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≪  寧波 : 阿育王寺  ≫

紀元405年(東晋時代)創建
(西晋282年創建の記述もあり)
中国禅宗五山の一つ。
阿育王=アショーカ王

( 天童寺も西晋300年創建で
禅宗五山の一つ )

杭州と広州 基点に2週間独り歩き (5)
2016/02/22 〜 2016/03/07




現状の 阿育王寺 は、、とても素晴らしく見応え十分
仏像、堂内装飾等は、芸術的視点から上質の仏教寺院である。
鑑真和上も、744年、日本へ渡る前に立ち寄っている。








往復は高鉄で、杭州東 〜 寧波。  前日の紹興行きの際に購入済み。
G7503 8:59 → 9:52
G7583 17:00→18:05
帰路は、余裕十分の観光時間をとって、夕方 5時とした。

阿育王寺は、路線バス 155路、
天童寺は、162路で 其々終点なので安易な行程だが、、
高鉄寧波駅を通る 地鉄2号線が建築中とあり、、
開通していなければ、どこからバスに乗車するかが不安材料だった。





高鉄寧波站を出ると、、地鉄への矢印が、、、一安心。
2号線で 鼓楼站まで、1号線に乗り換えて 福明路站で下車。
直ぐ南に、、155路の 太古城站があるのは出国前に確認済み。










福明路站の D出口から直ぐ南に太古城站、、155路を確認する。

帰路に判った事だが、、 
地鉄1号線の現在の終点 東環南路站 は、バス停邱隘民営工業区站 と同じ。

天童寺からの帰路に、地鉄駅が見えたので、急遽降車して地鉄に乗り換える。

バスなら、、街中の様子が判るが、地鉄の方が遥かに速い。
今回は、往路に街中を見ているので、速さを優先させた。
 

福明路站の D出口から直ぐ南に太古城站
福明路、 姚隘路



公交阿育王寺站 の数百m手前が 育王站で、天童寺へはそこから南へ分岐する。




育王站 近辺




公交阿育王寺站、、直ぐ東が駐車場、土産物屋街である。




土産物屋街








牌楼門




阿育王寺は、、この山門を入り、、右へ参道を相当に歩く。




参道脇の 水塔


緑に囲まれた落ち着いた雰囲気、、風格が感じられる。


西塔 と 東塔 と揃っているが、、これは西塔 ↓ 構造も大きさも全く違う。




長い参道、、と言うよりも 庭である。




照壁、、、古さは感じないが精巧なレリーフ (八相成道)




天王殿正面の 魚楽国




天王殿


西晋、東晋時代の創建だが、、現存しているのはいつの時代の建造物か? 小賢しくなく風格がある。





弥勒菩薩、韋駄天、、ともに存在感のある造形に、、華麗に装飾された祭壇、、清潔感が溢れている。




四大金剛像も、、豪華、、顔の表情も見応えがある。

四大金剛像は 漫画的な表情が多く見られるのだが、、仏師の力量が推し量られる。
( 現在の所、、最もお気に入りは、杭州浄慈禅寺だが、、)



大雄宝殿




御本尊、左右の脇仏、、輝く金色 と 鮮やかな朱色が 厳か 且つ 華麗  と居心地の良い堂内だ。



しかし、、それだけではなかった。

背後の、、如意便を持つ観音菩薩の大絵巻が これまた素晴らしい、、
財善童子と観音菩薩との物語が多いのだが、、




隅々まで手抜きのない壮大な絵巻である。




大雄宝殿の裏面




大雄宝殿の奥は、阿育宝寺を特徴付ける 舎利殿 だ。





仏舎利を収める舎利宝塔 と 涅槃佛




大雄宝殿の東には、、羅漢殿 と 東塔




羅漢殿




中央の釈迦像



五百羅漢像も、、種類の多さを強調する様に、、様々な特徴のある動作の羅漢達。
それぞれが丁寧に作られている。





東塔




金ぴかの仏像と 裕福さを見せ付けるのだが、、節度ある有様で、、聖なる知性を感じさせる 一級の仏教寺院だ。




魚楽国から天王殿を見る。  バランスの取れた余裕ある空間だ。




育王站まで歩き、、直ぐに来た 162路のバスで 天童寺へ向かう。

13時、、約1時間半の気持ちの良い滞在だった。





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