感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ
写真豊富な のぶながワールド

≪ ビームベートカの原始岩絵 ≫

Bhimbetka の1万年前の石器時代の岩絵
ボパールの南約50kmの丘の上

インド旅行、彫刻を中心に(12)
2008/12/23〜2009/01/02






HabibGanj/HB 駅舎

ここもはパール市街の南端だ。

ブサヴァル Bhusaval Junction から列車Amritsar Express 1057で
7時間半で ボパールの一つ手前(6Km)の駅 HabibGanj で下車。
車で1時間強で、ビームベートカの丘まで、、、


ボパールから戻る予定が、ボパール市内を避けるのが
時間短縮だろうと言う事で、急遽手前の駅で下車する事になった。

Bhimbetka はもっと南の Obaidulla Ganj の近くなので
こちらで下車した方が、相当時間短縮だろうと、、というのは
帰国してから、インド鉄道のTime Table 検索で判った事。



HabibGanj から Bhimbetka まで 町を幾つか通る。
道は幹線道路らしく整備されている。




インドの長距離トラックは、殆んど全てが過剰装飾である。
自己主張、顕示欲が強烈なのであろう。

お守り、縁起物、まじない、、、いろんな物が付いている。



殆んどのトラックの後ろ扉には、BLOW HORN、、、
ホーンを鳴らして、、お先にどうぞ! と言う事らしい。




↑ 軍隊の訓練かと思ったが、、子供も参加しているので ↓
↑ 自警団かなにか、、と思った方が良いかもしれない。 ↓





大いに戸惑ったのが、<踏み切り> である。
列車の来る相当前から、遮断機が下りる。
列車は両方向から来ると、、我々は、14分待たされた。

運転手は、判っているらしく、、踏み切りの前で
車を降りて何処かに行ってしまった。

↓ 向こう側の遮断機前には、、対向車線にまで車が停車している。
厚かましいのが優先なのであろう。



翌日のサンチー行きでも同じような事があり
そこではもっと長時間、、なんと、、
それを当てにした屋台が数軒、繁盛していたのである。


我々も、待つ間、、車を降りて、列車の来るのを待つ。
2列車目がやっと見えてきた。







ビームベートカは幹線道路から離れた丘の上
観光者は数グループのみ



駐車場から見た原始岩絵のある岩山
縦横 2〜300m の範囲にある。



洞窟ではないが、、、軒のようにせり出した岩の下に多く描かれていた。

象なのか、、牙に長い鼻、、、、乗っている。


1万年前の石器時代の岩絵から、、紀元後に至るまで、、幅広く描かれている。



放牧の牛のご帰還

雨水からは、守られている場所に絵が残る。




いかにも原始岩絵である。 イメージそのままだ。

↑ 牛の群れ   狩る人  鹿の群れ ↓





↓ 顔料が赤、、、繊細さは増している。 ↓
弓矢、、 馬、、と 歴史的に進歩している。





展望台もあるが、、この程度の展望だ、、、ただ広いだけ。




だれが名づけても 「獅子岩」 だろう。 NO.8 Cave ↓


線描きのみだ。
馬上で狩り、、、鶏も見られる。







蛇、、孔雀、、飛鳥、、整列する狩人









象に馬、、、面を塗っている、、明らかに時代が違う



← 辛うじて見て取れる。
遺跡を巡る歩道 ↓






線描きではなく面で表現、、乗馬で槍、、





← 現代の表現でも可笑しくない程繊細な表現

直ぐ近くに 幼稚な表現 ↓



見学は、40分程で終了した。

インドで見るべき必須の遺跡ではないが、、、一応 世界遺産指定されているので
サンチー見学の為にボパールに寄り、、、時間が余る、、、
そんな時に(今回のように) 訪れる程度の遺跡だろう。

私の興味の範囲から遙かに離れているので、、ボパール市内でバザール探索の方が良かったと思う。



2010/11 ビームベートカ再訪記へ







インド旅行(彫刻を中心に)目次へ     感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ


テーマ別インド旅行記テーマ別インド旅行記へ