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≪  宝林寺 : 仏山市順徳区  ≫



杭州と広州 基点に2週間独り歩き(13)
2016/02/22 〜 2016/03/07











地鉄祖廟站から南行きのバス停祖廟へ、、
旅游城巴4線 で終点が 宝林寺 と判り易いコースだ。

バス停祖廟で路線図を探す、、、旅游城巴4線 が無い!
路線変更が多く予定が混乱した事は度々なので、、又かッ!

路線案内の一番下に、、「 祖廟B站へ 」 を発見、、
バス停前の店舗の女性に尋ねる。  北の方を指差してくれる。


バスは程なくやってくる。
「 分段収費 」なので、、乗車時に運転手に行き先を知らせる。
運転手が、、料金を操作してから、ICカードをタッチする。
運賃は9元、、、行き先のメモは必携だ。



祖廟B站から1時間強






乗車中は判らないが、、次第に知った地名が出てくると、、現在地が飲み込めて来る。
周囲の状況を確認しながら、、土地勘を養っていく。


鼓楼の角を南下して清暉園の庭園、、帰路に寄る予定、、

↓  そして、、美食街、、、↓
11:15 の写真だが、、繁華街には見えなかった。






宝林寺のデータは、、ネット検索したが不明だ。




11:20 宝林寺着

大きな駐車場  と バスの車庫(ターミナルでは無さそうだ。)

↑  宝林寺入場門


私は、、老人免費 で入場する。

入って暫くは 広い公園だ。  水曜日なので  人は疎ら、、

天地亀池から方向転換して、、宝林寺への登りとなる。


獅子の支える 龍の巻き付く大きな天檀宝鼎 




壮大な登り、、中央の石のレリーフに期待できる。




階段中央の石のレリーフ


龍ばかりが主役だ。
(昨日の西樵山の南海観音のレリーフは、、天女等多彩であった。)





上りきって牌門から見下ろす。




石牌坊 から 山門を見る。








螺髪に光背、、いったい誰?




万佛堂の
漆朴仏像  = 3800元   (約 76,000円)/尊
大漆朴仏像=68000元 (約 1,360,000円)/尊

小1000尊 : 7.6万×1000 =    7600万円
大100層  : 136万×100 = 1億3600万円


今だに募集中なのだろう、、







山門、、仁王としては、、漫画過ぎるのだが、、、不思議だ〜  なんでこんなレベル?




鐘楼、  鼓楼、 天王殿




弥勒菩薩に 韋駄天菩薩、、は 並 だが、、金剛像は 並以下
威厳のありそうな宝林寺なのに、、レベルが低すぎる。
( 立派に再建したが、、仏像は以前のまま? と勝手に推測する。 )




九龍壁




大雄宝殿








薬師、 釈迦、 阿弥陀  三尊








白象に乗る普賢菩薩 に  獅子に乗る 文殊菩薩   (造りは幼稚だ。)
大雄宝殿の 貼金天花板
2800元 (約56,000円)



三尊の背後の 観音絵巻




大雄宝殿の背後は、、羅漢堂



楽器演奏の姿が目に付く、、、



五百羅漢像群としては、、明るく清潔、、程々に精巧、、、上質のものである。





羅漢堂の背後は、、一区切りついて、、万仏堂へ




万仏堂、、、、建物としては 簡素なので、、全く期待などしていなかったのだが、、








アッと 驚きの世界だ 〜 〜 !
































金、、金、、赤い照明に 濃青の天空、、、
驚愕の世界だ。



万仏堂は、、宝林寺の最高部
北に、、、蔵経閣、、、遥か彼方に 太平塔?

↑ 蔵経閣内部の三尊      太平塔?へは、、ここから行けない。  ↑



↓   万仏堂の背後   ↓    意外にも坊さんは赤いパンツを履いているのか!

来た道を下り、、、

順峰山公園へ、、


私は、、熱心な研究者でも何でもないので、、責任無く想像を廻らすのだが、、
中国は、、文化大革命の時期に、、、宗教弾圧、、仏像破壊、、、が行われ、、
その後、、平和に 経済発展、、、裕福な成功者に溢れ、、豊富な喜捨で、、
各地で  仏教寺院の 復興、再建 が行われる。
資金と良き芸術監督に恵まれた寺院は、、バランスの取れた素晴らしい再建になり、、
資金だけが集まった所は、、金ぴかの仏像だけ、、、
再建途上の寺院は、、建物、、仏像、、とのバランスが チグハグ、、
ここ 宝林寺のチグハグさを見て、、新しい万仏堂では資金は集まったが、、
他は、、芸術性豊な人材に巡り逢っていないのでは? と要らぬ御節介!





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