≪ エジプト、エドフ(ホルス神殿)、エスナ(クヌム神殿) ≫

2003年11月エジプト旅行報告(7)
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■ アレキサンダー大王がエジプトを征服し、エジプト人の王朝はなくなり、
  アレキサンドリアを首都としたプトレマイオス朝からローマ時代の遺跡のうち、
<ホルス神殿、エドフ><クヌム神殿、エスナ>をバスで廻った。
同じ時代の<コム・オンボ神殿><イシス神殿、アスワン>は翌日に廻った。

           (年代等の解説は、ふくろうの本「図説古代エジプト1,2」を参考にしました。)

長いエジプト歴史を少しでも体系的に把握する為に、下の簡易年表で時代を確認。
観光に関連した<<エジプト歴史表>> []の部分を観光。
BC3000 <観光>
ピラミッド
BC3000
BC2620
BC2520
エジプト全土統一
ジュセル王、階段ピラミッド造営
クフ王、ギザの大ピラミッド造営
BC2000 <観光>
カルナック神殿
王家の谷
ツタンカーメン
アブシンベル神殿
モーゼ出エジプト
BC1520

BC1350
BC1275
トトメス1世、カルナック神殿造営、王家の谷を開く
ツタンカーメン擁立
ラメセス2世、カデシュの戦い
BC1000 <観光>
コム・オンボ神殿
エスナ神殿
イシス神殿
アレキサンドリア
BC 332


BC 30
アレキサンダー大王征服


クレオパトラ7世 自殺
    0 <観光>
古代神殿、神像破壊
AC325

AC380
エジプトのキリスト教は異端とされ、以後 「コプト教」と呼ぶ。
ローマ皇帝テオドシウスがキリスト教公認し、それ以外は邪教と思われ、エジプトの神殿、神像が破壊、破棄された。
AC1000 <観光>
スエズ運河
アスワンハイダム
1869
1970
スエズ運河完通
アスワンハイダム完成
エスナに停泊したクルーズ船からバスに乗り換え、1時間程南下して、エドフの西岸に着く。
ルクソール〜アスワン間の陸路の移動は、警察車両を先頭にしたコンヴォイ(護衛隊)で、車が隊列を組んで進まねばならないらしい。
↓警察の出発時間が決まっているらしく、時間待ち

↓大型観光バスからマイクロバスまで、長々続く

↓道路と並んで走る鉄道
  (複線である)


★ エドフ、ホルス神殿 ★


ハヤブサの頭部を持つ<ホルス神>を祭る神殿、、巨大である。 高さ36m

保存状態はすこぶる良い。 この塔門は迫力がある。 ここは観光コースから省けない。
↓ 塔門を入った中庭。  正面の列柱室は網で覆ってある。

塔門内の前庭

ホルス神

列柱室から内部は広い

ホルス神の物語があらゆる壁に刻まれている。
↑姿の部分が削り取られているのは、後のキリスト教徒が破壊したらしい、、、
この姿を削り取るという破壊は全ての古代神殿跡で見られる。 ひどいモノである。
↑ 巨大な神殿のあらゆる壁に、柱に、レリーフが、、、ガイドから説明されても、聞く気もしない幼稚な物語。

↓ 神殿を出てスークでショッピングTime ↓

↑2$のスカーフを買う

↑派手な民族衣装店が特に多かった。
ホルス神殿前は大きな市場、、ここでも One Dollar ワン・ダラー!の駆け引きばかり。

ボールペンをひつこくねだられる。 これはアスワンでも同じ。 絵葉書と交換しよう、と言うのまで現れる。

← 何処でも仲良し欧米人

↓ 現地での交通手段 ↓
バスと同じ、、、結構に数は多かった。

エドフからバスでエスナまで帰る。

クヌム神殿は、クルーズ船停泊地から歩いていける。

★ エスナ、クヌム神殿 ★

スークを通ってクヌム神殿へ、
スークの商品は皆同じ、、、

↓クヌム神殿は9m地下に埋もれていたので入口から階段で下りる。
↓ 列柱室だけが発掘されている。

クヌム神は牡羊の頭部を持ち、ロクロで人間を作り出した地方神
この時代はレリーフの彫りも深く、造形が明確になっている。
↓女性のオッパイが露わに強調されるようになった。



日本語で説明するガイドのアリさん
ラマダン中で日中の飲食はご法度なんだ。


■ 2時過ぎにクルーズ船に戻り、遅めの昼食後、、、ノンビリ、のんびりとコム・オンボにクルーズ

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