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≪  普陀山 : 四大仏教聖地  ≫

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普陀山

普陀山 = 観音菩薩の浄土である "補陀落" に由来する。

杭州と広州 基点に2週間独り歩き (4)
2016/02/22 〜 2016/03/07




916年、中国への渡来僧である慧萼=えがく が、観音菩薩像を 日本へ持ち帰ろうとしたが、
此処で海が荒れて動けなくなった。  これを 「観音菩薩が日本行きを、拒んだ」 (不肯去)
とする故事となったのが、、この島の由来である。
普済禅寺は慧萼が開祖である。


















杭州から普陀山行きの計画は不明な点が多かった。
インターネット上には、現地でのツアー参加者の報告があるだけであった。
個人で公共交通を使っての情報は全く探し出せなかった。
長距離バスの検索も見つからない。
やっと、、「普陀山」 でなく 「沈家門」 で検索すれば良いと判明。
しかし、、出てきたデータは、、「杭州東汽車站 〜 沈家門」
杭州東汽車站は、既に廃止されて存在しない。
こんな状態で未確定要素大!

「杭州客運中心」 ならあるであろうと地下鉄始発で向かい、、
無事に、7時発の普陀山行きに乗車できた。 片道95元。

バスは、、高鉄杭州東駅に寄り、数名をピックアップ。
バスターミナルではないので、外国人には難しい?

↑ 乗車したバスの前面記載 ↑
終点は、、沈家門ではなく 朱家尖 である。
降車站を間違うと大変だ〜、、
<定海、新城、普陀>は、、帰国後写真を見て気がついたのだが、
舟山島での停車するバスターミナルの名前。
当時は、、それが判らずに、、停車する度に 沈家門??
全工程 3時間40分 で、、2/3地点の鎮海で トイレ休憩20分

9:06

帰路も同じ場所でトイレ休憩
舟山には、、何本もの長い橋を渡る。
10:38 沈家門
舟山本島に入って、定海、沈家門 と予想していたのだが、、
余分に  新城客運中心 に停車したので大慌て、、
他の客に、、「沈家門?」 と尋ねる。

GPSに登録していて、やっと着いた所は、、舟山普陀長途客運中心 !
沈家門 ではない。  しかも バス停名は 城北車站!!

名前が 統一されておらず マチマチ、、、旅行者泣かせである。
舟山普陀長途客運中心で確認出来たのだが、、

杭州からは、、杭州南站 と 呉山広場 からもバスの便がある。
これらの方が、、遥かに便利だ。

帰路は、、時間が予定できないので、、観光後に 乗車券購入。

購入後に気がついたのだが、、九堡 と10分違いで、呉山広場行きがあった。

普陀山行きのバスは、、ベストには程遠い選択の連続であった。

でも、、無事に 往復、観光 できたのだから 満足としよう!
帰路のトイレ休憩  鎮海 では、 暖かい軽食が食べられる。
 6:43   おこわ、、5元と7.5元 葉っぱの皮を剥いてくれる。



長距離バスを降りてからは、、予定通りだ。
6路のバスで 半升洞 降車、、普陀山へのフェリー乗場の前。




帰路のバス停を確認してから、、乗船券購入


20分足らずの船旅で、、普陀山上陸


下船した場所が、、普段山景区入口なので、、入場券 160元 購入後にゲイトを出る。
「 全国70歳以上は免費 」 と記載されているが パスポートを見せても無視! 全国=CHINA なのだろう。




広い広場、、、予想通り マイクロバスが各観光場所へ運んでくれる。




5元 と 10元  乗車してから車掌から購入。






私は、、 朝6時過ぎの始発地下鉄で出発したのに、、

この時点で  既に 11:50 

時間に余裕がないので、、一番遠くから観光する事にする。







バスは、、東海岸線を走り、、牽道 へ、、





ロープウェイ乗場のある 牽道バス停




万佛宝塔




ロープウェイ、、、70歳以上半額とあるが、、ここでも無視されて 70元支払い。




何列にも行列が出来て、、30分待ち



乗車時間は 4〜5分だ。



万佛宝塔  と  宝陀講寺









正に 絵になる光景である。
仏教関係では、、漢民族の感性は素晴らしい。





↓  下り寺に 撮影  ↓








仏頂山山頂 手持ちのGPSでは 標高 269m




山頂の寺院は、、慧済禅寺







天王殿、、大雄宝殿、観音殿  と 標準的な寺院

中国 四大仏教聖地  とハッタリのある割には、、普通過ぎる。





観音宝殿




慧済禅寺 出口からの展望、、北西なので地味な光景だ。




ロープェイの下りは ガラガラだったが、、上りの行列は、、超混雑だ、、、




普済禅寺 と 南海観音へ向かう。

宝雨禅寺も寄りたかったが、、5時には沈家門に着きたかったので、、省略する。

13:35




普済禅寺 周辺





↑  普陀山仏教博物館  と  多宝塔 (元代1335年建立)  ↑



普済禅寺へ歩く。








普済禅寺




天王殿


こちらの仏像群は、、それなりに丁寧な作品で、、聖なる雰囲気を醸し出しているようだ。


大雄宝殿




このあたり、、何処だったか名前特定出来ずだが、、良いお顔である。









文殊菩薩か 普賢菩薩



羅漢堂








バス停前の 天華禅寺、、見過ごしそうだが、、仏像は 全て出来が良い。  新しそうである。






南海観音は、、
バスを降りてから歩く。








東海岸












南海観音菩薩像   高さ33m 1998年に建立




↑  マトモに鋳造しているようである。  ↑
後日、、銅版を貼り付けた張りぼて巨大観音像を見たもので、、、



石像




観音像基壇

小さな観音像は、信者の寄進によるものだろう、、、
資金集めの、、寄進の呼びかけは至る所で目にとまる。



観音像足元から、西の展望




漢音像背後




一大霊場で、多くの修行僧、、巡礼者、、と解説されているが、、
寺院では観光客で溢れ、、修行僧の姿は表に出ない。
↓ この僧は、、フラフラと目的なくうろついていた。

観音跳びへ向かう。



南の展望




観音跳び

インターネットでは、難しい解説が見受けられたが、、異論や反論等で、、結局後付の観光物なのだろう。







西方浄苑




16:45 のバスに乗り、 杭州汽車客運中心に着いたのは、、21時であった。
宝雨禅寺を SKIP して正解であった。
 
杭州 〜 普陀山 総費用
長距離バス往復 95元 x 2
フェリー往復    28元 x 2
景区入場料   160元
ロープウェイ往復 70元
路線バス計    40元

合計   516元 = 10,000円

と  結構な 金額になってしまった。





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