感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ
写真豊富な のぶながワールド

≪ バイヨン (青空に映える四面仏塔、踊るアプサラ中心に) ≫

Bayon , Apsaras

2007/10/27 〜 2007/11/07
2度目のシェムリアップ (23)
アンコール遺跡






アンコール・トム内のバイヨン寺院

南の塔門から




 前回訪問時は、正門の東から入ったので、、今回は、南から入り、池に映った逆さバイヨンを撮る算段であったが、



池のさざ波で目論見どおりには行かなかった。


東から入場した 07/05/31 の訪問記へ


創建年代は、12世紀末(ジャヤヴァルマン七世)




観世音菩薩の四面仏塔、、、カンボジアのさえわたる青い空を背景に、、
清清しく、、アッケラカンと見るものを圧倒させる。

熱烈な信仰があってこそ、これだけのエネルギーの集中が可能になったのだろうが、
この青空の下で、ここに存在していると、、
心は無垢、、素朴にて健康そのものである。

日本の仏教寺院の如き深刻さ、能書きとは無縁である。
様々なシガラミが無縁となリ得るのも、、
森の中、、この青き大空故であろう。






カンボジアの魅力は、、この大空である。






四面仏塔群、、、、この圧倒される大きさとその密度の濃さ、、

発想した人達の才気に憧れる。















バイヨンでは、、デバター達も居るが、、アプサラ達の方が目立つ、、、

第一回廊、、、をぐるりと周る、、



3人組、2人組、、たまに1人だけ、、







動作のパターンは決まっているようだが、、
脚の形、、手の形、、そして曲げた腰。
魅力的な決めポーズである。





脇を固める2人の顔の傾きがアクセント






左足を高く上げ、、腰が極端にひねる、、一段と魅力がある。




中央のアプサラまで首を傾けている、、、右の太ももが大き過ぎるか、、




優しげな表情




2人組

















唇まで繊細な表情、、目元も整っている。




全員顔が怖い、、




柱だけではなく、、入口の上部には立体的ナアプサラ達、、、








西門




よく整ったデバターだが
表現力に欠ける。


多彩で膨大なレリーフがあるのだが、、
今回は対象外、、次回以降に挑戦だ。

ガルーダに乗ったヴィシュヌ神
数少ない 一人だけのアプサラ














右手の踊り手の顔の表情が面白い








窓の下にも立体的なアプサラ達



ドサクサに紛れて、、 カーラ or マカラ までもが踊っているのか?















第二回廊以上に上がる、、

観世音菩薩の四面仏塔、、





『  おーッ  』










適切な巨大さ、、人に自由な空間を与えているその密度、、、
観世音菩薩に圧倒的に囲まれているのに、、人間の自由さが圧迫されない。
観世音菩薩の穏やかな表情とその距離感が、、フレンドリーなのだ。

居心地は良い、、、




ここでは、、朗らかなのだ〜、、、、
















北門へ下りる。

イカツイ顔、、







北門のアプサラは、、顔が違う、、、





見れば見る程に、、見るべきものがありすぎるのに気が付く。
記録しても記録しきれない。

何を、どのように見ればよいのか、、、迷わざるを得ないのだ。
ただ素晴しい!感動だ! との印象だけで帰るのはもったいない。

知り尽くせない ”もどかしさ” に気持ちを整理できないまま、、

『 またアンコールに来よう!  来年早々にしようか! 』
と 完全に ハマッテしまっている。










これから、、ホテルで荷物をピックアップして、空港へ向う。





2度目のシェリムアップ、初めてのホーチミン、ハノイ目次へ    感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ   青空に映えるアンコール遺跡TOPへTOPへ