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≪ アジャンタ石窟寺院・仏教窟 ≫

Ajanta, Bhusawal

アウランガバードからブシャワールへ

2度目のインド旅行12日間 (7)
2010-11-20 〜 2010-12-01





2008/12 訪問の旅行記の方が報告が精緻である。 今回はその補完的なもの、、→        2008/12 のアジャンタ訪問記へ
GPS軌跡
GPS軌跡によると、アウランガバードのホテルから北へ 111km
大型バスで所要時間 2時間25分。
エコバスで、ワーグラー渓谷へ、4.7km、
アジャンタから鉄道駅ブシャワールまでは、63.6km
所要時間 1時間35分 である。

アウランガバード市街を出ると、、
まもなく通行料の支払いポイントへ
英語表記が無いので、、???である。

バスからの風景は、、殆んどが田園風景であるが、、時々村の風景

行程1/3程の比較的大きな街、、Phulambri  GPSのお陰で判明する。



田園で野営する季節労働者のテント(多分)
木や藁で造った集団も複数あった。

最初の大きな川


2つ目の大きな川、、、ダムも見られる。   川中の円形のコンクリートは取水口??




Phulambri から 大きな川を2つ越えて、 Shillod の街、、、  行程の 2/3に位置する。
町外れにテント


Shillod は、 Phulambri より 賑やかそうである。




2時間強で、、アジャンタへの入口が見える。




バスは混雑する山道を下り、、駐車場、、土産物屋街、、エコバス乗場




エコバスで、ワーグラー渓谷へ、4.7km
帰りは、、土産物売りがバスの中まで営業に来る。
ヒツコイだけでなく、、吹っかけもヒドイものである。

排気ガスの影響を避けたエコバスなのだが、、
洞窟内の壁画は、、どれだけ救われるのか?
観光客の体温、湿度、、、影響は大。
いずれ、CLOSEされる石窟が出て来るであろう。



アジャンタ石窟寺院群





開窟は2期に分かれる。
前期=紀元前2世紀頃からの上座部仏教期の前期窟
後期=紀元5世紀頃からの大乗仏教期の後期窟


前期窟は、仏像概念が無かった時代でストゥーパを礼拝対象とする。
  8,9,10,12,13窟の5窟のみ
後期窟は、インド文明の黄金期で、王侯貴族や商人の寄進が寄与する。
  7世紀頃に放棄されるまで続き、、壁画は全て後期のもの。

チャイティヤ窟(塔院)は5窟あり、他は、僧侶の住居となるヴィハーラ窟。



↓  ガイドブックより  石窟寺院の形式が掲載され判りやすい。  ↓




↓ 「地球の歩き方」 より ↓







詳細は、、 2008/12旅行記の方がBetter、、、2回目の今回は気合があまり入っていない。


■  1窟  ■    大乗仏教時代の後期窟





魅力的な壁画ではあるが、、、暗い、混雑と、、感銘を受ける雰囲気にはならない。
事前の知識を、現場で確認するだけである。




壁画のみならず、、彫刻も立派である。























■  2窟  ■


入口前の彫刻、、天井画







千体仏を初め、、多彩な釈迦物語



















奥の修復現場、、イタリアの修復技術
入口近くの修復






■    4窟   ■






前回に比べ、、観光客が非常に少ない。  現地の学生さん達の集団がいないのが寂しい。





■    9窟   ■   上座部仏教期の前期窟













■    10窟   ■    上座部仏教期の前期窟


仏像崇拝のなかった前期窟は、、ストゥーパがご本尊である。






天井、、柱、、壁、、仏で埋め尽くされている。






ここ5年位は、、東南アジアでは、、全く同じ服装、、、長持ちするものである。



エレファント・ゲイト

16窟へ







■    19窟   ■   大乗仏教時代の後期窟





彫刻群がとても魅力的である。  石工工房がヒンドゥー教等、宗教を問わず技量を上げていたのであろう。

寄り添う女性像のなんと魅力のある事か、、、




ストゥーパに仏像が配されている。




木造寺院を模した石の梁














■  20窟 ■






■  23窟 ■






■  26窟 ■





   大乗仏教時代の後期窟



涅槃仏




魅力満載の26窟である。











■  28窟  ■

ここで通行止めである。























エローラの石窟群と比べ、、アジャンタ石窟群は、 開口部が少ない為に内部が暗い。

1窟から28窟まで、、端から端まで歩く為、、メリハリが付き難い。

エローラは、、一度には、5窟〜16窟、、、
そして、16窟の巨大さというメリハリがある。

観光の心構えを代えて対処した方が良いと思うのだが、、
いずれにしても、、、その量の多さに圧倒されて
消化不良気味である。






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