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≪ ダーダー・ハリ 階段井戸 Dada Hari ni Vav ≫

1499年、イスラム教の王妃ダーダ・ハリーが造営
幅6m、長さ70m、深さ20m
アダーラジの階段井戸と同時期

下町の人々とのふれあい

4度目のインド旅行 and 初めてのインド一人歩き (7)

2013-03-04 〜 2013-03-23

  




(ア)= ハーティースイン寺院 (ジャイナ教)
(イ)= ダーダ・ハリー階段井戸
(ウ)= 適当に乗ったバスでの下車地点
(エ)= 長距離バスターミナル




ダーダ・ハリー階段井戸へは、、ホテル前からオートリイシャを利用。
運転手は、場所を知っていたので、10分も掛からずに、8:43到着。
鉄道駅 ASARWA の北西側なのだが、、駅の気配は全く無い。




近くに、チャイ屋が一軒あるだけの
全くの下町の中、、金網で仕切られただけの場所、、
観光施設らしい標識も入場門もないので、、通り過ごしそうな場所だ。





アダーラジの階段井戸にはなかった地上の構造物として、エントランスホールがある。
ダーダ・ハリーの階段井戸は、、イスラム教の王妃ダーダ・ハリーにより 1499年の造営。

全く同時期のアダーラジのルダ王妃の階段井戸は、ヒンドゥ教なのだが、、
偶像彫刻が無く、文様装飾だけが繊細な様式は、、同じに見える。
( パターンの素晴らしい神像・アプサラ像に満たされた階段井戸を見た私には、、、)





エントランスホール ( パビイロン ) から、外のチャイ屋を見る。









太陽光線に角度が低い朝の9時前なので、、影が多く、、写真は灰色が多くなる。
昼過ぎに訪れたアダーラジの階段井戸の明るいイメージとは相当に違う。
訪れる地元の人達の数も、、こちらは全く少なくて、、地味である。




左右の土圧を支える架橋は、一層から2層、3層と増え
5層となるが、架橋部分の奥行きがある為、、
暗さがどんどん津増して来る。


柱や、梁の装飾は、アダーラジよりも簡素。
横幅もやや狭い感じである。





階段部分には、天井が無いので、、最上階は明るい。

左右の壁際は、狭いが通過できる。

アダーラジでは、この部分に障害物を置き、通過は出来なかった。

架橋部分での上り下りは
奥の八角ホール以外は不可だった。

往時は、木製の橋でも架けられていたのだろうか?




架橋部分の天井の下には、、壁祠、、中の文様は様々だが、、アダーラジと同じ文様





碑文なのだろうか、、









何処でもお馴染みのリス






左右の壁際の狭い部分を通れば、、水平移動は出来るのだが、、恐ろしい限りである。
往時は、、橋が架けられていたはずである。

当時の絵画で、、階段井戸が描かれているものを探しているのだが、、
未だに見つけられないでいる。


少ないが装飾彫刻はされている。










架橋部分に吹き抜けが、、





押し部分が同じ位置だ。  最奥部の小祠と手前に八角ホールの壁が見える。





最奥部の小祠と、  手前の八角ホール吹き抜けの内壁





吹き抜けの最低部は四角いプール、、現在は水は無し。

↑  現在地は、下から3層目  ↑



吹き抜けを見上げる。  4層5層目が見え、、そして空。



この吹き抜けのみに、、壁際に狭い螺旋階段があり、、上り下りが出来る。





螺旋階段を下りて、、下の層へ、、

アダーラジの階段井戸では、、井戸手前の八角ホールには進入できなかったが、、
ここダーダハリの階段井戸では、、最奥分の井戸まで侵入できるのだ。








最奥分の井戸から、、空を見上げる。
シンプルな文様が層になっている。
















更に、、最低部へ下りる。





八角ホールのプールから吹き抜けを見上げる。





奥に向かい、、、井戸野底から、、天空を見上げる。  水は無し。





井戸の底から、、入口方向を見返す。














階段下から一直線に入口方向を見返す。




↓  観光客は、、全くいなかったので、、、遊び三昧、、、  ↓














地元の人が珍しそうにやって来た。







9時半には、、探索終了、、、45分の滞在だ。





前のチャイ屋





朝一番の温かいチャイは美味い。

何処から来た? JAPAN  ここ座れ、、チャイの味はどうだ、、、と定番の会話の後、、


車も人通りも少なく、、、危険な要素の全く見当たらない下町を、、、
時間が たっぷりあるので  ゆっくりと街の中心部へ歩く。


お供え物らしいものを持っているので、、お参りに行くのだろう。





庭の一角にある祠、、


お祈りをしてから、、ナマステ〜  と ご挨拶








↑  暇そうに座っていたのに、、写真を撮ると、、
俄然、、積極的になり、、、背景を選んで、、ポース  ↓





鉄道駅方向



↑  牛の糞を乾かして燃料に、、、 ↓









ここにも祠、、氏神様、、



炭の置き場





トラックスケール屋さん、、、  私に乗っかって測れ〜と、、、事務所の中でデジタル表示





のんびり  のんびり





オートリキシャの運ちゃんの自宅がとても多いようだ、、、あちこちにオートリキシャ




運ちゃんの生活レベルを知っていると、、料金を吹っかけてくる背景が見えるかも、、





反対方向から、、、お参りの人達が、、、  前の二人は双子みたいだ。





またもや チャイ屋さん、、、好い顔だ〜





理髪店、、朝から順番待ち、、、




ほとんどが髭をあたっているのだが、、、刈った後の坊主頭、、、






鉄道を越える陸橋だ、、、ここ迄来ると、、車の往来は頻繁だ、、バスも通過する。

陸橋の上から、、下界の家屋、、

山羊に、、露店に、、バイクに自転車、、オートリキシャも多数、、
住民に占めるオートリキシャの運ちゃんの割合は多そうだ。











前方が、、アフメダバード駅である。



↓  下でクリケットをしていた子供達、、写真を撮る私を見つけて、、全員が上がって来たて、、、ポーズ、、ポーズ  ↓





お母さん、、お姉さん、、最初は、恥ずかしがって後ろを向いていたのだが、、
子供達が、、声を掛けると、、笑顔で振り向いてくれた。






陸橋を下りると、、賑やかな市街地である。
鉄道駅方向へ歩く。

ここでも チャイを飲む。

よく見ていると、、コップは溜めた水でゆすぐだけなので、、結構濁った水だ、、大丈夫か?
と 思ったが、、熱々のチャイを入れるので、、殺菌されていると、、言い聞かす。




子供達、、道路脇でクリケット、、、球は道路の真ん中へ、、、














街の中心地へ行こうと、、バス停で待つが、、全く停車してくれない。



道路の向こう側の路地裏に、、祠らしいものが見えたので、、

祠にお祈りをして、、、親しみを感じてもらってから、、カメラ、、

とたんに、、周囲の人が一斉に集まってくる、、、

↓   そして、、こんな結果に   ↓




路地を抜けて、、別の道へ、、、、

早速、、駅方向へ向かうボロボロのバスが来たので、、中心部へ向かうだろうと予想して乗車、、

所がである、、、、

鉄道駅手前で、、Uターンして、、アリャッリャッ、、
別の陸橋を超えて、、郊外へ向かう、、、、、、



GPSがあるので、、何処へ行っても良いのだが、、、
車掌がやって来て、、「 何処までだ? 」 と、、、
行き場所なんて答えられないので、、 「 NEXT ! 」 と
6 ルピー のチケットを選んで手渡される。

バスの停まった所、、何もなさそう、、、、、


ゆっくりと、、来た方向に歩く、、、適当な所で反対方向のバスに乗れば良いのだから。



業務用のパン屋があった。





中に入って、、「 ナマステー 」 写真を撮って良いかと、、仕草して、、





おおッ、、、全員がこちらを見て、、動作を止める。





反対側にバス停があったので、、道路を渡る。
ここは、、朝食エリアのようで、、数軒の屋台に人だかり、、



赤いバスが停まったので、、乗車、、




鉄道の陸橋を越えて、、再び鉄道駅へ、、
赤いバスは、ヤヤ高級で  8ルピー



鉄道駅の先に行きたかったが、、運転手が、、ここで降りろとの仕草、、、
仕方なく降りる。

オートリキシャで、、アフマド・シャー・モスクへ向かう。







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