写真豊富な、のぶながワールド
■ 午前中は、<ランスへの旅>を実施し、
見るもの、接する人、共に好感度だった余韻のまま、パリ東駅から地下鉄利用で、ギュスターヴ・モロー美術館へ、、、Musee Gustave Moreau
今夜のガルニエ宮の音楽会は、8時半からなので十分時間があり、
彫刻だけでも見ようと、オルセー美術館へ。 Musee D'Orsay
翌日は、帰国便が夕刻なので、それまでは、ルーブル美術館をじっくりと巡る。 Musee du Louvre
ギュスターヴ・モロー美術館 |
昔、京都でギュスターヴ・モロー展があり、全館真っ暗の中、展示品に薄っすら光を当てる陰気臭い展示会だった。 その時に、ギュスターヴ・モロー美術館の写真を見て、自然光の中、超明るい雰囲気が印象に残る。 過度の作品保護が条件なのか、日本における海外借入れ展は、いつもながら不満足。 それでも行くのは、行きたいからではなく、行かないよりはマシだろうという消極的な理由。 美術展ではなく、西欧の美術館は楽しい。 |
美術館とは場違いな裏通りだけれど、迷わず到着。 「入って良いのだろうか」と躊躇するほど玄関は小さく、受付部分は狭く、Shop も兼ねている。 展示室は2階、3階、、、、、 モローの絵は、画集や絵葉書で一品ずつ見ていると、題材に起因するイメージが膨らみ、、正に自分で幻想を作り出している。 こうして一時に、圧倒的な作品群に囲まれると、、、作品そのものよりも、、モローそのものが見えてくる。 これが個人美術館の圧倒的な魅力だろう。 |
|
アムステルダムのゴッホ美術館のように、圧倒的ではないが、、訪れて損は無い個人美術館である。 |
魅力的な彫刻が沢山あったのに、記憶がなくなった、 と言う理由で、彫刻を中心に見ようと周ったが 僅かに記憶していた作品以外には 魅力的な作品は発見できなかった。 |
Jeune fille de Megare 1867-1870 126 x 63 x 66 cm Louis-Ernest Barrias |
↑ Jeanne d'Arc 1873 ↑ 119 x 100 cm Chapu シャンティイにも同じものが? |
|
↑↓ Sapho, 1852 → 118 x 70 x 120 cm Pradier James |
|
↑ ブグロー 今年初めに、甘美過ぎて見るのが恥ずかしい、と ホームページの1頁を作ったので、印象新た |
|
ブグロー、見るのがチョット恥ずかしい絵画 (1)へ |
入場は強烈に並ぶ、、 今までは、早朝でもそうであった。 ところが、、今回は ↓ ガラガラ ↓ |
デゥノン翼の半地階 イタリア彫刻で 早速ベルニーニの習作? |
|||
デゥノン翼の1階 ↓ 古代ギリシャの彫刻 ↓ ミロのヴィーナスにはさっぱり興味が沸かなくなっている。 サモトラケのニケも、階段下のあの位置のみ良くて、、 横から見ると、あの翼には勢いが足りない、、と思って久しい。 |
||||
↓ モナリザ ↓ |
↓ レオナルド・ダ・ヴィンチ ↓ |
|||
↓ ダ・ヴィンチのこれらの作品、、こんなに痛んでいたのか! と 部分的に黒ずんだ染み、、、全体に黒ずんで退色?? <最後の晩餐>でも同じだが、、見えなくなっても、かすかに読み取れる造形だけでも、その価値は減じない。 |
||||
↓ ラファエロ ↓ |
↓ ラファエロ ↓ |
|||
↑ ラファエロ ↑ <アラゴンのジョヴァンナ>は ↑ ジュリアーノ・ロマーノをナポリに派遣し 下書きを描かせ、ラファエロが完成させたらしい |
↑ ラファエロ ↑ <冠の聖母> |
|||
この部屋は入室禁止になっていたので、カメラだけ差し入れて撮影 ティエポロの<カーニバル><アポロとダフネ>等が見える。 何故入室禁止なんだろう、、、まさか休ませているわけでもないだろう、、 |
||||
↓ ピジェの中庭 ↓ 18−19世紀のフランス彫刻 |
||||
アモール 1802 ↑ Antoine-Denis Chaudet (1763-1810) これはレプリカを持っている。 |
||||
↑ James Pradien (1790-1852) |
||||
Pierre Puget (1620-1694) Francias Nicolas Delaostre (1746-1823) Christipe-Cabriel Allegran (1710-1795) Charles-Ffanqoil lebeuf とメモったのだが、どれがどれだか??? スペルもあいまい、、、、、 次回訪問時に役に立つように掲載だけしておく。 |
||||
↓ Henri Joseph Rutxhiel |
↓ ディドの死 ↓ Augstin Cayot (1667-1772) Didon ディドン(ディド)はカルタゴ女王 トロイ戦争後の、アイネイアスの物語だ |
|||
↑ Augustin Pajou (1730-1809) |
||||
|
||||
← 40年ほど前に、学生の頃 百科事典の芸術の別冊に小さく掲載されて 私が、初めて絵に興味を持ったモノ、、、 ルーブルに来る度に懐かしく思い出す。 ↓ アンドロメダ特集のページを作ったので 親しみが増す。 ミニャールのアンドロメダは中々の力作だ。 |
||||
アンドロメダ特集のページ、見るのが恥ずかしい絵画 (2)へ | ||||
↓ ミニャールのアンドロメダ |
↓ Chasseriau のアンドロメダ |
リシュリュウ翼2階で軽食をとったが、、、
見て周るにも半日が限界だ。
9時過ぎから2時過ぎまで、、感性までもクタクタになって麻痺してくる。
いよいよ、帰国できる嬉しさと無事であった安堵感の方が強くなる。