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≪ ハーティースイン・ジャイナ寺院、ジャマー・マスジット、アフマド・シャー・モスク ≫

アフマダーバード市内の寺院
Hatheesingh Jain Temple
Jamma Masjid
Ahmad Sha's Mosque
Sidi Saiyad Mosque
スィディ・サイヤド・モスク


4度目のインド旅行 and 初めてのインド一人歩き (8)

2013-03-04 〜 2013-03-23

  


アフマダーバード北のアダーラジ村の階段井戸探訪の後、
バスでバス・ターミナルに戻っても、そこからはオートリキシャ利用になる。
アダーラジから直接オートリキシャに乗っても、費用はあまり変わらないと思い、
アダーラジのバス停から、オートリキシャで、ジャマー・マスジットに向かう。


バスと違い新市街を通らずに、RTOで左折し、サブハッシュ橋Subhash Bridge でサーバルマーティ川を渡り、南下。

所要時間が往路の半分の30分程で、、左に 新しいヒンドゥー寺院が見えた。




↓  そして直ぐに、チットールガルの勝利の塔に似たスタンバ(塔)が見えた。  ↓
これは、ジャイナ教のハーティスィン寺院の塔なので、、「 ここで OK 」  と下車。









(ア)= ハーティースイン寺院 (ジャイナ教)
(イ)= ダーダ・ハリー階段井戸
(ウ)= 適当に乗ったバスでの下車地点
(エ)= 長距離バスターミナル




ハーティスィン寺院の塔は、、修復中




ハーティスィン寺院は、1848年に商人 Sheth Hathisingh が寄進したジャイナ教寺院




前の広場は、広いが人は全く見当たらない。



ジャイナ教寺院の繊細・華麗な彫刻は、、この寺院でも堪能できる。


外からの撮影は自由だが、、無料で入れる寺院内は撮影禁止。

最高に素晴らしいラーナクプルのアーディナータ寺院が、
有料だが、内部の撮影が許可されているのが、
奇跡的な幸せである事を確信させられる。









ヒンドゥーの神々の彫像やアプサラが居ないだけで、、わくわくとする素晴らしい彫刻は、ジャイナ教もヒンドゥー教も満ち溢れている。












寺院内部も参拝したが、、画像は無い、、、今となっては、、詳細は思い出せないでいる。


ハーティスィン寺院を出て、幹線道路で、、オートリキシャを停め、ジャマー・マスジットへ指定したが、、
ジャマー・マスジットを理解してくれない。

ガイドブックのアルファベット表記+写真 を見せるのだが、、ダメ、、
近くの親父にも相談していたが、、判らない。
街中には、モスクがあり過ぎるのが原因か、、、

悩んだあげくに、オートリキシャは動き出したが、、



オートリキシャが停まったのが、、スィディ・サイヤド・モスクの前。

手持ちのGPSに場所が登録してあるので、、
指差して、、ジャマー・マスジット方向へ、、行って貰う。







(A)= アフマド・シャー・モスク
(B)= スィディ・サイヤド・モスク
(C)= ジャマー・マスジット
(D)= ラーニー・スイプリ・モスク
(E)= スィディ・バシール・モスク
(a)= チキン通り
(b)= ハヴェリー(豪華な木造の町屋)




MG通りまでくれば、、、運ちゃんは理解、、、ジャマー・マスジットの入口で停車してくれる。
入口は、南北と東の3箇所にあり、いずれも小さい。

ジャマー・マスジットには、2度訪れている。  2度目は、果物市場のある南口から入る。




ジャマー・マスジット (金曜モスク)  1424年の建設

集団礼拝の為のモスクなので、、中庭はとても広い。




3連アーチの真ん中には、ミナレットがあったのだが、、今は無くなっている

ミナレットの土台部分は、、彫刻が彫られている。
ジャイナ教やヒンドゥー教の彫刻を見慣れているので
この程度では、、繊細な彫刻とは表現できない。




礼拝堂内部は、、260本の列柱が並んでいる。 (アラブ式列柱ホール)


柱の彫刻は、、とてもシンプル



意外にも、、、昼寝をする人の多い事!!





石の格子スクリーン










中庭を囲む回廊には、、イスラミック・カリグラフィー
















中庭の東口から外に出ると、、アフマド・シャーの廟 がある。


わずかなスペースがあれば、、子供達はクリケットで遊ぶ。





シャッターチャンスを狙っていると、、私に打ってみろと迫ってくる。







アフマド・シャーの廟 (だと思う) の中はとても暗くて、、陰気くさい。





アフマド・シャー廟の前は狭い住宅街なのに、、お墓が並んでいる。  不思議な感じがする。







アフマド・シャー・モスクへは、 ダーダハリーの階段井戸の後、鉄道駅前のバス・スタンドからオートリキシャを利用した。

ここでも又、、オートリキシャの運ちゃんが、アフマド・シャー・モスクを理解してくれないのだ。
ガイドブックを見せ、地図で指し示すのだが、、ダメ、、

仕方なく、、アフマド・シャー・モスクの先にある Ellis Bridge、Vivtoria Park を言うと理解して出発。
そこから歩いて引き返せば良い、、のだから。


オートリキシャは、、Tilak RD. を西に走る。




そして、、ラッキーな事に、、
↓  オートリキシャは、アフマド・シャー・モスクの前を通る。  ↓
すかさず、、ここで降りる  と 合図する。





アフマド・シャー・モスク は広場ではなく、、プールのみ
人がいないので判らないが、、清めのプール??



スルタン アフマド・シャーが 1411年に開発したのが、アフマダーバードの街であり、
1414年に最初に建立したのが、、このモスクである。

最初のモスクは、ヒンドゥー教寺院やジャイナ教寺院を破壊して石材を利用する例に漏れず、
アフマド・シャー・モスクは、、ヒンドゥー教寺院、ジャイナ教寺院の石材を使用している。



このモスクも、、ミナレットは地震で崩壊して、塔の部分は無い。



イスラムらしい 石の透かし彫り が美しいのだが、、面積が少なすぎる。








礼拝堂の中は、、アラブ式列柱ホールだ。













石柱は、、ヒンドゥー教寺院、ジャイナ教寺院のものを転用しているので丁寧に彫られている。
柱の上部は、、偶像部分が削られた跡見て取れる。














アフマド・シャー・モスクの後は、、歩いてスィディ・サイヤド・モスクに向かう。


この界隈は、、賑やかな商業地区で、、道路には露店・屋台がひしめき合っている。
靴屋、鞄屋、、












スィディ・サイヤド・モスク前の交差点




スィディ・サイヤド・モスク は、、、1573年の建立で、、礼拝堂とプールのみが残っている。





礼拝堂の奥に  透かし彫りの窓




アーチの列柱はシンプルだ。










透かし彫り  だけが見所か、、、














プール横の木陰では、、お母さん達とおばあさんが子供を寝かしている。




私にも、、孫が二人いる、、、娘の子で、、、息子は未だ独身、、と会話があったのだが、、
どれだけ理解しあったかは不明だ〜




母子、、子育て、、、
これらの光景は世界中同じ、、、、、平和な環境では、、と限定しなければならないのだが、、
幸い 私の周辺も、、行く所も、、、子供達は、、愛情豊かに育てられているように思える。






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