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≪ Garmin GPSmap 60CSx 保存軌跡容量 ≫

長期旅行で軌跡ログの保存容量限度内に収める対策

2010/11/02



2006/09 購入の Garmin GPSmap 60CSx を 4年間使い続けている。
山歩きでは、、道なき道を自由に探検するのには必需品、、
海外旅行にも大活躍、、、
レンタバイクで知らない町を走り回っても、、
軌跡ログのお陰で、、迷うことなくホテルに戻れる。


海外旅行では、、ガーミンには現地の地図データが無い。
白地に軌跡ログが表示されるだけだが、、これだけで役に立つ。

ただ、、長い期間の旅行だと、、記録容量の限度を超えて、
最初のログが上書きされて消えていくのである。
重要でない所は、、ログOFFにして調整してきた。

今月は、インド12日間の旅行の予定なので、、
出来る限り LOG データを記録する事にしたい。


私の Garmin GPSmap 60CSx に限定しての話である。( 最新機種の仕様は判らない )
記録できるポイント数は、10,000ポイントのようである。
ただ、、GPS画面に表示できるポイント数は、これよりは相当に少ない。
(ポイント数は検証していないが、結構早めに軌跡が表示されなくなる。)

ログデータ自体は、上記のガーミンのデータとは別に Micro SDカードに、
カードの残量一杯まで記録されている。
1日 2〜300KB なので 私の場合は 4年分全部が残っていた。
これは、、Micro SDカードを、直接パソコンで読み込んで利用できるが、
ガーミン経由では、、利用できないので、帰国後にしか確認できない。


今回は、ガーミンで記録できる10,000ポイント以内に、旅行中のデータを抑えようという対策である。






Garmin GPSmap 60CSx では、、記録頻度を設定できる。
今までは、、単純に 「自動ー標準」 に設定していたが、、
これを、状況に応じて、こまめに変更する事で、ポイント数を効率的に減らそうとする。
設定できる基準
距離 :
時間 :
自動 :
10m単位
秒単位
最高、高、標準、低、最低 の5段階



徒歩、バイク、電車 と速度に合わせて
設定を代えて、軌跡の精度を検証した。

← の様に、、60m幅の曲がりが
斜めにならず、直角に道に沿うように、
しかも、可能な限り、ポイント数を節約する。
距離指定では、ポイント数は設定距離に、ほぼ反比例する。
500

11
31





300

18
51





100

49
133
50
72



50



98
143



10m

327




37
182
最低

191
128

191
142

101





196
144
35

標準






38

自由設定では、、低 が 10m より やや効率的。
最低 は 10m の約半分なので、 最低=20m。
20m > 最低 > 低 > 10m > 標準 と 大まかに判定、、、
バスでの都市間移動は、標準設定を → 500m設定に代えると、、1/30 に節約できる。

結論は、、、
☆ 徒歩での市街散策や遺跡内探索は、   「 低 」  or  「 最低 」
   バンコク市内寺院散策なら 「 最低 」    シェムリアップ遺跡探索なら 「 低 」
   大きな遺跡の探索は細かく、、

☆ 路線バス移動や観光バスでの市街地観光は、、  「 50m 」 or 「 100m 」
   バンコク市内路線バス移動なら 「 50m 」   中国都市路線バスなら 「 100m 」
   一方通行や道が入り組んでいる場合は、細かく、、幹線道路中心なら粗く、、

☆ バスでの都市間移動や 別の観光地移動は、、  「 300m 」 or 「 500m 」
   全国地図に掲載されている道路なら粗くても可だが、、
   チェンマイからドイ・インタノン移動した時等は、、大小複数の道路があり、、細かい方が良い。
   カジュラーホ 〜 ジャンシー は途中の村の特定が困難なので、、細かく、、、

この基準で、、12日間の旅行で、、使い心地を試してみる。

帰国後、、自分の通過した経路を地図上で確認し、、色線を塗って置くけば、、
旅行自体の全体像と細部の位置付けが明確になり、
旅行の体験が、我が身の血となり肉となる。

初めての街でも、、土地勘は速く習得できる。
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