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≪  五仙観、聖心堂、懐聖寺  ≫

五仙観=創建 1377年伝説の5人の仙人廟
聖心堂=1888年完成のカトリック教会(ゴシック建築)
懐聖寺=唐代初期のイスラム教寺院


広州編(5)
初めてのマカオ・2度目の広州・3度目の北京 (5)
2014/11/05 2014/11/19






ホテルから徒歩で、聖心堂 → 五仙観 → 懐聖寺 → 西門からバスで多宝路口、地下鉄長寿路站から佛山市へ

朝h曇り空だったが、、多宝路では大雨に、、、



■  聖心堂   ■

清の時代1888年完成のカトリック教会 高さ58.5m



この情景だけ見ていると、まるでフランスの田舎町のようだが、、
周辺を歩いてきたので、、
中国の庶民的な朝の風景の後では、フランスムードにはならない。

両側の建物も同じように計画されたモノだろう、、、
清の時代、西欧の中国侵略の歴史をもう少し勉強してみよう、、




大聖堂内部、、、彫像装飾がないのが淋しいが、、ステンドグラスは華やかだ。




デザインに合わせてガラスと仕切の金属を組合わせる本格的なステンドグラスではなく、平面ガラスに絵を描いているようである。



主祭壇




バラの窓




外側の構造もそれなりに複雑だ。




境内の付属施設の充実している。







聖心堂の漢学後、、真っ直ぐに、路地を北上する。

東西に走る大新路、大徳路までは、、殺風景だが、、
大徳路から北は、路地なのに、結構 様々な食料品店舗が並んでいる。
地元の為の身近なものばかり、、
パン屋も焼き立てを並べていて、、思わず買いたくなったが、、目が合って怯んでしまった。


↑  恵福西路 に出る前 の路地(巷) ↑




■   五仙観   ■

恵福西路に出ると、、五仙観は直ぐに判る。
五仙観の伝説 :
周の夷王の時代、稲穂をくわえた5人の仙人が羊に乗って広州に現れる。
人々に稲穂を渡して五穀豊穣を祈願し、飛び去った。 羊達は石となり残る。
この伝説を元に広州の起源とし、、この廟を広州発祥の地としているようだ。
広州市重点文物保護単位に認定している。
監視員の態度も風格があり、、独特の静寂と格調を感じさせられる。




五仙観前の広場、、、9時開館なので、、着いた8:45には、太極拳、スポーツ、ダンス等賑わっていた。










入場無料、、観光客は皆無のようで、
お年寄りの心地よい居場所のようだ。




伝説の5人の仙人




稲穂を携えて、、仙人なのに前の二人はとても若い、、女性にも見える。




鐘楼



鐘楼の奥







鐘楼の上から  奥庭




鐘楼の上から  前庭と本殿




鐘楼の東側には、庭園と博物館がある。




鐘楼の西側には工事中、、
五仙観とは別の新築のようだが、、



鐘楼の下から 本殿裏を撮る。

静寂、、、派手な華麗さは俗物の世界だと思い知らせるような無駄の無さ。








東の施設

博物館の展示は、、発掘物のようだ。



広州城の模型



広州発祥の地を演出している。



五仙観前の 恵福西路  電気部品、工具類の専門街だ。




五仙観 の直ぐ西を南北に走る狭い路地 甜水巷 は超賑わいの市場界隈だ。
レストランの稲軒は魅力的に見える。 お茶、乾物、包、パン、麺、、ハムと多彩な店舗




市場の中は、、魚介に肉鳥と、、明るい雰囲気




小さいけれど幼稚園もあった。  蛙に亀、、鯰、、蟹、、お米も多彩だ。


狭い路地なのに超多彩で賑わいの 甜水巷 を抜けると、光塔路



■  懐聖寺  ■

イスラム教寺院、唐代初期の建立
ミナレット・尖塔は、光塔と呼ばれ、36.6mの高さ

光塔路の懐聖寺は、、塔がなければ気がつきにくい。

狭い入口で、入るのが躊躇される。
入口に近くにいた人に、ジェスチャーで入って良いのか確認する。


↓  入口を入っても狭い通路だ。  ↓



礼拝殿 の前は広い広場だ。  イスラム色は感じられずに中国風。




礼拝殿扉横に、イスラム文字と礼拝時間の表示


礼拝殿は閉まっているので、、中は見れない。

男子トイレは、、手足を清める設備が見える。




ミナレット



中国におけるイスラム教、、という現状を体感しただけで、、観光気分では迷惑であろう。


懐聖寺の少し西の路地を北上し、中山路に向かう。
海珠中路よりは東の路地なのだが、、
↓ 如何にも裏通りと言う様な 巷  ↓


小さな一部屋で、小学低学年と思える生徒が勉強中、、郵便受けの設備にも違和感、、
ひょっとして、この辺りは特殊な地域??



中山六路に出る。  地下鉄の西門站が見当たらなかったので、、バスで長寿路を目指す。


バスに乗ると雨が降り出した。
バスは、予想したとおり、通った事のないルートを走る。
GPS に 新たな体験路が記録される。
GPSログが記録されるとその地区に親近感が湧くのである。




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