北京から東北へ130km弱に位置する金山嶺長城は、映画やテレビの万里の長城の映像として使われ、「
長城の中の長城 」 と呼ばれる。
金山嶺長城と繋がる司馬台長城とも合わせて興味が尽きない。
八達嶺長城は、最初の北京訪問で訪れているので、今回は金山嶺長城に挑戦する予定であった。
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事前の調査で、地図、所要時間、難易度等を確認する。
全行程踏破は、今の私には到底無理なのは直ぐに悟る。
ケーブルカー利用は勿論、
メインの将軍楼〜拐角楼まで往復できれば充分と、、
問題は、、、八達嶺長城と大違いで、、便利な現地ツアーが無く、、車をチャーターするのが一般的。
単独行なので、何万円のチャーター料は憚られる。
幸いにも、 「地球の歩き方」に 「土日だけ、東直門バスターミナルの屋外乗り場からツアーバスが出る」 との記載。
入場料込みで、120元 なので、、このツアーを当てにして準備する。
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北京到着の翌日に、”東直門バスターミナルの東北の屋外乗り場” の確認に出かける。
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屋外乗り場とは、、不明瞭な表現なので
バスターミナルを迂回しながら探す。
Bの位置で、前方にバスが停車、、
Cに来ると、、様々なバス、、
それらしき標識は見当たらない。
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C を過ぎると、、別のバスターミナルがあった。
間違いなく、、屋外乗り場レベル以上の、屋外バスターミナルである。
確信して中に入る。
↓ ありました、、、間違いなく 「金山嶺長城行のプラットホーム」 である。 ↓
これで、、安心して 土日の朝に訪れれば良いだけである。
土曜日、、朝早く起きて出発、、、、
ホテルの玄関で、、、お〜! 何たることぞ、、雨なのである。
日曜日、、晴天なので、、元気良く、、東直門へ、、、
確認済の 「金山嶺長城行のプラットホーム」 で待つ。
7:30 チケット販売、 8:00 出発の予定のところ、 私は7:00に着いた。
待っていると、、現地の人も同じ場所でバス待ち、、、
念の為、、その人に 金山嶺長城 と書いたメモを見せて、、ここで良いかと尋ねたら、、、
なlッなッなッ なんと、、金山嶺長城 行きは 無い ! と、、、
土日にツアーバスがあるはず、、と食い下がると、、(英語が通じず、中国語は私が解らない)
その人が、、他のバスの運転手の所まで行って聞いてくれた。
その結果、、此処ではなく別の場所だと、、言葉では解らないので、、メモと鉛筆を渡して書いてもらう。
「 望京西 」 地下鉄13号線の駅である。
私の頭は、、パニックだ。
信用して、「 望京西 」へ行くべきか、、「地球の歩き方」情報を信じて、
7:30まで待ってバスチケット販売 の無い事を確認してから、「
望京西 」へ行くべきか?
「 望京西 」でも8:00出発なら、、今移動しないと間に合わない、、、、、、
尋ねた人は他のバスに乗って行ってしまった。
別の職員に、金山嶺長城のメモを見せて確認すると、、やはり 「無い」 との仕草。
直ちに、、地下鉄13号線 「 望京西 」 へ移動する。
望京西駅 の近くに小さなバスターミナル、、事務所で 金山嶺長城のメモを見せても 反応なし。
近くをウロウロすれど、、それらしい場所は見つからず。
諦めざるを得ないかったのだ。
問題点:
東直門バスターミナルの屋外乗り場から、土日のみの金山嶺長城ツアーバスは無かったのか?
現場の職員は、、ツアーバスを知らずに、金山嶺長城行きの通常バスは無くなった、、と言ったのではないか。
7:30のチケット発売まで待っておればはっきりしていたのだが、、、
それとも、、、場所が違ったのか?
「金山嶺長城と大書されたプラットホーム」があったのは間違いない、、、
とにかく、、残念でならないのである。
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↓ 屋内の東直門バスターミナル ↓
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