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≪  都江堰・成都  ≫



初めての成都・3度目の杭州・6度目の上海 14日間一人旅 (6)

2015/08/14  〜 2015/08/27

 


■   都江堰  ■

秦の時代 紀元前256年 に工事が始まるが、完成は数世紀後。
成都平原の灌漑用水としての効能があるが、
当時の秦の軍事目的の為の大工事であったらしい。

楚を初め全国を攻めるに当たって、
成都は秦の軍用物資の集積地であったが、、
揚子江につながる岷江は成都から離れている為に、
成都に水を流し、成都からの物資の運搬を容易にするのが目的。



↓  岷江が金剛堤で、左=(外江)岷江本流 と 右=(内江)成都平原への灌漑用水(飛沙堰、宝瓶口)  ↓




↓  玉塁閣、 宝瓶口、 伏龍観  ↓






成都・茶店子バスターミナルからバスで都江堰へ


茶店子バスターミナルでは、都江堰行きは 頻繁に出るので便指定はなく、並んだ順番に乗車。

土曜日 9:50  検票口は長蛇の列、、100m以上で待合室の橋から端まで並んでいる。
長蛇の列は、、都江堰行きだけではないので、、検票口から辿って、列の行き先を確認する。




↓  20分強並んで乗車する。  1時間強で都江堰バスターミナル着。
バスターミナル前から 7路の離堆公園行きに乗るのだが、、
あの大行列の乗客は何処に消えたのか?、、7路のバを待っていたのは、10人足らずだ。  ↓







7路バスは、、途中 宣化門前を通過して、宝瓶口からの流れを渡る。





離堆公園、、、帰路のバスは、、降車した所で直ぐに殺到する乗客を乗せる。

        ↑   離堆大門(西門)                          南橋  ↑


華麗な南橋  (帰路に渡った)




12時過ぎ 〜 16時 、、約 4時間弱の観光である。




今回の旅行では数少なかった  70歳以上免費 の恩恵にあずかり、、入場無料。

離堆大門(西門 から入り、、伏龍観へ、、、この辺りは普通の公園だ。





伏龍観




碑亭が建っているのが 人字堤、、 その向うの緑が金剛堤




伏龍観から見る 宝瓶口

宝瓶口が狭いのは、、これ以上の水量があれば、飛沙堰へ流れざるを得ない、、という仕組みなのだ。



伏龍観から 人字堤へ渡る。




人字堤は、 灌漑用水=宝瓶口 と 岷江本流への戻り=飛沙堰を分けている。
金剛堤を走る電動カート乗場は、、長蛇の列。
歩く方が、良い景色が見える。


↑  人字堤北端の碑亭から上流の光景  ↑

↓  人字堤北端の碑亭から下流の光景  ↓


宝瓶口の狭さが印象的である。



飛沙堰の流れは、、現代的なダム。

遠くに見える山は、、方角的には 青城山なのだが、、



飛沙堰のダム

殆ど流れておらず、
全て宝瓶口へ流れている。



↓  金剛堤からの南の光景  ↓

玉塁閣、 宝瓶口、 伏龍観



↑   電カートに乗ると こぬ光景は撮れない。   ↓

安瀾牽橋




↓   金剛堤の北端   金剛堤等の中洲は、、石を竹篭に入れて造られている。   ↓




赤い布で飾られた 安瀾牽橋  と  玉塁閣




金剛堤 西側 の 岷江本流   (楽山大佛の前を流れる)




金剛堤北端の 魚嘴 と 岷江上流

↑  正面に見える山の名前は確認できない。  ↑

方向的には、、標高6,350m四姑娘山なのだが、、
都江堰からは180km離れている。


安瀾牽橋 を渡り 東岸へ向かう。  山中に見えるのは泰堰楼




ゆらゆらと揺れる安瀾牽橋から見た 上流と下流




安瀾牽橋を渡りきるが、、、事前の確認も疎かな上、案内板が不鮮明なので、どちらに向かおうか??



目の前の登り階段を選ぶ、、、
シンドイ登りだったが、、結果的に泰堰楼だった。


何層も上るが、、各階は土産物屋、、、最上階が展望階だ。



展望階からの展望








中央の塔が気になるが、、塔名が確認できない。



泰堰楼から  下らずに 二王廟 の奥院に向かったのだが、、
これだと、、仁王廟のありがたみがないので、、
写真掲載は、、逆に、、下から昇る様に掲載する。
( 賢明なルートは、、二王廟から昇り、上で 泰堰楼へ行き、、展望して下るのが正解だ。 )


仁王廟 入口、   都江堰を建設した 李親子を祀る廟




急な階段を登って行く。



規模は大きいが、、廟であり、寺院ではないので魅力的な仏像は確認できない。










高い位置の 老君殿



二王廟 の後は、、松茂古道 を南に進む。

緑の中、、何箇所か建物がある。



西関までに、、上への上り道が、、、 玉塁閣へ、、、

足裏のマメの痛みを堪えて、、一歩一歩上る。



玉塁閣の北の上り口は、、長いエスカレータが、、2段に設置 (入場料は40元、老人免費なし)




玉塁閣は、、現代の6重の塔




下から眺めていると、、全てが歴史的な建造物だと思ってしまうが、、
中国では、、現代の商業施設だったりするのが多いのだ。

玉塁閣は、、、宗教絡みではなく、、展望台の一種だ。









中心にエレベータがあるが運行停止中




最上階で、、有料の鐘付き





玉塁閣 最上階からの大展望













右下に見えるのが玉塁閣のエスカレータ最上部  ↑



↓  南街、西街 と南橋  ↓




気になる塔








西関へ向かって下る。  急降下の階段である。




途中にあった 中擂鼓坪




西関 (松茂古道)



松茂古道 を 出口方向に、、


城隍廟、、( 馬王殿 etc )





城隍廟 の門




東門




東門から 振り返る。




ここからは、、賑やかな土産物屋街だ。
飲食店、薬店、骨董屋、ファッション店、、と多彩、、
回教寺院や、、アラビア語が目立つ。




華麗で巨大な南橋




南橋内部







南橋から南の流れ (宝瓶口からの流れ)





↑  繁華街、観光地では 結構見かける西遊記 ↑


帰路のバスは、、行列無しで直ぐに乗れる。
成都に帰り、、琴台路、寛窄巷子を散策する。








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