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≪ 寧波 : 阿育王寺 ≫紀元405年(東晋時代)創建(西晋282年創建の記述もあり) 中国禅宗五山の一つ。 阿育王=アショーカ王 ( 天童寺も西晋300年創建で 禅宗五山の一つ ) 杭州と広州 基点に2週間独り歩き (5) 2016/02/22 〜 2016/03/07 |
現状の 阿育王寺 は、、とても素晴らしく見応え十分 仏像、堂内装飾等は、芸術的視点から上質の仏教寺院である。 鑑真和上も、744年、日本へ渡る前に立ち寄っている。
公交阿育王寺站 の数百m手前が 育王站で、天童寺へはそこから南へ分岐する。 育王站 近辺 公交阿育王寺站、、直ぐ東が駐車場、土産物屋街である。 土産物屋街 牌楼門 阿育王寺は、、この山門を入り、、右へ参道を相当に歩く。 参道脇の 水塔 緑に囲まれた落ち着いた雰囲気、、風格が感じられる。 西塔 と 東塔 と揃っているが、、これは西塔 ↓ 構造も大きさも全く違う。 長い参道、、と言うよりも 庭である。 照壁、、、古さは感じないが精巧なレリーフ (八相成道) 天王殿正面の 魚楽国 天王殿 西晋、東晋時代の創建だが、、現存しているのはいつの時代の建造物か? 小賢しくなく風格がある。 弥勒菩薩、韋駄天、、ともに存在感のある造形に、、華麗に装飾された祭壇、、清潔感が溢れている。 四大金剛像も、、豪華、、顔の表情も見応えがある。 四大金剛像は 漫画的な表情が多く見られるのだが、、仏師の力量が推し量られる。 ( 現在の所、、最もお気に入りは、杭州浄慈禅寺だが、、)
御本尊、左右の脇仏、、輝く金色 と 鮮やかな朱色が 厳か 且つ 華麗 と居心地の良い堂内だ。 しかし、、それだけではなかった。 背後の、、如意便を持つ観音菩薩の大絵巻が これまた素晴らしい、、 財善童子と観音菩薩との物語が多いのだが、、 隅々まで手抜きのない壮大な絵巻である。 大雄宝殿の裏面 大雄宝殿の奥は、阿育宝寺を特徴付ける 舎利殿 だ。 仏舎利を収める舎利宝塔 と 涅槃佛 大雄宝殿の東には、、羅漢殿 と 東塔 羅漢殿 中央の釈迦像 五百羅漢像も、、種類の多さを強調する様に、、様々な特徴のある動作の羅漢達。 それぞれが丁寧に作られている。 東塔 金ぴかの仏像と 裕福さを見せ付けるのだが、、節度ある有様で、、聖なる知性を感じさせる 一級の仏教寺院だ。 魚楽国から天王殿を見る。 バランスの取れた余裕ある空間だ。 育王站まで歩き、、直ぐに来た 162路のバスで 天童寺へ向かう。 13時、、約1時間半の気持ちの良い滞在だった。 |
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