TOPへ 写真豊富な のぶながワールド |
≪ 気持ち良く美味三昧 ERBETTA ≫
宝塚逆瀬川のイタリアン エルベッタで楽しんだ1ヶ月分の写真集 |
『 幸運の女神 』 が舞い降りているとしたら、、、 そんな都合の良いモノが居る筈がないのだが、 人生を注意深く生きていると 良い事に次から次へと遭遇する時期がある。 勿論、、逆もあるが、 誰にでも良いも悪いもチャンスは公平にある。 悪いモノを遠ざけるように意識し、 善いモノに関心を持ち、、すばやく掴む習慣を持てば 人生の楽しみは多くなる。
4月だけ許可をもらって写真を撮らせてもらった。 7回分の全食事である。 ** 阪急逆瀬川のオステリア・エルベッタ ** |
≪ 2006年4月7日 ≫ 前菜である。 イタリア風にアンティパスト 鯛のあら煮と春の温野菜
パスタは毎日5種類から選べる。 あんこうの胃袋とトマトのスパゲッティ メインディシュは 茶美豚ロースのカツレツ パン粉と香草の衣が旨い油を含み、、程好い香ばしさである。 豚に限らず、鶏、肉、、何でもパン粉焼きは美味しい。 大きいのである。 サイズが判るようにフォークを添えて撮った。 バラのフレーバーのジェラート ドルチェは、、オプションだが セットメニューにはパンとコーヒが付く。 逆瀬川への所用が、、4月から週2回になったので、 幸せな昼食も週2回となった。 | ||||
≪ 2006年4月11日 ≫ アンティパストは、、魚貝のフライ いい蛸、蛸、筍、アスパラ、貝柱、白身魚、香草と多彩 シンプルに塩味とレモンの風味。 新鮮な素材を適温に調理し、、塩味、 実に旨い。 熱々の揚げ物を、サクッサクッと衣、 貝柱、蛸、白身、、柔らかさと共に素材の味が歯に絡む。 アスパラ、、筍もサクッサクッと これがメインディッシュだっておかしくない。 イカ墨パスタは、、アサリと鮭が大量に絡む メインは、子羊のパン粉焼き、豆もやし、焼き筍
ストロベリーのソルベ チョコレートケーキが下敷きに、、 |
||||
≪ 2006年4月14日 ≫ 北海道かぼちゃのパンナコッタ いいダコとセロリのトマト煮込みフェットチーネ 香草パン粉の香ばしいジューシーさと粒マスタードの存在感 丹波地鶏の香草パン粉焼き+菜の花 香草パン粉焼きは、包む素材に関わらず、、甘い、、、 苺のトッピングが嬉しい カンパリ&ヨーグルのソルベ |
||||
シエナのマンジャの塔から 私は、、イタリアが好きである。 その芸術が好きである。 何度訪れても、、新たに驚異的な発見をする。 帰国する時は、、知った満足感よりも まだまだ知らない事が残っているという 底無しの無力感というか、半ば諦めというか そういう種類の充実しない状態になってしまう。 イタリアが好きだから だから、イタリア料理が好きだ、、という訳ではない。 イタリア現地のパンをはじめとして 日本の方が遙かに美味い。 日本のイタリアレストランが好きなのである。 日本のフレンチレストランは 素晴しいけれど、高くて満腹感がない。 だから、、イタリアンの機会が圧倒的に多い。 |
||||
≪ 2006年4月18日 ≫ 鯛のカルパッチョ、アーモンドスライス、苺、アサツキ、ビネガー+からし和え 実に美味い、、心地良い酸味に辛味 和食のお造りよりも、、カルパッチョが間違いなく好きである。 同じ生の素材なのに、、創意工夫に溢れ、味の可能性が広がっている。 ツナ、白菜、青菜のトマトソースのリングイネ ショートパスタも選べるが、私はロングパスタだ。 口の中のほうばり感が満足に繋がる。 ショートパスタを噛んでいると何故か口が寂しい。 メイン料理は、、 なんと食欲をソソル盛付けであろうか、、 丹波地鶏の巻き焼き、肉のパテ、ジャガイモ、サツマイモ、半熟卵、りんごサラダ、粒マスタード、青物
カンパリ&ヨーグルトのソルベ デザートにジェラート、ソルベ これがないと食事が終わった気がしない。 |
食事をするのに、、、1時間では終わらない。 一人一人丁寧に調理、、盛付け、、である。 満席であっても同じだ。 客をさばこうという気は全くない。 客が少ない時は、、 より手間をかけた料理が出てくる。 客が少なくても、、1時間では終わらない。 お昼の休憩時間には、、食べられないのだ。 時間の余裕のある人だけが満足する。 座っていると、、背後で声がする。 『 わ〜、、キレイ 』 『 お〜いしい〜 』 ホトンド毎回、、客の驚きの声が聞こえる。
早めに来れば来れば別だが、、 事前に予約した方が良い。 1度満席になれば、、、1時間以上席は空かない。 |
≪ 2006年4月18日 ≫ パルメザンチーズをミルクで固め、、だったか?忘れてしまった。 シンプルなトマトソース スズキのグリル、筍のグリル ホクホクと焼き上げられた肉厚のスズキ 香ばしさと、身が柔らかくくずれる口の中
ウーロン茶のジェラート |
||
≪ 2006年4月25日 ≫ 今日は、、一品多い。 前菜前の一皿 ありがたい。 豚足とテールの煮こごり固め、粒マスタード ありふれた素材ではない、、 個性的なのは大歓迎 これが前菜、、 鰯のマリネ、苺を潰したもの、パルメザンチーズの牛乳固め 鰯は3枚、、美味しそうな盛付け 下の赤いのが苺を潰したもの、白い塊がパルメザンチーズの牛乳固め アーモンドスライスに香草 和の刺身よりは遙かに美味い。 創意工夫が楽しめる。 新たまねぎと牛スジトマトソースのパスタ 蛍烏賊、サーモン、貝柱、牡蠣のフライ、菜の花添え
グァバのソルベ |
お昼のスタッフは現在、、3人だけ。 シェフの岡尾さん 客席係の今 拓之さん そして、両方を手伝うご婦人1人。 心配りの優しい 今 拓之さん 常に全てが丁寧だ。 今日の料理を説明してくれる。 シェフの岡尾さんとは、、 ペルージアでの飲み友達だそうだ。 修行中、留学中にペルージアで知りあい 飲み友達に ! 各地で修行する岡尾さんが、 ペーザロ郊外のお店を辞める時に 代わりに 今拓之さんが勤めたそうだ。 当然にイタリア語は達者。 イタリアの話には、何でも乗ってきてくれる。 頼もしい限りである。 青森出身という近さんは 話し方が真直ぐに感じる。 気を使わずに話ができる。 お2人が修行したペーザロの街は 私の好きな街。 ロッシーニの生まれた街。 毎年夏には、ロッシーニフェスティバルが催される。 1996年にオペラ3公演観劇して以来 未だに毎年パンフレットを送ってくる。 エルベッタのお2人とは、、楽しい所で接点があった。 嬉しい出会いである。 |
4月の料理は未だ続く、、、、 ≪ 2006年4月28日 ≫ 地鶏の燻製、サラダ仕立てマスタード味 シットリと柔らかく、、ほのかな酸味にマスタードの風味 どんな肉、魚を食べても、、 満足の柔らかさ、火の通り具合だ。 仕事にゆるみが無い。 三田牛スジ肉と新たまねぎのラグー フェットチーネ 茶味豚のグリル 苺のソルベ 大満足である。 4月に楽しんだのは、、7回。 日常的な支払いで、、これだけ満足させられて 幸せッ と思わずにはいられない。 岡尾さんと今さんの出会いが、、 今のお店で、日常的レベル以上に 我々を楽しませてくれる。 ここに出会えたのも、、私にとって嬉しい出会い。 イタリアが取り持つ、、私にとっては幸せな出会いである。 フィレンツェのジョットの鐘楼から見たサンタクローチェ教会 初めてイタリアに行ったのは、、30年くらい前。 イタリアは私にとって、故郷のようなもの。 日本以上に愛着がある。 オペラ、美術と、、VIVAイタリア そして日本のイタリアンリストランテ 運命の幸せの出会いというものがあれば、、 私にとって、イタリアはそれだ。 『 幸運の女神 』 が舞い降りているとしたら、、、 それは、、 『 今だ 』 |
2004年の美味いを撮るへ |
TOPへ |