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≪ ボロブドゥール再訪、最上段ストゥーパ群のテラスへ、ムンドゥッ寺院 ≫

前回訪問時は、最上段へは登壇禁止であった。



2度目のジャワ島 2012-11-26 〜 2012-12-04  (10)







北西の方向、、、
メラピ山は東方向だが、、今日は曇天なので見えない。



2011/06 訪問時は、このテラスへは、登壇禁止であった。  (前年のムラピ山噴火の為、、)






ジャラン.マリオボロの宿泊ホテル IBSから

トランス・ジョグジャ 3A に乗り、Terminal Wisata Kraton で

2B に乗り換えて、、北のジョンボル・バスターミナルまで。

料金は、3000ルピー。  停留所から出なければ、乗換えは自由である。

マリオボロで乗車する時に車掌に、、「 ボロブドゥール 」 と言えば、、

乗り換え駅に近づけば、、「 次だ 」 と教えてくれる。


帰路は、ジョンボル・バスターミナルから 2A に乗れば、マリオボロに戻れる。








ジョンボル・バスターミナルで降りれば、、遠くから手招きされる。

ボロブドゥール行きは程なく出発した。

事前の情報では、、正規料金は、 7,500ルピーなのだが、、
外国人には吹っかけてくる、、との事。

乗車して車掌が集金に来たので、
10,000ルピーを渡すと、すんなりと OK だった。

所がである、、、帰路は、、20,000ルピーだと ヒツコク迫ってくる。
たまたま小銭が無かったので、、小銭全部の8,000ルピーを渡し
「 もう無い、、もう無い、、」 とがんばり、、諦めさせた。


バスは乗客を乗せたり降ろしたりを繰り返し、、特徴のあるゲイトの Muntilan (Pucurejo) バスターミナルに到着
ここで 暫く停車してから、、ボロブドゥールへ出発。  もう近い。

Pucurejo バスターミナル周辺は、、とても賑やかなマーケットである。   小鳥の専門店街でもある。



Pucurejo バスターミナルを出て、直ぐに幹線を左折し
田園風景の中を走り、、ボロブドゥール・バスターミナルに着く。

下車すると、、オート・ベチャが寄って来る。




ボロブドゥール遺跡公園までは、、500m程もあるのだが、、
見学の為に歩く事にしたのだが、、
通りは、、全くの現地人用商店しかなく、、
観光客にとっては、、見る価値無しだった。
↓ 帰路は、、ベチャに乗るぞ、、と決心するほどに、、暑い! のだ。 ↓





ボロブドゥール遺跡公園は、広すぎて、、何処から入ればチケット売り場に近いのか、さっぱり判らない。
相当に大回りして、、やっと外国人用のチケット売り場にたどり着く。



外国人用入場料は、 20 US$ である。











ボロブドゥール遺跡へは、、東から登る。










今回は2度目の訪問なので、、前回じっくりと見学したレリーフよりも、、
最上壇の スツーパ群のある円壇を重点的に楽しむ事にしている。




↓ 各回廊の詳細報告は、前回の訪問記に譲る。 ↓

2011/06 ボロブドゥール訪問記へ



最初から、一直線に最上壇に登る。

最上壇の円壇が開放されているという情報は無かったので、、
不安ではあったが、、、運良く、、何の制限も無く 開放されていたのである。



ストゥーパ群に囲まれて十二分に周囲の絶景を堪能した。
快晴ではなく、、曇天ではあったが、、周囲の山々は、趣のある姿を見せていた。



画像クリックで大画像へ








ストゥーパ群は、、3層に別れて、、72基も林立している。
















ストゥーパの中には、、それぞれに仏陀?仏像が鎮座しているが、、
ストゥーパの覆いが取り除けれたものも多い。



  ストゥーパの覆いの中の仏像、、


全てが完全な形ではなかった。





最上壇は、、四角い窓
2,3層目は、、菱形の窓。







小雨がポツ、、ポツ、、




本降りになってきたので、、傘をさして周ろうとしたが、、、修理中の回廊には屋根が付けられていたので、、ここで一休み。





修理中の過程が良く判る貴重な体験だ。


雨樋、、、



コールタール?で防水処理






石積みの様子が、、、とても複雑である。


石は一つ一つが、とても奥行がある。  楔用の穴、、、石の番号、、、










石組みの複雑さを見てから、、改めてレリーフを眺めて見ると、、、
気が遠くなる、、どころではない、、、この膨大なエネルギー、、









一段一段が、、縦の線が安定的にジグザクである。

地震国のジャワで、数百年も耐え抜いてきたノウハウ。



真鍮製の楔が打ち込まれていた。  この石を引き抜いけば、、周囲が動かせる。



ここで雨宿りをしていたのは、観光客だけではなく、、、
若い監視員達も一緒に、、雨を避けていた。

監視員  「何処から来たの?」
     私  「日本、、神戸の近く、、」
監視員  「肉が美味い、、松阪牛、、神戸牛、、、高価なの? 」
     私  「 1食、、50$〜100$」
監視員  「 タケ〜! 」
監視員  「 ozawa mari 知ってるか? 」
     私 「 知らない〜 」
監視員  「 インドネシアで一番有名な日本の女優だぞう〜 」
     私 「 知らない〜」
   、、、
   、、、



数十分程で、、雨が止んだ。

再び、、頂上の円壇へ、、、


















          



雨に濡れた回廊は、、落ち着いた雰囲気。









回廊外壁の内側 ( 欄盾 ) のレリーフは、 2段の石積み、、、内側の基壇側 ( 主壁 ) のレリーフは、5段の石積み











精巧な彫りなのだが、、物語の為のレリーフなので、、登場人物が多すぎて、、彫刻としての魅力は薄くなる。











十二分に堪能して、、出口へ









振り返り、、見上げると、、、このエネルギーに、、、
精巧な技術を維持し続ける石工工房の人達、、
強靭な企画設計の信念、、、














この外壁のレリーフは、、、天女達なのだろうか、、、彫刻としての存在感が冠いられる。







お別れである。











ボロブドゥール遺跡公園の土産物屋外は巨大であるが、、、ありふれたものばかり。




私好みの、、鋳物、、石像も少しはあったが、、







横長のレリーフは、、、石彫りとは言っていたが、、練り物の型物のようである。

20、000ルピーと値切ったが、、折り合わなかった。
マリオボロの土産物屋で、、37,000ルピーで売っていたのを見つけた。
いずれも、、精巧さに劣る。


前回の訪問で、ムンドゥッ寺院の土産物屋に、鋳物の置物が多数置かれていたので
今回も、、寄って見ようとの予定である。

ボロブドゥール遺跡公園の出口で、、オート・ベチャと交渉。
バス・ターミナルまで、、10,000ルピー
ムンドゥッ寺院 + バス・ターミナルまで、、30,000ルピー で交渉成立。







ムンドゥッ寺院は、補修中である。



2011/06 のムンドゥッ寺院訪問記へ


今回は入場せずに、、土産物屋のみ、、、





ここの土産物屋街は、、何で鋳物ばかり置いているのだろうか、、近くに工場があるの?






適当に、、天女のペアを、、30000ルピーで購入

( 最初の言い値は、、1体 1ミリオンだった )






予定は全て完了で、、バスターミナルへ、、、
途中で、、前方からバスが見えたので、、
オート・ベチャの運ちゃん、、止めて 「ジョグジャ、ジョグジャ!」
バスの方も、、当たり前のように、、停車して 手招きする。

ジョグジャカルタに近づくと、、再び降雨、、、
マリオボロ・モールで、ウロウロとしてホテルへ、、、
明日は帰国である。




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