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≪  南園酒家、北園酒家、陶陶居 他  ≫

同泰腸粉 (光孝路)
銀記  (龍津中路)

杭州と広州 基点に2週間独り歩き (26)
2016/02/22 〜 2016/03/07







広州三大酒家 = 北園酒家、広州酒家、半渓酒家
広州四大酒家 = 南園酒家、北園酒家、広州酒家、半渓酒家
陶陶居は、やや庶民的なのだが、、味は申し分のない名店だ。
台北で味わった豪華な店舗の 大三元 は広州が本店なのだが、、今回は機会がなかった。




■   南園酒家  ■


半渓酒家の前で、日本に好意を持つ現地人に話しかけられて、、南園酒家を勧められたので、早速に 訪問した。

場所を調べた時は、、中心街から離れていて行き辛いとの印象だったが、、
店の前のバス停 ”雲桂村站” には、西門口から海珠広場を経由して、一本で行けるので、便利な場所なのである。


西門口・人民北路站 と 西門口・中山六路站 の2経路がある。




雲桂村站 の直ぐ近くに 南園酒家の表玄関 、、迷う事無く便利である。



日曜日の朝の飲茶に訪れた。
早茶は 朝 7:30 〜 11:30
下午茶は 14:30 〜 16:00


到着したのは、7:26 で少し早かったが、、既に開店していた。
入店しても何の案内も無いので、、豪華な店内を進むと、、受付台がある。
一人の旨告げると、、69番の受付票をくれる。


ここでも案内は無いので、、勝手に進み、、最初の大きなホールに入る。


帰路に見たのだが、、奥には庭園と複数のホールがある。




7時半なのに、、既に多くの客が座っている。  男性一人客も結構多い。

適当に空いているテーブルに座って待っていると、、注文取りに、、
しかし、、受付票を見せると、、不満そうに受付台まで小言を言いに行った様子。
でも、、座ったテーブルで、、プーアル茶を注文して無事に進む。
69番とはテーブル番号なのか?、、それとも?? よく判らない。



注文は、、文字だけのメニュー表にチェックを入れる。
9元〜25元、、お茶は 7元。
土日は 10%のサービス料






メニューの詳細は理解できないが、、
おこわ、巻、包 を 適当に頼む。







米鶏 を おこわと解釈したのだが、、希望通りのものであった。
が、、白いおこわで具をサンドしているので、、
米と具が別々に感じるので、、チョッと 違和感、、、


春巻きは、、、なんと
中はパイナップルだ〜

後でじっくりメニューを探すと、
鮑汁腐皮巻なる 巻きもあるので
はっきりと 肉系の漢字を探すべきであった。



金牌*包、、これも甘いデザートだ〜ッ!




入店して約1時間後の 8:23 食事終了で  店内も客が多くなっている。

どれも上品な味なので、、味に不満はないが、、不注意な注文をした私が悪かったのだ。

愛想の無い接客は、、名店と言えども、、中国ではお馴染みなのだ。
18+15+12+7+5.2=57.2 元 と 手頃な金額なので、
機会があれば再訪もあり得る。






■  北園酒家  ■


北園酒家は既に体験済みなので安心して行ける酒家である。

広州到着時の夜と、、土曜日の朝の早茶と2度訪問した。


夜 19:12 到着、、待つ事無く、今回は 1階に案内される。

ほぼ満席、、プーアル茶を頼む。



高額なのは覚悟しているので、、料理は直ぐに決まる。
値段から推測して、、大盛りだろう、、



メニューの写真とは、 ほぼ同じ現品が出てきたので 満足、、
餡かけ焼きソバで 85元=1,700円なのだから、量も味も Good !




豆腐と野菜、、、、これだけでも満腹感、、


見た目どおりの安定した味付けなので、、満足なのだが、、、麺は大方食べきれなかった。

食後に西瓜が付いてくる。


85 + 55 + 茶 + 服務 =176元




--- ☆  北園酒家の早茶  ☆ ---

土日だけ 9:00 〜 10:45 と 短い時間に 飲茶だ。

9時前には既に人が屯している。
9時丁度に開店して、、全員 2階に上がる。




1階の中庭、、南園酒家や半渓酒家のような広大な庭園ではない。








先ず プーアル茶を頼み、、メニューを見る。

↑  百合根入りのお粥 17元  ↑
百合根なので、、上品過ぎて、、充実感が味わえなかった。



蝦入り包 30元、、  見た目どおりプリプリの太い蝦




鶏春巻き 21元、、  これも見た目どおりで上品

↑  我が嫁の作る春巻きは、具沢山なので、、品の良い量はチョッと物足りない。  ↑

30+17+21+8+8=84元







■   陶陶居  ■


陶陶居は、早茶、昼、夜 と 何度も食しているお気に入りの酒家だ。
ただ、、経験し過ぎて、、新鮮味を感じなくなってしまった。
ここは飲茶が魅力なのだが、、今回は夜のみ 2回訪問した。






メニューの種類は多いのだが、、適度な量で 未体験のものが少なくなったので、、
前回、シンプルな見てくれに比して美味だった焼きソバ、、と日常的な注文になった。
↓  鮑汁鳳凰豆腐は、、名前どおりに美味  ↓

合計 95元、、、



今回 2度目の夜は、、増増す、、珍しさが無くなっているので、、
注文決定に迷ってしまい、、、

澳門焼肉、、、ありふれたトンカツだろうが、、盛り付けに興味が湧いたので発注




ところが、、出てきた現物は、、写真とは大違いの手抜き盛り付けだ。
味は、、トンカツを小さく切っただけ。



干炒牛河は、、見た目どおり、、


計 102.3元、、、トンカツの48元が割高だ、、、、


陶陶居は、、遅めの飲茶が良い、、、
早過ぎると、、、展示される料理が限定されるのだ。



宿泊した西門口界隈で、、気楽な朝食を度々味わった。
お気に入りの食堂が見付かったのである。


光孝路には、、手軽な食堂が数多くあるが、、
外から眺めて、、
大流行で清潔感のある同泰腸粉に偶偶入った。


■   同泰腸粉 (光孝路)   ■


細長い店内をテキパキと動き回る店員さん達が好印象、、
↓  接客係も、、厨房の調理担当も、、、全員、、唾止めのマスクをしている。 ↓
初めて見る光景なので、、中国人の清潔感に感銘、、
光孝路では、、もう一軒、、同じマスクをしている店があった。

受付で注文し、支払ってもらう番号札を テーブルに置いておく。
注文を受けて、、左の男性が 腸粉 を、、右の女性がお粥を担当。


← 鶏団子のお粥 5元

肉団子のアクセントが高感度で、、淡白なお粥が、朝食にはとても合う。


↓  2度目は、、具沢山のお粥を頼んだが、、 ↓
具が多すぎて、、朝食にはアクセントが強すぎる。
昼か夜向きだろう。



↓  殆どの客が頼んでいたので、、何だろう? と 次回に注文して見た、、 ↓
腸粉、、
蒸し春巻きの類のようだが、、、蒸すよりも 水春巻きに近い。

様々な具入りがあるが、、6〜7.5元
とろける皮に濃厚なタレを絡めると良い感触となる。

↑  お粥と腸粉で、、量的には丁度良い。   ↑


どんぶり類も味わって見たが、、

13元と高い割には、、良いとは言えない。

偶偶頼んだのが、、排骨なので、、
殆ど骨だったので、、
私の歯には、、恐怖だったのだ。



■   おこわ 米鶏  ■

光孝路の同泰腸粉の近くに、、おこわを売っていた。
火が通っていて熱々なので安心している。
イロイロな場所で食したが、、全て美味で、、お気に入りだ。

4元 X 2 = 8元
↓ 両手で、、パカン と割る仕草で、、皮を外して中身だけをビニール袋に入れてくれるのでとても便利 ↓





■  其味潮州魚旦粉 (中山六路)  ■

ガイドブックで紹介されていたので寄って見た。

↓  魚蚤粉 15元  ↓

白身団子、つくね、魚の皮、、と魚魚の麺、、、
不味くは無いが、、露骨に魚魚なので上品とは言えない。





■   銀記 (龍津中路・文昌北路)  ■

ここも ガイドブックで紹介されていた。

龍津中路を歩いていると、文昌北路交差で 直ぐに見付かった。



腸粉=蒸し春巻き(水春巻き)が中心の老舗 (創業57年の文字)

腸粉 = Rice Roll


店頭で注文して番号札をもらうのは何処でも同じだ。

↑  テーブルの置き箸を使わずに、、包装された箸を取りに行く客が結構多い。 ↑
そう言えば、、他の店でも 同じ光景が見られた。



↓  海鮮腸粉 22元  と 同泰腸粉 の3倍もするが、、納得のいく大きさ、具の多さ  ↓

プリプリの蝦、烏賊、子ダコ、貝柱、、と、、、85元もした 北園酒家の海鮮焼きそばに匹敵する豪華さだ。


ただ、、大きすぎて、、これだけだと、、、
ふやけた即席麺の様に、、胃が嫌がるようである。
他に、、確りした硬さのものを口に入れたくなる。


さすがに  食の広州 である。
高額な 酒家も楽しみだが、、、格安な庶民的な食堂も、、満ち溢れている。
北京や上海では、、こんなに気楽に食を楽しめないのは、、私の無知だけでは無いだろう。
広州の 魅力 ここにあり とも言える。





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