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≪ アウランガーバード市内観光 ≫

Aurangabad
ビービー・カ・マクバラー廟 Bibi-ka-maqbara
パーンチャッキー Panchakki 水車場
バザール市内散策

エローラ石窟寺院やアジャンタ石窟寺院への起点

インド旅行、彫刻を中心に(10)
2008/12/23〜2009/01/02






アウランガーバード空港


アウランガーバード空港は地方空港なので小さい。

市内中心から東に約10km位置する。


デカン高原の古い市場町。 人口は100万強。

町の名は、ムガル帝国6代皇帝アウラングゼーブ帝に由来する。


☆ CF. 町名で
  - bad はイスラム系の町
        ex. ハイダラバード
  - pur はヒンドゥ系の町
        ex. ジャイプル

イスラムで
bad は町の意味、stan は 国の意味
パキスタン、アフガニスタン、、、


町までの道路は舗装された4車線の幹線道路である。
上の写真のように一方向は2車線であるが、、
下の写真では、なんと、逆走してくる車がある。

後日、、我々の車も逆走した時がある。
その時は、今回と同じように、、中央分離帯があり、
右折が出来ないので、、相当前から、反対車線の端を逆走するのである。

これに限らず、、インドの交通常識は、、日本人にとっては トンデモナイ!
これでは事故頻発、、と思っていたら、、事故現場に何度も遭遇した。



一応警官は居る。



ヴェトナムには遠く及ばないが
カンボシア程度には、バイク、バイクである。





■ ビービー・カ・マクバラー廟 Bibi-ka-maqbara ■

ムガル帝国6代皇帝アウラングゼーブ帝の第一妃ベグムの廟
(息子が母の為に建てた。)

先代の5代皇帝シャー・ジャハーンのタージ・マハル(1653)にならって建立。

タージ・マハルに比べて、、豪華さはない。

アウラングゼーブ帝というのは、
父親である 5代皇帝シャー・ジャハーンを
アーグラー城に幽閉し、自らが6代皇帝となっている。

← 入場門の前は、駐車場と土産物屋
↓ 前門




前門から、、廟を見る。




大理石は、一部だけなのだが、、青空に白く映えている。












廟の前から入口を振り返る。


廟の裏から、北のデカン高原を見る。

ここもデカン高原の上である。
エローラ石窟寺院の強烈な魅力に圧倒された後の観光なので
ここは、、気力が充実しない。



出合ったインドの人達、、

落ち着いた大人の香り、、、





サリーは変化に富んで鮮やか、、
色彩、、装飾、、どれも個性的であり、、
おしゃれに、、熱意があるのが十二分に伝わってくる。









彼女達は、、寺院を飾る彫刻そのままである。













男の子の眼差しは、、いつも鋭く力がある。












パーンチャッキー Panchakki 水車場 へ車で移動



外国人向け観光地ではなく、地元の下町の公園


駐車場も無く、、、、下町風情のど真ん中



左が昔の城門、、中央が目指す貯水池の裏面



↓ パーンチャッキー Panchakki 水車場 ↓
← これだけなんで観光する程でもない。 ↓
↓右奥が水車小屋↓

池の上の電線に カワセミが留っていた。





← 水車で製粉機を回している。

観光するような場所ではない、、、、
街中を散策、ショッピングしている方が遙かに良かった。


池前には土産物屋が並んでいる。  仏像のレプリカも並んでいるが小物である。








バザール、、、バイク、オートリクシャ、、結構賑やかであるが、、

田舎町である、、という印象は強い。



インド人の好きな映画館

スーパーマーケットであろう、、


衣料品店が軒を並べる、、品数と個性はあるが、、活気はまだ無い。 12/25 の夕刻 5:30である。



電気屋




其々が個性的に着こなしている。 無難ではなく、明らかに積極的なおしゃれである。












■ ダウラターバード Daulatabad ■

エローラに行く途中にある砦跡



↑ 郊外の街路樹の塗装は、、夜間の衝突避けである。 ↑



1187年ヤーダヴァ朝時代から
破壊された城壁が長く続いている。  山の上が城








1435年に建てられた、高さ60mのChand Minar 戦勝記念塔 と、、お城




↓ エローラに向う道路は、丘に上り、、デカン高原の展望が良い。 ↓
下は、、滑り台付きのプールのある遊園地。




道路から見え出した エローラ石窟寺院、、、




アウランガーバードの街中は、、大して観光と言う程の事は無い、、、
強烈なエローラ観光の起点の町に過ぎない。
エローラは一日以上、、ジックリと探索したいものである。
その点で、、アウランガーバードの町は、、特に物騒な雰囲気は感じなかった。


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