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≪   戒台寺   ≫

唐代の起源
中国三大戒壇の一つ


北京編(9)
初めてのマカオ・2度目の広州・3度目の北京 (21)
2014/11/05 〜 2014/11/19




唐の時代の創建で、10世紀の遼の時代に拡張された仏教寺院


↑  境内に多くの特徴ある松の老木がある。  ↑
↓  僧侶に戒律を授ける場所の戒壇は、中国三大戒壇の一つとされている。 ↓





地下鉄1号線終点の苹果園から、948大安山鉱行きのバスで、戒台寺で下車。
(ガイドブックの情報が古いのか、完全に間違っていた。)
バス路線は多く、停留所は複雑で、地下鉄出口Aから400m程西の、苹果園西 のバス停。

 平日だったので 朝の往路は 50分待ち、昼の帰路はなんと 2時間10分待ち、 のマイナー路線だ。

中々来ないバスに、タクシーの運ちゃんがひつこく誘ってくる。
やっとやって来たバスに路線番号の表示がない。
確りと行き先の名前を把握しておかねばならない。
↑ 大事な教訓 ↑

それだけではなかった。

”苛羅陀”から山道に入り、次の次だと準備していたら、、、
次の停留所で、複数の乗客が降りたので、、慌てて確認する。
なんと、戒台寺の停留所なのである。 
”大龍場”の停留所が無くなっていたのである。
↓ 帰路にバス車内の路線図を見ると、貼紙で消されていた。 ↓


門頭溝の街に入ると、948バスは 931とは別のルートを走る。
永定楼 は新しいモノの様だ。





乗車時間は、1時間弱。


戒台寺の停留所には、、標識は何もない。  戒台寺の牌楼や石標で、戒台寺前だと確認できる。
この前に、、飲食店があるらしく、、車が度々入って行った。
それ以外は、、全く何もない、、、車が猛烈な勢いで通過するだけである。




戒台寺の停留所から
戒台寺の門票処までは、
400m程、車道を登る。



10分強の歩き、途中に広大な駐車場があるが、、ガラガラ、、
日曜日には、、潭柘寺のように混むのであろうか?




↓  画面の左端が門票処   右端が入場門  ↓


老年割引で 22元  →









万寿戒台禅寺 とあるのは 山門ではない。





 ← 山門前の古木 槐





↓  山門   ここから西へ一直線上に、天王殿、大雄宝殿、千佛閣、観音殿、九仙殿 と登って行く。

左右の仁王像は、中々の出来映えである。
彩色されていると漫画的になるのだが、これは魅力的である。



山門を抜けると、 ↓  天王殿、、↓   左に鼓楼、右に鐘楼




天王殿、、、弥勒佛に、背後に 偉駄菩薩、、側面には 四大金剛像







天王殿の次は、 ↓  大雄宝殿  ↓     左に祖師殿、 右に伽藍殿




大雄宝殿の内部は 賑々しく華麗だ。




中央に 阿弥陀如来、釈迦牟尼如来、薬師如来




両端に、、普賢菩薩、 と 文殊菩薩





大雄宝殿の左に位置する祖師殿






大雄宝殿 の裏から階段を登ると 千佛閣 だが、、、

↑  工事シートに描かれた千佛閣の絵 ↑


↓  千佛閣は、、全面的に改築中である。 ↓





シートに囲まれた 工事中の千佛閣 の横を 登る。




↓  上から見た 千佛閣  ↓








千佛閣上を 左(南)へ

祈福殿 の裏に関公殿がある。



↓  関公殿  ↓

関羽 = お金の神様として人気がある。



階段を登る。





↓  観音殿  ↓




観音殿の裏、、またまた階段を登る。




大きなテニスコート。

坊さんも運動はする。



↓  九仙殿  ↓





↓ 済世仙、体道仙、道神仙、顕聖仙、応天仙、広福仙、宏仁仙、厚福仙、定慧仙 の九仙人 ↓








九仙殿から  下山する。


中心軸から北に外れた 真武殿

↑  道教の北極の大神で 玄武=亀 が出自  ↑


内部は簡素だ。



↓  真武殿から見た  戒台殿の大屋根  ↓




真武殿から見た 牡丹院




牡丹院 を正面から入る。





↓  牡丹院の 下から  北の戒台殿へ向かう。  ↓


松の老木が並ぶ。






↑ 臥龍の松

↓ 獅虎象柏
九龍の松



后花園




↓  抱塔の松  ↓




↓  五湿財神殿  ↓   趙公明(武財神) と 関羽(文財神)




明王殿






↓   戒台殿  ↓

左右は 五百羅漢堂




戒台殿正面




正面の目立つ位置が草ボウボウ (放置している神経を疑う)




↓  中国三大戒壇と言われる  戒壇  ↓




戒壇上の本尊、、、貴品に溢れている。




戒壇の背後




戒壇の左右の側面




戒壇の土台の仏龕、、、113もあるそうである。




戒台殿の背後にある  ↓  大悲殿  ↓

内部は、、絵だけの簡素なモノ



北魏仏像殿の内部


反対側も同じように仏像が展示されている。




戒台殿を後にする。




↓  戒台寺の北の山並みに見える。  ↓

定都閣

直ぐ北の山に見えるが名称未確認



屋外の金剛仏である、、、




バス停まで歩き、バスを待つ。

1時間程待って、もう一人やって来た。
ブツブツとボヤキながら1時間程待っていたが、
戒台寺の方に引き返して行った。

2時間程待った頃に、老夫婦らしき二人が車で
やって来て、、10分程でバスが来たので、
13:34 が定刻のバス到着時間のようだ。
バスは結構乗客が乗っていた。

私は、、2時間10分も待った事になる。

こんな事も覚悟の内である。

街中に戻り、五道営胡同、東直門太街を探索する。




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