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≪ サース・バフー寺院:ナーグダー ≫SAS BAHU Temples, Nagda嫁姑寺院 ヒンドゥー教 10世紀 Sas = 義母 Bahu = 義娘 ウダイプルから北24km 4度目のインド旅行 and 初めてのインド一人歩き (13) 2013-03-04 〜 2013-03-23 |
サース バフー寺院 の繊細な彫刻
↓ GPS軌跡 ↓ タクシーは想定していたコースとは、全く違う道を通ったが、 サース バフー寺院を少し通り過ごした以外は、迷う事無く走行した。
ナーグダーの サース バフー寺院だけを予定していたのだが、、 運ちゃんが、、エクリンジの寺院をも案内してくれた。 E = EKLINGJI ○ = SAS & BAHU TEMPLE ウダイプルから北に、アジメールへ向かう幹線道路 8号線を、、標高差200m を登っていく。 標高 782n の峠 ↓ エクリンジの街道風景 ヒンドゥー寺院 ↓ SHRI EKLINGJI PRABHU 8世紀頃? 7:45 時間外なのか、、信者以外はダメなのか、、、ガードマンに制止されて中には入れなかった。 門から 写真だけを撮らしてもらった。 古い歴史的な石造りと、、以後の建物とが混在している現役の寺院である。 古い部分は、、歴史あるヒンドゥー寺院に期待される緻密は彫刻群が現存している。 |
エクリンジから少し戻り、小さな湖 ( バーゲラー湖?
) を迂回する、、湖の奥に サース バフー寺院
が見える。
湖を背にして、、朝陽の当たる サース バフー寺院 (左が サース義母・姑寺院、 トラナの建つ右が バフー義娘・嫁寺院 ) 10世紀のヒンドゥー寺院 サース バフー寺院 (姑嫁寺院) という名称は各地にあるので、、固有名詞ではなくて、、寺院のスタイルの一つなのであろう。 左のサース寺院は、マンダパ+聖堂で、周辺に10基程の小祠堂跡が取り囲み、聖堂塔部(シカラ)は崩壊して存在しない。 右のバフー寺院は、マンダパ+聖堂で、聖堂塔部は現存している。 両寺院の前にはシカラの現存する中祠堂がある。 トラナ と 湖 崩壊した祠に、、黒いリンガだけが建っている。 ↓ 3連トラナの建つ バフー義娘・嫁寺院 ↓ ↑ 寺院本体の装飾の華麗さに反し、、柱のシンプルさに違和感を感じる。 ↑ 建てられた時期が違うのだろうか??? バフー義娘・嫁寺院 から 探索する。 ↓ 左に見えるのは中祠堂 マンダパ(前室)の奥に聖堂が見える。 ↓ マンダパ(前室)の天井 ↓ 聖堂内部の本尊は無い。 マンダパ(前室)から外の湖方向を見る。 ↑ 内部の彫刻は、、柱、壁ともに無い。 ↑ バフー寺院のマンダパ(前室)は、3方向に開放されている。 サース寺院は、前方一方向のみ開放。 シカラは現存しているが、、完璧とは言い難い。 聖堂の外部壁面には彫刻は無く、平坦な柱状のみだ。 シカラの前面部の装飾の剥落は著しい。 レンガ積みの構造が良く判る。 マンダパ外部の壁面は、全面が彫刻で飾られている。 ヒンドゥー寺院特有の合体ポーズも、、顔の多くが削り取られている。 上段、中段、下段、、、レイアウトは統一されている。 神像はやや大きい。 この面は、、顔だけでなく、、全身が削り取られて痛々しい。 バフー寺院寺院の裏の小祠堂のシカラ部分は崩壊して存在しない。 背面、、、カジュラーホでは、、全てに彫像が彫られていたのを思い出す。 背後を、、サース寺院方向を撮る。 サース寺院周囲の小祠堂は土台しか残っていない。 小祠堂には、本尊は見当たらない。 どの小祠堂も、装飾の形式は同じようだ。 サース バフー寺院の間から、、湖方面を見る。 シカラを持つ中祠堂が中央に、、 立派なシカラを持つ中祠堂、、、、向きから考えると、サース寺院に帰属するのだろう、、、 |
サース寺院 の正面、、、、、明らかに装飾の華麗さは、こちらの方が素晴らしい。 大笑いしたくなる程の、、素晴らしさだ。 ↑ 素晴らしさに圧倒されるのだが、、、神聖に謳歌される性技を見逃さない。 永年の風雨に良くぞここまで完璧に残存しているものだ。
聖堂 + 前室 + 小前前室 と分ければ、、小前前室の天井の華麗さは、、至福の一時である。 聖堂 + 前室 前室部分には、開放部分が無いので暗い。 インド彫刻、、万々歳である。 前室の天井、、、、、朝陽の当たる健康的な小前前室の天井とはイメージが異なってしまう。 面割は相当違っている。 格子の窓だが、、明るいとは言えない。 彫刻の詳細を、、一つ一つ記憶・認識しようとする意欲は、、微塵も起らない存在感である。 唖然として外に出る。 外部の装飾は、、バフー寺院と類似している。 朝陽の当たる心地良さ、、、 格子状の明り採りも、、小さ過ぎるのが良く判る。 他人の行為を目にしながら、、両手で顔を覆う、、カジュラーホで同じ情景がある。 定番の場面なのだろう。 聖堂部分の外壁は、、シンプルだ。
旅行前の情報は、、極めて少なかったので、、 数点の全体像の写真しか知らなかった。 その分、、あまりの素晴らしさに、、満足度はこの上ない。
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大満足の後、、クンバルガル砦に向かう。 北へ向かうかと思いきや、、タンクシーは、西への田舎道を透る。 バスは、、TOURIST と表示されてはいるが、、ボロボロバスだ、、観光客を乗せているのだろうか? 途中に、、何箇所か集落を通過した。 黄色いバスはスクールバスである。 トラックで仕事場に行く女性達 特徴ある山、、幹線76号線からも見えていた。 幹線76号線に出て、、Iswal で、運ちゃんが朝食を、、、私は、、ジンジャーティーを、、 幹線76号線を横切り、、北へ田舎道を走り、、クンバルガルへ向かう。 |
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