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≪ オルチャ遺跡・バンデラ王国の都 ≫

Orchha
デカン高原北部に位置する宮殿からの壮大な展望

インド旅行、彫刻を中心に(6)
2008/12/23〜2009/01/02







ムガール帝国に脅かされ、マラータ同盟に滅ぼされたバンデラ王国の都 (1531〜1783)
ヒンドゥ教の王国

Jhansi ジャンシーの南東18kmに位置する。
カジュラホには、鉄道ジャンシー駅から車で3時間かかる。
その途中に、ついでに寄るオルチャなのだが、、、なんと、、その素晴しさは、ジックリ滞在するべき村であった。
周辺にホテルはあるが、観光地としては未熟なようで、(治安は良くないそうである)
素朴な田舎に点在する未知の遺跡群は、、改めて再訪したい欲望を誘い出す。



今回訪れたのは、最初に建造されたラジ・マハル Raj Mahalと
↓ 後の建造のジャハーンギール・マハル Jahangir Mahal ↓





オルチャは、ベトワ川 (Betwa River )沿いの小さな村に過ぎない。

大きなベトワ川とその細い支流に囲まれて宮殿は建てられている。
↑ 左端真ん中の小さな四角囲いが Laxmi Temple
↑ 下端真ん中川沿いの白い敷地は、プール付きホテルのようだ。
この南隣に 霊廟Chattris群がある。



↓ 岩底が特異な表情を見せるベトワ川、、     遙か右端に見えるのが ジャハーンギール・マハル ↓

↑画像クリックで大画面↑




ジャハーンギール・マハル Jahangir Mahal と ラジ・マハル Raj Mahal ↓   チャトルブジャ寺院 Chaturbhuja Temple ↓





↓ 最初に建造されたラジ・マハル Raj Mahal ↓ 1554〜1591年に建造
村から架る橋からの光景

↑ ドームは見られないが、、↓ イスラム的ドームがある。


↓ 後の建造のジャハーンギール・マハル Jahangir Mahal ↓
ムガル帝国のジャハーンギール帝を迎える為に建造したと伝えられる。
ラジ・マハルの屋上からの展望





↓ ジャハーンギール・マハルの屋上 から見た ラジ・マハル と ↓奥にチャトルブジャ寺院   遙か遠方にラクシュミ寺院 ↓





↓ チャトルブジャ寺院 Chaturbhuja Temple ↓ 望遠で、、廃墟のようである。
クリシュナ信仰の寺院で、神像彫刻が無いそうである。 ドーム天井がありイスラム的要素あり。




村の遙か遠方にラクシュミ寺院 Laxmi Temple ↓
中央白いドーム付き建物がラムジー・マンディル宮殿(今は寺院に転用)

のんびりと歩いて行って見たい雰囲気である、、、機会があれば再訪したいものである。



ラクシュミ寺院 Laxmi Temple ↓  現役なのか、、、観光のみか、、奇麗な天井画etcが残っている。




↓ ジャハーンギール・マハル の東の展望、、広大なデカン高原 ↓




↓ 上の真ん中に見える遺跡の望遠映像、、巨大な高塔の跡なのか、、、



↑ 展望するだけだったので、、ジックリと探索、散策、、インドの田舎の風情を味わって見たい、と好奇心を湧き上らせる村である。 ↑




↓ 鉄道駅 Orchha は村から遠く離れている。  オルチャの村の中心 ↓



飲食屋、お土産屋、、、狭い一画だが結構賑わいを見せていた。




橋を渡り宮殿に入る。 ↓ ジャハーンギール・マハルの上層部 と ラジ・マハル ↓




    ↓ ラジ・マハルからベトワ川の支流を挟んで 村の展望 ↓  西の方向




 ↓ ラジ・マハルからベトワ川の支流を挟んで 村の展望 ↓  北の方向

↑ 支流は、、流れていないようだ。 ↑








■ 最初に建造されたラジ・マハル Raj Mahal ■

↓ ジャハーンギール・マハルからの光景 ↓




↓ ラジ・マハルの中庭 ↓


使用されることなく、建物だけが殺風景に残されている、、、


↓ ラジ・マハルの室内には天井画、壁画が奇麗に残っている。 ↓



200年続いたバンデラ王国の栄華が偲ばれる。





ラジ・マハルの現状の建物自体は堅固であるが、、その表面は剥げ落ち風化し、、殺風景だが
↓ 周囲の展望が素晴しい、、、↓
観光であるのを忘れ、タイムスリップしたような気分である。













■ ラジ・マハルよりも後の建造の ジャハーンギール・マハル Jahangir Mahal ■
(西から東を見る)




ラジ・マハルから見た ジャハーンギール・マハル

↑ ドームの四方に小さなシカラ高塔があるのは、南にある Royal Chatris (王宮墓苑)と同じ ↑


↓ 前の庭から見上げる ↓




↓ 正面のバルコニー ↓




↓ ジャハーンギール・マハル の中庭 ↓




↓ ジャハーンギール・マハル の東面の入口 ↓



↓ 装飾が繊細である ↓




↓ ジャハーンギール・マハル の東壁 ↓




↓ ジャハーンギール・マハル の上層部 ↓











残っている装飾は少なく
殺風景


内部は、、殺風景であるが、、周囲の展望は、旅心を満足させる。

↓ ジャハーンギール・マハル から北方向 ↓

小さな祠堂・墳墓が点在する。



↓ 西のラクシュミ寺院 ↓



↓ ジャハーンギール・マハル から東方向 ↓


 ↑ 遺跡・廃墟が点在、、↓




広大さ、、巨岩のベトワ川、、、威厳あるヒンドゥ寺院、、宮殿、、インドの自然、田舎、、
不思議に、、心和む、、心地良い、、




2010/11 2度目のオルチャ訪問記へ (チャトルブジャ寺院 & ラクシュミ寺院探検)


今回訪れなかったが、、 村の 5〜600m南のベトワ川沿いのチャトリス群 Royal Chatris
中央にヒンドゥ教の高塔シカラ、四隅にイスラム的なドーム

                                  観光ガイドより参照


↑ 類似の光景の体験がない未知の情景、、心惹かれる光景である ↓





↓ ベトワ川沿いのチャトリス Chattris群、、 宮殿の城壁の南端 ↓
村の 5〜600m南に位置する。  リゾートホテルが点在しているようだ。



ORCHHA オルチャ村、、ゆっくりと探索したいと、、
いつまでも心残りな村である。





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