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≪   雲居寺  ≫

石経・紙経・木経の雲居寺三絶が残り
北京の敦煌と呼ばれる。


北京編(10)
初めてのマカオ・2度目の広州・3度目の北京 (22)
2014/11/05 〜 2014/11/19




西域雲居禅林
隋代の建立,、山上に石室を造り、石経を作成し仏経を保存。
唐と遼代に刻経活動は最盛期を迎え、明代まで継続された。
刻造された石経は計14,278枚に及び、世界で石刻経典の最も多い寺院。
明時代の印刷・手書きの紙経典22000余巻や、清時代の木版経典77000余枚も現存。





地下鉄9号線の終点 郭公庄で、地下鉄房山線に乗り換える。
房山線は、地上から出て高架線で、、最初は荒野を走る。
程なく、、高層住宅群と地下鉄駅の組合わせが繰り返す。
大都市北京の拡大する最前線だ。




地下鉄房山線の終点 蘇庄站
バス路線 ”房31” の停留所は案内板で判り易い。

A1出口から少し歩く。




雲居寺までの停留所の数は半端ではないが、、
予め GarminGPSにルート登録してあるので、近づけば判る。


8:55にバス停着、、待つ事35分で、9:30に ”房31”が来る。
路線番号に記号が無く番号だけだったり、行き先だけだったりするので
確りと 行き先名称を確認しなければならない。
遠くから確認して、一早く乗車し、前の席を確保する必要がある。

広い道路を走るが、途中房山の繁華街では街中を蛇行する。
行程半ばで、北京原人の周口店方面への分岐を通る。
ここから、、予想して登録したルートとは違い、真っ直ぐ南下する。
そろそろ西へ折れなければ、雲居寺とは離れてしまう、、とヤキモキ。





石材の大型店舗が多くなる。
故宮等の石材はこの地のものらしい。

予想よりも南から西に曲がり、北西方向に向かうので、、一安心。
ルート登録した雲居寺に近づき、、無事に下車する。

地下鉄房山線の終点 蘇庄からバスで約1時間半の乗車時間である。


バス停から北西へ500m程歩いたが、、目標は明確に見えるので迷わない。




この爽快な青空は いつまでも続く、、、、、、、、

左が 南塔   右が 北塔

隋時代の創建だが、、日中戦争で日本の砲撃で殆ど破壊されたそうである。
現状は、、再建された姿だが、、、古いモノはどれだけ?










11層8角 煉瓦造 の南塔





主な建物は東西に並んでいる。




↓  山門は無く、、いきなり 天王殿 ↓









天王殿
↓ 弥勒佛(正面) ↓       韋駄天(背後) →

↓  四大金剛像  ↓
↑   お決まりの配置である。   ↑



天王殿を抜けると、、牌門に毘盧殿、  左右に 鼓楼と鐘楼




毘盧殿内部




↓  毘盧殿の左手を裏に抜ける。  ↓




毘盧殿の裏の階段で、上のテラスに上がる。

↑ 釈迦殿に至る前に展示用の建物  ↑
石経が収納されていた蔵経洞 雷音洞が描かれているが、
現場がどこかなのかは、案内地図では不明である。






↓  釈迦殿  ↓




釈迦殿内部は、最上段の大悲殿と同じく、華麗な絵画に囲まれている。

絵は、、誕生 → 修行 → 悟り → 説法 → 涅槃、、と展開されている。



周辺の資料館には 石経の拓本が展示されている。




釈迦殿の背後は、、  ↓  薬師殿  ↓




薬師如来像




薬師殿内部はやや殺風景




周囲の建物は、資料館・売店



薬師殿の背後は、、、↓  弥陀殿  ↓




弥陀殿の前庭には、

正面に 嘉慶御碑

右に 舌血真経館

左に 龍蔵木経館



舌血真経館




龍蔵木経館




弥陀殿




弥陀殿内部は、、とても殺風景だ。


これで、、入口から
釈迦牟尼如来の釈迦殿
薬師如来の薬師殿
阿弥陀如来の弥陀殿
と 三如来が揃っている。



龍蔵木経館の背後(南側)へ移動
案内図では、地蔵殿と祖師殿がある。

↑ 龍蔵木経館の背後        地蔵殿 ↑   祖師殿 →


写真は撮ったが、、どれがどれだか判らなくなった。
祖師殿
地蔵殿


地蔵王菩薩像




中心線上に戻り、弥陀殿の背後を上のテラスに登る。




最上段テラスの   ↓  大悲殿  ↓


大悲殿に隣合せで、左に佛祖舎利閣、  右に 蔵経閣 がある。
庭の左右には、、南経閣と北経閣、、、


大悲殿から 前庭を見る。




大悲殿内部、、千手多頭観音像と、、華麗な観音来迎図で  明るい雰囲気なのに大悲殿、、、




左右に童子を配した千手多頭観音像




佛祖舎利閣 と内部




 蔵径閣


南北の 経閣は、、拓本の展示






最上段のテラスからの  北塔 を望む




最上段のテラスからの  南塔 を望む





最上段のテラスを下る。



↓   北塔に近づく   ↓





北塔は2層  と低いが  古そうである。




北塔周囲の 石造群






南の塔に 近づく、、、


南塔は、11層8角、、






日本軍の砲撃で破壊され、新しく建てられたようである。

最下層の軒下には、、びっしりと鐘が吊るされている。



 破壊された塔の残存? ↓




清清しい展景である。




石経地宮へ




石経地宮















天王殿へ戻る。




雲居寺全景









房31のバスで来たのだが、、
房12路線でも、地下鉄”良多大学城”に停車する。
早く来たバスに乗れば良いという事だ。


12:40バス停着  → 房31が来たのが、、13:34  53分の待ち時間だ。
1時間20分の乗車で、地下鉄蘇庄站に着く。



13:34 房31が来る。
← 乗車して 15分後に ど派手な文化芸術館の姿が見える。

大きな石材店が点在する地域である。

大理石彫刻のの展示販売でもやっていると推測する。

中国人は、、金が出来るとやる事はスケールが大きい。

帰路は、、地下鉄9号線六里橋東で途中下車し、
馬連道茶城界隈の巨大な茶市場を探索する。




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