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≪ イヤーホン、高品質な音、匠技 ≫

馬鹿にするなかれ!!
驚きのイヤホンがある。

In Ear HeadPhone

Philips SHE 9701
DZAT 渡哲特 DF-10(紫檀)
VJJB K4 (木製)
VJJB V1S(ツインドライバー)

2016/07/12




自宅では、マトモな音楽再生装置が数セットあるので、
ヘッドホン や イヤホン を使用するのは、、検証の為だけだ。

海外旅行の場合、、空港や鉄道駅で、数時間の待ち時間があるのは普通である。
CDから変換した .MP3 の音源があれば、、1〜2時間は 全く苦にならないので、
最近までは、、「KENWOOD の KH K-1000 」 や 「ZENHEIZAR の HD380 PRO」 を持参していた。

前回の旅行からは、、身内から GALAXYのお古を貰ったので、、Bluetooth のイヤホンを 使用・試用してみた。
装着感、携帯性からは、、ヘッドホンよりイヤホンが良いのは明らかだが、、
音質が何処まで許容できるかが、、試用の目的だった。   結果的には、、何とか楽しめる、、との結論。

この度、、弾みで、、 Philips の SHE 9701 を 購入してしまった。
AMAZON で 定価 3579 円 なのが 1506円 の売価だったので、、ダメでも腹は立たない、、ダメモト!だ〜

所がである、、、聴いてびっくり!!
今まで聴いた事のあるイヤーホンの概念を覆す高音質。  高音の音色は天上の響き、、同時に低音のリズムも形が明確!
臨場感が繊細に再現されている。  オーバーイヤーの ”KH K-1000” の音質を越える訳ではないが、、満足の範囲である。
僅か 1500円 で この高性能!!!   思い込みで、時代の進歩に無関心たった 己 が 馬鹿だったのだ。
( イヤーホンなんて〜と馬鹿にして、マトモに視聴してこなかった年月が 悔やまれる。 )


SHE 9701 の驚きに刺激されて、、AMAZON を検索していて、、高級木材の 紫檀製の イヤーホンに遭遇。
2980円 ”DZAT 渡哲特 DF-10”   気が緩んで、買い癖が付いてしまって、、、早速に 購入する。




■   Philips   SHE 9701

ブランド = Philips
発売   = 台湾企業
製造   = 中国


見た目は、何の個性も無いありふれたもの。
耳栓のように外耳道にイヤーピースを差し込む カナル型なので、遮音性が良く
KH K-1000 や HD380 PRO の様に、耳全体を覆う遮音度に 近いのだ。

耳たぶに引っ掛ける インナーイヤー型より 圧倒的に優れている。

購入に気が緩んだのは、、
このカナル型で、、ハウジングがつまみ易く、耳穴に装着し易いからである。

音の出口のダクトが斜めになっていて、耳穴に直線的に 音を 発する。


他人の評価に騙されても良いと思ったのは、、
以上のような形状に抵抗感がなかったから、、それに格安だったから。
黒色の SHE 9700 は、 1980円だった、、この価格だと弾みでは買わなかったろう。
音を聴いて、、その個別の音の繊細さに、、その臨場感の豊かさに 驚いた。
音源は、、主にクラシック音楽で、、声楽、室内楽、大オーケストラ、、
手持ちの CD を MP3 に変換したもの。



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DZAT 渡哲特 DF-10

目から鱗、、、の 心境にはまり込むと、、気が緩む、、、、、
他は、、どうなんだろう〜 ! と AMAZON検索に熱中、、


高級材の 紫檀 を 削りだしたイヤーホンが目に留まる。

ハイセンスな手造り感は、、所有欲を刺激する。
音の評価は、、悪くは無く、、価格も 2980円 と
緩んだ金銭感覚には抵抗感無く、、直ぐに発注する。

DZAT 渡哲特 DF-10

ブランド名= DZAT  中国表記 = 渡哲特
深センの 純粋の中国ブランド の様である。


マイクが付いているのは、、イヤーホンではなく  ヘッドセット と言うそうである。


↓   紫檀 を 削り出した ハウジング  ↓
期待を裏切らない仕上げである。




←  削り出しには、、バリもなく、綺麗な R を出している。

  ↓  コードは、 左右のイヤーホン接続部分はゴム巻き  ↓
      コネクター接続部分は、、編み巻き と高級仕上げ。


イヤーホン如きに、これだけの心使いは初めてだ。
肝心の 音 であるが、、、期待以上に良いのである。
Philips  SHE 9701 の 華やかさには及ばないが、
高音、低音の分離の良さや臨場感は、鑑賞に十分である。
落ち着いた音響は、、長時間クラシックを聴くには、
SHE 9701 よりも DF-10 の方が疲れないかもしれない。

なんと言っても、、驚くのは、、、
マニアックな ハイセンス音響商品を
中国独自ブランドが 企画・発売していると言う事だ!

日本のオタクが創りそうなこだわり作品を、、
中国の音響メーカーが、製造・販売している。
それだけ、、趣味の領域でも、、円熟の域に達している。
文化大革命は、、遠い昔の出来事なのだ。


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↑  視聴は、当初から装着されている イヤーピース(イヤーパッド) のまま使用した。  ↑

SHE 9701 も DF-10 も 標準以外に 大 と 小 のイヤーピースが付属している。
試しに、、それぞれを 装着換えで 聞いてみた。

☆ SHE 9701 : ”小” は、中高音だけの痩せた音になり、、臨場感は皆無となった。
          : ”大” も、 低音が無く、シャンシャンと響き、、聞くに堪えない響きとなった。

☆ DF-1 : ”大” は、低音が豊になり過ぎて、迫力があるが、各楽器の存在感が平面的となり、安っぽい。


イヤーピースは、遮音性のみならず、低音の共鳴空間の確保の為、個人の耳毎に最適なサイズを見つける必要がある。



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BlueTooth ヘッドセット Tao Tronics
( 中国ブランド、中国製 )

今年初めに Galaxy を 手に入れて、、初めて BlueTooth 環境になったので、、試しに購入してみた。
 TT-BH07       3099円




ハウジングのお尻が磁石になっているので、、
不使用時に、首に架けられて便利。

耳穴に押し込み、、安定させ易いのがお気に入り。

音は、、カナル型に加え
ノイズキャンセル機能付き
なので、遮音性良し。
臨場感、繊細さは、上の2点には劣るが
それを知らなければ、許容範囲だ。


2週間の中国旅行に持参したが、、大いに役に立った。



■ 2016/07/25 追加  


DZAT 渡哲特 DF-10 が、AGEING  される事により
一段と、臨場感のある中、楽器の音に存在感がまして、
音楽鑑賞には、とても居心地の良い音となってきた。

自然木製ハウジングの中華ブランド に一段と興味が湧く。
暇なものだから、、Amazon 検索で同じ様なモノを見つける。

★ VJJB ブランドの K4
香港の会社である。
ハウジングは 削りだしの金属と桜桃木
ユーザー評価も良い。

数千円なので、、抵抗なく発注してしまう。

所がである!!! 気楽な発注に反して、、
素晴らしい!、、DZAT DF-10 と同質で各音の存在感が増す。
クラシックや声楽を、、真剣に聴けるレベルである。

イヤーチップは、標準のウレタン製で性能が発揮される。
シリコン製が6種類も付いていたが、、どれも低音が弱くなりダメ!


中華ブランド は 侮れない品質が多くなっている。
明らかに  時代は変わっている。  固定観念では 損をする。




■ 2016/08/25 追加


馬鹿にしていたイヤホンの再現音の良さに感心していると、
ツインドライバーの製品が存在するのに気がついた。
低音用のドライバーが追加されているのだ。
日本ブランドは、、数万円の価格なのだが、、
中華ブランドでは、数千円で販売されていたので、、 
どんな物だろうと、、暇なもんで、、Amazon で発注。
(販売者は中華だが、発送はAmazonなので、気が楽なのだ。)

届いてから気がついたのだが、、↑の木製ハウジングと同じ
VJJB ブランド であった。 (販売は別業者)

★ VJJB ブランド  V1S

標準のシリコン製チップだと、、馬力だけで臨場感がなかったのだが、
付属していたウレタン製チップに交換すると、、落ち着いた音に変身。
低音の形も、中高音の形も明確になり、しかも臨場感が増したのだ。
木製ハウジングの2製品よりは臨場感は弱いが、、
各音域の楽器の音が、其々独立して明確に存在感を醸し出してくる。

現時点では、、これが 日常使いとなりそうだ。
自宅では、、イヤホンで聞く必要はなかったのだが、、最近は、、
大型装置で聴くと、緊張を強いられ、BGM的には聴けないので、、
自分に浸る時などには、、イヤホンで MP3を聞いている瞬間がたまにある。





当初 は 良いと思っていた Philips SHE 9701 も 華やかさが軽薄さに感じられる。

様々  検証を重ねると、、、、イヤーチップを最適なものにしないと、、真価がわからない。
最初に付いていた標準のチップが 最適だとは限らないのだ。




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