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≪   3度目の 大芬村  (深セン)   ≫

複製画から脱却し芸術村へ発展か、、

広州編(8)
初めてのマカオ・2度目の広州・3度目の北京 (8)
2014/11/05 2014/11/19




広州東站から深センへ
3度目なので判ったつもりで広州東駅に行ったのだが、、、
手荷物検査の位置が外側に拡大していたので、、やや戸惑った。
発展する中国では、過去の体験による先入観は間違いの元だ。

1等指定だと直近の列車が買える。
チョッとケチって2等にして、、1時間待ちになった経験があるので、最初から1等指定だ。
駅構内に入り待合室等は従来どおり。


上車 = 改札中
候車 = 待機
待合室で、、ミネラル水を1本無料で配布している。

チベット・西蔵の水で、、まろやかで美味
絶対に確保すべきミネラル水である。
座席の頭上の棚の荷は、落下防止で厳しくチェックされる。
リュックの紐が垂れていても、棚に押し戻すし、
ペットボトルを入れていると、、座席に下ろされる。

大きなスーツケースで新幹線移動は、どうすれば良いのか?気になっていた。
座席の背もたれの間に置くようである。
場所のない人は、乗車口に置いて監視していた。



今回は、、羅湖のイミグレーションを通過して、香港へ日帰りした後、大芬村へ、、

香港の道路占拠に拠る騒動の心配で、、
羅湖に着くまで、行くか止めるかの決定はしていなかったが、
行かずに宿題を残すと、、又、来なければならなくなるので、
ダメなら、現場の写真だけでも撮って帰ろうと、、決行した。


香港から帰り、羅湖のイミグレーションを出たのが、14:34 (約5時間の香港旅行)

地下鉄のトークンを買うのが久しぶりなのでチョッと手間取り、
老街で乗り換えて、大芬村着が、、15:14


前回2012/04の大芬村訪問記へ


赤線 = 今回のGPS軌跡
緑、黄緑 = 2014年の軌跡


前回は、村の東域だったので、、今回は西の端から入った。

↓   村の西の端、、、、明らかに商業域ではなく裏方の領域である。   ↓

↑  ほぼ南北に走る中央通に近くなると、、小さな作業場がチラホラ、、   ↑



中央通は、、如何にも画廊・画商ですと言った店舗になる。


店番を兼ねた画工、、
自家製ですと言う演出を兼ねているのだろう、、

立派な額縁、、



月曜日の15:30、、観光客の賑わいは全くない。



大芬村の最初のイメージである、、ゴッホ等有名画家の複製画の大生産地は薄れているようだ。

誰でも知っている名画の複製ではなく、、艶やかな画題が目に付く、、



↑  好まれそうなポーズにシーン、、売れ筋は決まっている?   ↑


整備された店舗が多く、、明るいテナントビルも多い。

あまり整然と画廊の街となってしまうと、、掘り出し物を探そうと言う雰囲気は無くなる。
どこか混沌として、、お気に入りを発見するというドキドキ感が沸いてこない。


今回、、目を引いたのが中国風の絵が多かった。
やはり、、私には馴染みが薄かったので、、新鮮に映ったのかもしれない。


↓  大きな絵だったが、、立ち去り難かったので、、値段を聞こうとしたが、、店主は爆睡中、、、  ↓




前回もそうだったが、、ブーグローの模写が目立つ、、
絵画が好きになる初心者は、、印象派近辺が多いが、
次のレベルでは、、ブーグロー辺りに気がつくのだろう。




↓  モニュメントのある中央広場       チョッと裏通り    ↓




やはり 気になる中華風  →

↓  ティエポロまであった  ↓
要望があるのだろうか?








立派な画廊で、、「 NO FRAME 」 で価格を聞くと、、2〜3000元 と言ってくる。

興味のあるのは、、路地で描く ”画工” である。
コンクールに何度か入選して ”画家” になる前のハングリーな人達だ。


バギーで子守しながら描く人、、この場合は、展示作品が自分の物でないのは明らかだ。
明らかに売れ筋の量産品だから、、彼は店番代わりに過ぎない、、









↓  この絵も気になったのだが、、








同じ絵を描いているので、、全て彼の作品だろう、、
この手を買うと、、シリーズで欲しくなるから困るのだ。







16:30



結局、、、今回は気になる絵はあったのだが、、
何も購入せずに帰路に着く、、、

大芬村の絵画村も、、期待値の高い時期が過ぎて、
現状が見えてくる、、商売の手の内が見えてくると
無理する事もないか!! と冷静になる。
広州に帰り、 19:40 陶陶居で食事





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